ハドソン&レックス~セントジョンズ警察シェパード犬刑事シーズン3 第11話「20年後の惨劇」/ BLOOD ON THE TRACKS シーズン 3, エピソード 11

 

Hudson and Rex Canada City TV Season 3 Episode 11

Blood on the Tracks

キャスト Cast

St. Johns Police Department

Diesel vom Burgimwald as Rex

John Reardon as Charlie Hudson
Mayko Nguyen as Sarah Truong

Justin Kelly as Jesse Mills

Kevin Hanchard as Joseph Donovan

 


セントジョンズ署(St. Johns Police)
チャーリー・ハドソン 主人公。レックスのバディー。IT苦手。超常現象は信じない。
レックス とにかく賢いジャーマンシェパード。追跡、捕獲、癒しまで行うスーパードッグ。
サラ 鑑識と監察医もこなすできる人!このシリーズのヒロインポジ。
ジェシー パソコンを駆使、場所の特定、人物照会、ビデオカメラ解析など行う。(ITスペシャリスト)
ジョー ハドソンのチームの責任者。



ゲスト(Guest)

ドゥエイン・ラフォード 20年前3人を銃殺したあと、自害したとされる先住民。

テランス・オズワルド オズワルド開発会社CEO。手段を選ばないやり口に反発するものも多い。20年前の事件の目撃者。今回の被害者。

アンドリュー テランスの息子。父親に反発している。

ミア オズワルド開発副社長。オズワルドに反発している。

キーラ ドゥエインの娘。父親の無実を信じている。

アーロ 20年前のラフォード事件を担当した退職刑事。

 

 

 

きょうのレックス君のスゴ技!

①高周波を聞き分ける。録音のつぎはぎをチャーリーに知らせる。

  

音がおかしいワン!

 

②ガラス破りでチャーリーの窮地を救う

ウィーン版でお馴染みガラス破り・・BJおじいちゃんRhettおじいちゃん(14・13代前だけど)遂にやったよ!

 

③ガラスを破ってレックスアタ~ック!

 

チャー坊お待たせ!

 

 


以下ネタばれ含みます。(本日の英語はプロットの中に含めます。)

 

20年前に起きた惨劇現場のツアー(悪趣味)被害者たちは赤のペンキで背中に×印が付けられていたとガイドが説明。犯人は先住民族のラフォードでその場で自害していた。そこに×印が背中についた遺体が転がっていた。演出ではなく本物だった。

 

先住民のラフォード3人を殺害した犯人とされていた。

 
被害者はオズワルド開発の社長のテランス。テランスは20年前の惨劇の目撃者だった。廃止された鉄道の土地にはかつての先住民ミックマック族の土地が入っていたので土地の返還を求める運動をしていたのがドゥエイン、大手開発会社のエヴァーマックス社はその土地を高値で購入し開発した。
 
ドゥエインがエヴァーマックスの三人の重役を銃殺後自殺したと目撃証言があった。エヴァーマックスの鉄道の土地の事業を受け継いだのは当時の社員テランス・オズワルドで、現在は自分の会社を立ち上げ、その事業を拡大していった。
 
Joe:  Jesse, look into Duane Laford and tell me if he has any living relatives or friends.
(ジェシードゥエイン・ラフォードと彼の家族や友人について報告してくれ。)
Jesse:  Okay.
(わかりました。)
Sarah:  Can you also pull up the old case files?  I want to compare the original forensics to Terrance's murder.
(古いファイルを調査することもできるかしら。テランスの殺人事件についての鑑識ファイルと比較してみたいの。)
Jesse:  Got it.
(了解)
Charlie:  Can you also see if there's any disputes with Oswald Development?
(オズワルド開発についてもなにか紛争のようなものがないかも調べてくれるか。)
Jesse:  Those are three very different requests, just so you know, but I'm on it.
(全く違ったリクエストがいきなり3つ…。だけどやってみるよ。)
  
「一言多いぞ」的に睨みつけるジョー。「やります」とジェシー。
さあてオイラも出動!
息子のアンドリューを訪ねる。一時期父親の会社で働いていたが、辞めてからは疎遠になっていた
チャーリーが電話中レックスを撫で撫でしているが
 
テランスはセダーデイル地域の開発について係争中の案件を抱えていた。相手はドゥエインの娘のキーラだった。
キーラはコミュニティセンターで働いている。
キーラを訪ねると刑事と聞いた途端顔を曇らせる。レックスがドゥエインの絵の赤い塗料に反応。今は売られていない水銀量が多い塗料ということがわかった。
 
