ハドソン&レックス~セントジョンズ警察シェパード犬刑事シーズン3   第5話「レックスにつける薬」/ PRESCRIPTION-REX! シーズン 3, エピソード 5
 

 

Hudson and Rex Canada City TV Season 3 Episode 5

Prescription-Rex

 

                
レックス君のことが心配な重犯課の面々

 

キャスト Cast
St. Johns Police Department

Diesel vom Burgimwald as Rex
John Reardon as Charlie Hudson
Mayko Nguyen as Sarah Truong
Kevin Hanchard as Joseph Donovan
Justin Kelly as Jesse Mills


セントジョンズ署(St. Johns Police)
チャーリー・ハドソン 主人公。レックスのバディー。IT苦手。超常現象は信じない。
レックス とにかく賢いジャーマンシェパード。追跡、捕獲、癒しまで行うスーパードッグ。
サラ 鑑識と監察医もこなすできる人!このシリーズのヒロインポジ。
ジェシー パソコンを駆使、場所の特定、人物照会、ビデオカメラ解析など行う。(ITスペシャリスト)
ジョー ハドソンのチームの責任者。

ゲスト(Guest)
ブリアン ワールドヒーリング代表。薬を盛られる(?)が生還。
レイチェル ワールドヒーリング副代表。ブリアンが薬を盛られた日に殺害される。
マイルズ ワールドヒーリングスタッフ。

デイナ ジェシーの大学時代の友人。ブリアンに苦情の書き込みをしていた。

 

 


今回のレックス君のスゴ技

 

その①デイナが投げてブリアンに渡そうとしたメモリーを空中キャッチ。

 

その②薬のピッキング(薬剤師!)

チャーリーにナロキシン(薬の名前)を取ってこいと言われて、チャーリーの車の中から取ってくる。

 

以下ネタばれ含みます。(本日の英語はプロットの中に含めます。)

 

①途上国に薬を送る事業を展開しているワールドヒーリングの代表ブリアン。寄付金を集めるためのインタビューを受けてる。副代表のレイチェルが何か言いたげだったが、ブリアンは翌朝時間を取るとレイチェルに告げインタビューを続行する。
 

ワールドヒーリングのフロントガールとしてテレビのインタビューに答えるブリアン。

 

険しい顔つきでブリアンを見るレイチェル。

 

②翌朝ブリアンが出社するとレイチェルはまだ来ていなかった。アシスタントのマイルズが用意したコーヒーを飲んだ後ブリアンが倒れた。

 

③殺人未遂として調査を始める重犯課。病院のブリアンの意識が回復したので事情を聴きに行くチャーリーとレックス。ブリアンに盛られていたのはオピオイド。ブリアンは犯人には心当たりがない。SNSでブリアンに苦情の投稿をしていたジェシーの大学時代の友人。ジェシーはかなり親しかったということでジェシーが話を聴きに行く。

 

Jesse:  I know her. 
(僕は彼女を知っている)
Charlie:  You know her? How?  Does she have a record?
(知っている? どういうこと? 前科があるのか?)
Jesse:  No no.  We went to university together.  Took a lot of the same classes.  We were pretty close.
(ちがうよ。大学が同じで。同じ教科を学んで。かなり親しかったんだ。)
Sarah:  How close is close?
(親しかったってどれくらい?)
Jesse:  Close.
少し躊躇しながら(親しかったんだ)
Sarah:  Oh! Close.
(ああ親しいのね)と言いながらチャーリーと顔を見合わす。
Jesse:  Actually, you know what?  Seeing as I already know Dana…
(実際あの僕はデイナのことはよく知っているから)
Sarah:  Closely?

(親しいんですもんね。)ジョーも苦虫。

Rex:  レックス君の心のつぶやき。(サラを見ながら)あんまりジェシーに突っ込まないであげて。

Jesse:  Would you mind if I conduct the interview with her?
(ぼくが彼女に事情聴取してもいいですか)
Joe:  Go right ahead.
(まあいだろう)
Charlie: Good.  Rex and I have someone else we need to talk to.
(それじゃレックスとぼくは他の人に話を聴くよ。

 

 

重犯課の面々。ジェシーの「(デイナと)Close親しかった」という一言にいつものホラ話ではないかと疑ってかかっている。特にサラちゃんがやたらとニヤニヤしながら突っ込みを入れまくる。
 

ブリアンの助手のマイルズ。ブリアンがレイチェルと口論していたことをチャーリーに話す。レイチェルは以後姿を見せていない。

 

