ハドソン&レックス~セントジョンズ警察シェパード犬刑事シーズン3   第7話「兄弟犬」/ ALL IN THE LITTERシーズン 3, エピソード 7

 

Hudson and Rex Canada City TV Season 3 Episode 7

All in the Litter

 

       

 

キャスト Cast

St. Johns Police Department

Diesel vom Burgimwald as Rex
John Reardon as Charlie Hudson
Mayko Nguyen as Sarah Truong
Kevin Hanchard as Joseph Donovan
Justin Kelly as Jesse Mills


セントジョンズ署(St. Johns Police)
チャーリー・ハドソン 主人公。レックスのバディー。IT苦手。超常現象は信じない。
レックス とにかく賢いジャーマンシェパード。追跡、捕獲、癒しまで行うスーパードッグ。
サラ 鑑識と監察医もこなすできる人!このシリーズのヒロインポジ。
ジェシー パソコンを駆使、場所の特定、人物照会、ビデオカメラ解析など行う。(ITスペシャリスト)
ジョー ハドソンのチームの責任者。

ゲスト(Guest)

ミッシェル チャーリーの彼女候補だったが、犬アレルギーのため撃沈。
カール ジョーの情報屋。今回の被害者。麻薬密売に手を染めた過去を持つ元アフガニスタン従軍の退役軍人。
ランディ カールの昔の密売仲間。狡猾に罪を逃れている。
美人獣医さん 名前がわからないが、前回に続き二度目の登場。
オットー レックスの同腹同胎の兄弟。病気。
ラリサ カールとトレントのセラピーを担当していた。バッキーの飼い主。
バッキー レックスの同腹同胎の兄弟。ラリサの許でセラピードッグをしている。
トレント カールが言い残したトロスはトレントのニックネーム。

 

 

きょうのレックス君(他)のスゴ技!

①病気の兄弟犬オットーのドナーになれると自己アピール。

②レックスの兄弟犬バッキー(アフガン帰りPTSDのトレントを癒す。)



以下ネタばれ含みます。(本日の英語はプロットの中に含めます。)
チャーリーは女性を家に呼ぶ。いい感じになっていたが、女性は犬アレルギーだった。

ゴージャスパツ金美女。いい感じになったとたん、くしゃみ連発の美女。犬アレルギーだった。チャーリー残念!

 

    
せっかくおしゃれしてたのに…。残念だったね。


そのころジョーは情報屋のカールにの切羽詰まったような電話に呼び出された。ジョーが情報交換をしていた場所に赴くと、カールは何者かに撃たれ瀕死の状態だった。カールはジョーに「トロス」という言葉を伝え息を引き取った。

 

カール最期のことばは「トロス」

カールは退役軍人で、アフガニンスタンでの従軍後に麻薬密売に手を染めた過去があった。

現場でサラがチャーリーのコロンの臭いに気付く。

Sarah:  Hmm.  Are you…?  Are you wearing cologne?
(ふーん。コロンつけているの?)
気まずそうに。
Charlie:  Uh…  It's Saturday night.
(まあ。土曜の夜だからね)
Sarah:  Oh!  So…  Who's the lucky lady?
(まあ、それでそのラッキーな女性はだれ?)
Charlie:  Oh, you mean who was the lucky lady.  Because she had a little bit of an issue with my partner.
(あー。正確にはラッキーな女性だったのはだれだな。彼女はレックスとちょっとばかし問題があって。)
Sarah:  Oh.   I'm sorry, Charlie.
(それは残念ね。チャーリー)

心なしか嬉しそうなサラ。


Charlie:  I'm sure one day, I'll find the perfect woman.  She'll walk into my apartment.  And you know… immediately connect with Rex.
(いつか完璧な女性を見つけるよ。部屋の中に入ってもすぐにレックスと仲良くなってくれるような)


Sarah:  It could happen.
(そうかもね)

サラ敏感!

でもチャーリーが結局うまくいかなかったことを聞いて少しうれしそうな。

ジョーは、カールの昔の密売仲間ランディが怪しいと考える。ランディはただ一人立件されなかったが、麻薬密売や殺人に関与しているとジョーは思っている。ジョーがランディを聴取。ランディは出世していた。カールの死については知らないと言う。

 

色々悪知恵が働くランディ。なかなかしっぽをつかめない。

一方、カールの遺体に付着していた犬の毛が、DNA検査でレックスのものであると判明。レックスが無関係とわかるまで、捜査は控えろとジョーのお達し。

 


えええええっ!なんでやねん!

