ハドソン&レックス~セントジョンズ警察シェパード犬刑事シーズン3 第9話「土の下」/ Grave Matters シーズン 3, エピソード 9

 

Hudson and Rex Canada City TV Season 3 Episode 9

Grave Matters

 

キャスト Cast

St. Johns Police Department

Diesel vom Burgimwald as Rex


John Reardon as Charlie Hudson


Mayko Nguyen as Sarah Truong

Justin Kelly as Jesse Mills


Kevin Hanchard as Joseph Donovan


セントジョンズ署(St. Johns Police)
チャーリー・ハドソン 主人公。レックスのバディー。IT苦手。超常現象は信じない。
レックス とにかく賢いジャーマンシェパード。追跡、捕獲、癒しまで行うスーパードッグ。
サラ 鑑識と監察医もこなすできる人!このシリーズのヒロインポジ。
ジェシー パソコンを駆使、場所の特定、人物照会、ビデオカメラ解析など行う。(ITスペシャリスト)
ジョー ハドソンのチームの責任者。

ゲスト(Guest)

フロスト 連続殺人犯。(被害者はいずれも生きたまま棺桶に入れられて埋められた)チャーリーが逮捕に関わったがフロストは監獄で自殺した。

リサ 5年前フロストに息子を殺害された。

パット 5年前のフロストの事件をよく知りその公判にも出ていた。釣具屋のオヤジ。

リチャード リサの夫。

 

きょうのレックス君(他)のスゴ技!

①チャーリーの暗闇からの叫びに反応、拉致犯から脱走。

途中車の音に気付くと道路から繁みに隠れる。


②チャーリーと自分の拉致現場で証拠品(麻酔銃)を拾い、サラのラボに持ち帰る。  

③ラボに入らずサラについてくるように促すレックス。拉致現場を案内。


以下ネタばれ含みます。(本日の英語はプロットの中に含めます。)

 

車を修理に出したチャーリーは、ジェシーにもサラにも送ってもらえず、レックスと歩いて帰宅していた。途中何者かによって二人は麻酔銃を撃たれ、失神する。

Rex, get…help.と言うものの…

あたっちった。面目ない。

レックスにも命中。

 

誘拐犯はなんでチャーリーとレックスがここを通ることがわかったんだろう????車の故障という不測の事態なのに。

 

目が覚めるとチャーリーは真っ暗な中、狭い空間に押し込められていることに気づいた。

出た!生き埋めエピソード!ローマ編でもありましたね。マルコがやたらとカルロに当たりちらしていたような。

 

重犯課にチャーリーが棺桶に生き埋めにされる様子が送信され、全員必死で捜査を始める。5年前チャーリーが逮捕した連続殺人犯のフロストと手口が似ていた。フロストはアメリカやカナダにまたがり、7名を生き埋めにして殺害していた。逮捕後自殺をしたのが5年前。その仲間か模倣犯ではと必死に手がかりを探す。

諸悪の根源サイコ野郎!

 

チャーリーの棺桶は空気穴が開いていて、呼吸ができる状態になっていた。そこから大きな声でレックスに助けを求めるチャーリー。レックスは気づくが、何者かにひもでつながれていた。必死に紐をかみ切るレックス。

チャー坊の声が・・・。

シェパードをなめんなよ!こんな紐かみ切ったる~!

 

重犯課に犯人から電話。身代金50万ドルを用意するようにと指示。セントジョンズ市警は誘拐犯とは交渉しないので、お金は用意されることはない。

 

身代金の受け渡しの指示があった。チャーリーのライブ映像を犯人が送ったことから、ジェシーがチャーリーの映像をキャッチ。だが声を聞くことはできない。

一生懸命周囲の状況を知らせようとするが、なかなか伝わらないチャーリー。

 

唇を読める人って結構いるのでは?手話よりも読唇術という人多いようなので。

 

署の方針に反しチャーリーの身代金のために金策をするサラ。それを見とがめるジェシー。

Jesse:  What are you doing?
(何してるんだい?)
Sarah:  Did you follow me?
(つけてきたの?)
Jesse:  Does Donovan know you're trying to get the money?  
(ジョーは君が金策に走っていること知ってるのかい?)
Sarah:  It's just in case we need it.
(もしかしたら必要になるかもと思って)
Jesse:  Sarah, we're supposed to be a unified front! 
(サラ、ぼくたちは一丸となって事に当たらなくてはいけないだろう。)
Sarah:  Yeah and I'm giving them options.
(そうね。犯人に選択肢を与えてるのよ。)
Jesse:  Okay well, paying Frost's ransom didn't give them options.  It ended them.
(だけどフロストの身代金は無駄だった。身代金を渡しても殺害していた。)
Sarah:  Jesse!  This isn't Frost!
(ジェシー! フロストではないもの)
Jesse:  Look I know what you're trying to do.  Okay?  You're blaming yourself and you shouldn't.
(待って。君がやろうとしていることは理解できるよ。いいかい。君は自分を責めているんだ。自分を責めちゃいけないよ。)
Sarah:  What are we going to do Jesse?
(ジェシー、じゃあ私たちはどうすればいいの?)
Jesse:  I don't know.  I don't know.  
(わからない。わからないよ。)
Sarah:  We need some kind of miracle!
(奇跡でも起こらないと〈泣き出すサラ〉)
Jesse:  Yeah.  I think we just got one!
(そうだね。 奇跡が起こったかも)

 

レックス生還!まさに奇跡!