副社長のミアを訪ねると車に反対運動のプラカードを積んでいた。プラカードの×印の塗料とテランス殺害後に背中に描かれていた×印の塗料が一致した。

ミアはテランスとの確執を抱え、テランス追放を画策していた。看板はテランスに言われて抗議運動のものを回収したものだと供述。看板はキーラが主導して抗議活動をしている場所にあったものだった。

 

キーラを再聴取。赤い塗料のことについても知らない。父親は殺人犯ではないと逆に抗議する。塗料による器物破損はしたけど殺人はしていないと強く主張した。

 

ジョーは当時の担当刑事で退職したアーロを呼んで話を聴く。当時のメモはないと言う。

とんでもオヤジの元刑事アーロ

 

サラがテランスの胃の内容物から最後に行ったレストランがわかる。

(コービービーフって聞こえたけどおそらく神戸牛のレストラン?)店の電話で大声で怒りながら話していたのがCCTVに残っていた。相手はミアで、彼女を追放する計画を練っていたことがわかる。

 

ミアの職場を訪れると、ミアは殺害されていた。背中にはテランスと同様赤い×印。テランス、ミア、次の標的

 

一方20年前の犯行のファイルには、多くの資料が欠けていることがわかった。犯行を目撃したとされるのはテランス・オズワルドだった。アーロは杜撰で、解決後に目撃証言や鑑識資料を抜いていたと思われる。

 

サラはドゥエインが自殺した場合にはありえない所見を発見、ドゥエインは4人目の被害者ということがわかった。アーロとテランスの会話の録音が出てきて、アーロはテランスの証言を自分のシナリオ通りになるように誘導していたことがわかる。その時アーロが銃撃された連絡が入る。背中には×印がついていた。

 

病院でアーロを見舞うジョー。先住民差別を繰り返し開き直るだけだった。

もう一度曝す。とんでもオヤジアーロ!

 

レックスに取り付けられた盗聴マイクに気付くチャーリー。気づかぬふりをしてジェシーと一芝居をうちながら受信機の場所を特定する。

Charlie:  I need to check in with Sarah.  You want to watch Rex for me?  Huh?
【声が出せないので筆談でーうまくごまかせとジェシーに指示】(サラと話してくるからレックスを見といてくれるかな。)急ぎアンドリューの家へ向かうチャーリーとレックス。

ジェシーのひとり芝居。
Jesse:  Yeah!
【おろおろしながら】(わかった)
Jesse:  Rex, you just sit on your perch.  I'll bring you some water!
(レックス座ってて。水を持ってきてあげるよ。)
【レックスの息遣いをまねる】 Yeah?
【レックスが水をちびちび飲んでいるような擬音を出して】(どうだ)
Jesse: How's the water? 
(水は美味しいかい)
【レックスがくうーんと言ってるのを真似して】
Jesse:  Yeah, it's okay.  It's okay, bud. I'll get you more.
いいよいいよ。もっと持ってきてあげる

 

わざとらしくレックスのふりをするジェシー。無言のほうがましでは?

 

キーラが一連の犯人と思い込んでいたチャーリー。キーラが縛られさるぐつわをされているのを見て驚く。しかしレックスはわかってたよ。アンドリューを襲うが外に出されてしまう。意外と早くチャーリーが到着したのでキーラが自分を助けにきたチャーリーを殺害して自殺したというシナリオに変更する。

テランスが重役たちを殺害してその罪をドゥエインに着せ自殺に見せかけ殺害したというのが真相だった。父親が殺害犯ということは父から聞かされていたが、後継者や相続から外そうとしていたので父を殺害。キーラのところからペンキを盗みだし罪をすべて着せようとしていた。ミアは会社の後継者、アーロは偽証を明かす可能性があるから銃撃したと話した。捜査状況はレックスにつけたマイクでアンドリューに筒抜けだった。すべてを喋らせた後真打登場!

 

オイラをなめんなよ!じいちゃんたちのレジェンド技をくらえ~!

はい、確保~。

でも盗聴器にきづかなかったのはオイラの不覚。ごめんよ。

 

キーラは助けてくれたことには感謝したが、まだチャーリーのことを許していなかった。(さんざん犯人あつかいしたもんね)

キーラはお父さんの汚名を雪ぐことができ、土地を守っていく立場になった。チャーリー、レックスとジョーは贖罪の意味も込めキーラの活動に定期的に参加すると表明する。キーラの表情もようやく和らぎ、受け入れる。

 

感想

アメリカ大陸は色々な人種がいてそれぞれのコミュニティーを築いてはいるもののまだまだ差別はなくならないのですね。