チャーリーとレックスは自宅待機になる。

捜査のため、サラを自宅に呼びつけるチャーリー。

 

 

レックスは大喜びでサラとハイタッチ!こ…これはまさしく”immediately connect with Rex.”状況!ちょっぴり微笑むチャーリー。

 

チャーリーはレックスと同時に生まれた同腹の兄弟(女の子はDNAが違うので除く)のうちオスの2頭がレックスと同じDNAを持っているはずなので調べることにする。

ジョーは1人でランディに密着。ランディはジョーを挑発する。

レックスの兄弟犬オットーは入院中。輸血が必要でレックスの血液を提供することになる。オットー関連ではカールとのコンタクトはなかった。


前回に続いて再登場の美人獣医さん。

 

病気の兄弟オットーと対面。レックスが輸血できるよとアピール!

 

セラピストのラリサの許にいるもう一人の兄弟バッキーは接点があった。ラリサはカールのセラピストだった。カールが殺害された昼に接触していた。カールに付いていた毛は同じDNAを持つバッキーのものだった。

 

セラピストのラリサ。レックス君の兄弟犬バッキーとともにいろいろな患者のセラピーに当たる。カールは患者だった。

バッキー君とご対面!

ジェシーもレックスは無実と最初から思ってたなんて言っている。



オットーに輸血をするレックス。


ラリサに事情を聴くジョー。トロスの意味がわかった。トロスは人名で本名はトレント・ロス、カールがセラピーに連れてきたこともあったという。

レックスが殺害現場で反応した紙切れをサラが分析、紫外線で文字が浮かび上がった。CSXU301879 という文字。トレント・ロスはカールとアフガニスタンで従軍していた。今は貨物船の乗組員で、彼の船は1時間前にセントジョンズ港に到着している。コンテナを封緘する金属棒についている番号がCSXU301879で、この番号から発送元、オーナー、中身がわかるようになっている。封緘が解除されると税関で引っかかるが、ランディが通関業者なので、コンテナの中身が殺害動機とジョー。

コンテナの中身を捜査。たくさんのスマホが出てきた。勝ち誇ったように現れるランディ。しかし蝶番に塗りなおしの跡をサラが発見。別のコンテナのドアと交換したとジョーはふむ。

大量のアヘンがアフガニスタンから密輸されていると麻薬捜査班。トレント・ロスを連行事情を聴くが、PTSDを患っているようで何も話さない。

 

セラピストのラリサがバッキーを連れてトレントの所に向かう。バッキーを先にトレントに会わせる。トレントはバッキーに心を開く。トロスとはアルバトロスの略で、いつも撃たれて死んでいくのはトレントの横にいる兵士で運がいいということからつけられたありがたくないものだった。(ゴルフのアルバトロスは一気に三打少なくする、ホールインワンよりも確率的に低いめったにない幸運なショットのこと)カールだけはトレントのことをよくしてくれていた。

 

震えちゃってる、トロスことトレント。


カールはランディに母親を傷つけると脅迫してアヘンを通関しようとしていた。トレントの船を使い偽造スマホとアヘンの二つのコンテナを通関させた。偽造スマホは警察の目をごまかすため。しかしカールはそのことをジョーに通報しようとしてランディに殺害された。トレントはランディの報復を恐れていた。

レックス君のように癒しを施すバッキー君。さすが兄弟!怯えるトレントに勇気を奮い立たせる。

 

トレントはランディと面識がないので、チャーリーがトレントになりすましランディに対峙する。しかしバレる。ジョーを笑いものにした後、チャーリーの盗聴器を壊し、カール殺害をチャーリーに明かす。バッキーとレックスの活躍でランディを確保。レックスに付けておいた盗聴器は無事だったので、殺害の自白はしっかりと録音できていた。ランディの銃が凶器ということも特定、密輸の証拠も出て、長期刑となるだろうとジョー。ついにランディの悪運も尽きた。

やっと捕まえてほっとする。ジョー。


オットーはカールのお母さんが引き取ることになった。レックス、バッキー、そして元気になったオットーと三兄弟で記念撮影。


レックス君の三兄弟。レックス君もうれしそう。


感想
サラとチャーリーなかなか素直になれないけど、少しずつ距離を縮めてきたね。それにしてもレックス君の毛が遺体についていたために捜査を外されるとは!ジョーの長い間の懸案事項だったランディの犯罪を暴けてよかった。

イタリア版の兄弟犬エピソードは悲しい結末だったので、カナダ版はハッピーでよかった。今回はバッキー君も大活躍だったね。