スカイステージで７月に視聴した演目 雪組星逢一夜新人公演
月城かなとさんのラストデイに合わせて放送された星逢一夜の新人公演。本公演は何度か視聴させていただいていましたが、今回初めて新人公演を視聴しました。主演の月城かなとさんは早霧せいなさんが演じておられた紀之介・晴興役、彩みちるさん（泉）をはじめ、有紗瞳さん、永久輝せあさんもまだ雪組にいらっしゃった時代の新人公演です。（今思うとすごく豪華なメンバーですね）
本役のみなさんもほとんどが子役からご自分で演じられていたので、月城さんも少年→青年→青天の老中と姿を変えながら、無邪気に農民たちと星を眺める少年時代から心ならずも吉宗に抜擢され、身分を越えられない苦悩に苛まれる為政者のひとりとなっていく様を見事に演じておられました。（銀二貫の時の丁稚姿ほどはインパクトのない自然な少年時代でした。（笑））
本役泉役の咲妃みゆさんが憑依型の娘役さんで、新人公演主演がおそらく初めてだった（？）であろう彩さんのプレッシャーは如何ばかりかと思ってましたが、晴興と源太（永久輝せあさん）との間で揺れ動く心情よく表現されていたと思います。最後の晴興との場面は感動しました。
源太（本役は望海風斗さん）の永久輝さん、土臭い農民の役、さすがの安定感でした。最近は結構汚れ役が多いような気がしますが、私的には彼女は生来ノーブルさを持ち合わせていると思っています。いろいろな役に挑戦して立派なトップスターになってほしいと思います。
有紗瞳さんの貴姫、吉宗の令嬢にして晴興の正室の役を凛として演じておられました。
この頃の雪組新人公演の主要メンバーは多くの方が他組に組替えになっているのですね。