 

逃げ出したレックスは証拠品の一つである麻酔銃の破片を拾って重犯課に戻ってきた。レックスを調査するサラ。麻酔銃は動物用の鎮静剤。レックスはラボに入るように促すサラの白衣を引っ張りジョーと共に誘拐現場に連れていく。現場に残っていたタイヤ痕を調査。車はピックアップトラックと判明する。

  

レックス君拉致現場に立ち寄り証拠の麻酔銃を拾って署に帰る。

 

レックスの肉球から森にいたことがわかる。レックスも麻酔銃を撃たれているのでチャーリーの居場所はわからない。

 

ってレックスに案内してもらえば自分が拉致されていた小屋わかるよね!重犯課に帰って来たんだから。(という突っ込み)

 

5年前の息子の殺害時に共犯者がいると証言していたリサを重犯課に呼ぶ。事件の最中話しかけてきた男が細かいことを言っていたので共犯かと思った。実際公判中にも姿を見かけ、ピーターかパットという名で、赤いピックアップトラックに乗っていたと証言した。

5年前の被害者の母親リサ。

 

赤いピックアップトラックに乗るパット、麻酔銃が手に入る森林管理局にトラックが3日前に立ち寄った形跡があることからパットが最重要参考人として浮かび上がる。

 

パット宅に行くと棺桶の中のチャーリーの写真とRIP(お墓に刻むRest In Peace安らかにお眠りください)の文字。

 

身代金の話が出たときサラは時間がかかるが用意していると話す。サラもジョーもチャーリーのためにお金をかき集めていた。しかし遅延の代償として空気が少なくなる。

 

パットのトラックを発見、レックスが臭いをたどったところを掘り出すと、棺桶がありパットが埋められていた。パットに罪を着せようとした何者かの仕業だった。

フロストの釣り仲間で変な好奇心で裁判を傍聴したがために、リサたちに恨まれ、嵌められ、危うく死にかけた釣具屋のオヤジ。

何だこいつか…的にがっかりしたジョー達重犯課の面々。

 

チャー坊待ってて。

 

レックスはその場を去り、チャーリーの臭いをたどり単独で探し始める。

なんでそこでレックスについていかないの?と思った。

 

一方ジェシーが誘拐犯の変声器が使われた声を解析したところ元の声は女性ということがわかった。

 

チャーリーの棺桶を掘り起こしたのは、リサ夫婦だった。解放ではなく、一度希望を持ってからすぐに絶望の淵に立たせるという。リサの息子が味わった恐怖と絶望をチャーリーにも味あわせることが目的だった。

逆恨みでもなく、何と言ったらいいのか、被害者の気持ちを慮ったチャーリーたちの沈黙が結局はリサ夫妻の恨みを買ったという・・・。

 

リサはパットが共犯者と信じ込んでいて、それについておざなりの捜査をした(と思っている)チャーリーに復讐しようとしていた。犯人しか知り得ないことをパットは知っていたと警察に訴えたのに彼を警察が泳がせ続けたせいで手遅れになり息子は殺害されたのだと思い込んでいた。身代金を支払った直後に実は殺されていたことは公にできなかったとチャーリーは言うが全く信じずますます怒りに燃えるリサ。

 

チャーリーは再び埋められる。(今度は空気穴をふさぐ)

 

レックスは現場近くに到着しそのやりとりが聞こえていた。重犯課でもレックスの足についていた植物からクリスマスツリーであることがわかり、クリスマスファームを絞り込む。オーナーはリサ夫妻。誘拐犯が女性の声だったのでリサに間違いないとふみ、ジョーは大多数を率いて、リサのファームへ向かう。

 

いち早く場所を特定したレックス君。

 

レックスに発砲するリサの夫リチャード。レックス君に何さらすねん!

 

だれよりも早く現場に到着したレックス君は撃たれて死んだふりをしてリチャードにアタ~ック!

 

レックスはチャーリーが埋められている現場を掘り始める。そこに警察登場。間一髪チャーリーを救い出す、

 

サラがチャーリーに抱きつく。

 

こらーっ!おいらが先だろう!

 


感想

逆恨みではなく、勘違い恨み…。誘拐され最愛の息子を身代金を支払ったにもかかわらず最悪の形で失うという悲劇。その悲しみと妄想の中から憎悪が深まり、起こした犯行。最初から本当のことを告げておくほうがよかったのではと思う。

 

今回の突っ込みどころ

どうしてチャーリーとレックスを待ち伏せできたの?

チャーリーの声が聞こえないなら、専門家に読唇してもらえばよかったのに。

(昔FB Eyeという番組で耳が聞こえない主人公が盗聴器要らずで離れた人の読唇をして活躍していたなあ)

もっとレックスが効果的にトラッキングできたのではないか。(最後は1人で探し当てたし)

 

Lisaさん役の人はCovert Affairsで主人公のCIAの上司役でレギュラー出演していたカリ・マチェットさん(Kari Matchett)大物女優が犯人でしたね。

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