学生時代の友人デイナに事情を聴くジェシー。一応ちゃんと覚えてもらってたようでよかったね。特に核心的なことは聞けず。投稿については反省しているということだった。立ち話のみでそっけなく家に入ってしまったデイナ。

ゴージャスな髪型のジェシーの同級生デイナ。

 

鳥を飼っていた。(←ウソ)

 

一方チャーリはレイチェル宅を訪問、レイチェルは殺害されていた。おまけに薬品を吸い込んだレックスも倒れる。オピオイドが検出される。

 

動物病院でジョーに報告するチャーリー

 

Joe:  Are you okay?

(大丈夫か。)
Charlie:  I'm fine.

(大丈夫です。)
Joe:  Listen.  Rex was injured in the line of duty.  And I know that he's more than a partner to you.  So it is okay to be worried about him.

(よく聞け。レックスは任務遂行中に罹患したんだ。君にとっては単なるパートナーってわけではないだろう。心配なのはよくわかる。)
Charlie:  I know.  I know.  It's just that we've got  a murder and an attempted murder on our hands.

(そう・・・そうなんですが。殺人事件と殺人未遂の調査中ですし。)
Joe:  We're a team.  And that means,  that we have each other's backs.  And right now we definitely have yours.  So you do right by Rex.  Get back to that crime scene whenever you're ready.   Do you understand?

(わたしたちはチームだ。互いに支え合っていくものだよ。今君を支えるのはほかでもないわたしたちだ。だから今はレックスの側にいてやれ。準備ができてから現場に戻ればいい。わかったか?)
Charlie:   Yeah, thanks, Joe.

(はい、ありがとうジョー)

 

動物病院で点滴をうけ手当を受けるレックス君。鼻の構造からちょっとした薬紛(ここではオピオイド)に反応してしまうため倒れたということ。点鼻薬ナロキソン投与で(チャーリーも車に常備していたらしい)一晩で退院できるということだった。

 

おれが気付いてナロキソンを使うべきだったとレックスに謝るチャーリー

 

ジョー優しい!レックス君も一晩で退院、チャーリーは意外と早く現場復帰。この点鼻薬のナロキソンがあとあと意味をなす。

 

ブリアンについてはアリバイあり。

 

レックスも我々も皆仲間だ!

ここにきてチャーリーも余裕が…。

 

サラが仕事帰りにチャーリーの家に立ち寄る。最近ワンコ友がいなくて様子がおかしかったレックスが入院中にお気に入りを見つけたとサラに報告するチャーリー。

 

ちょっと待って!ベラちゃんは?どうしたの?

 

image

ベラちゃん、もはや元カノ・・・。

 

チャーリーを慰めるサラ、二人の距離がまた近づく。こちらは友情のハグ!でもここでブリアンから緊急電話が入る。

 

 

一方ジェシーはというと、レイチェルの部屋で見つかったノートがデイナのものと解り、レイチェルを訪ねて質す。

 

大阪のおかんちゃうでー。デイナです。

 

こちらは恐怖のハグだ~!ジェシーデイナにぶちのめされひるんだ隙に逃げられる。

以前もハグされて大事なUSBが盗まれたことがあったね。

この人・・・。(ジェシーの心の声 今さらむしかえさないでくれよ~)

ジェシーはハグされるとろくなことがない。

 

ブリアンから集めた寄付金が盗まれたと知らされる。300万ドル(≒3億4200万円Canadian Dollar Rate)が消えたと!

 

レックス君捜査現場に復帰、さっそくジェシーを殴ったあとのデイナの行方を追う。ジェシーとレックスは近くの空き倉庫でデイナを発見。中に入るとなにやら薬物を作っている様子。レックスに何も嗅がないように指示。

 

デイナの薬品密造秘密基地発見!

 

デイナに事情を聴くジェシー。

作っていた薬品はヒドロコドン。デイナは医療目的だと主張する。発展途上国ジンバブエの病院でボランティアとして働いていた時、薬不足を目の当たりにした。専門知識を使ってより安い薬品を作って、いきわたらせたかった。ヒドロコドンはがん患者の疼痛を和らげる作用がある。とジェシーに説明した。

 

ジェシーはデイナを信じたが、重犯課のメンバーは最重要容疑者だと考えている。そんなときレイチェルの死因が特定された。フェンシクリジンの過剰摂取だった。この薬品は死後硬直に影響するので死亡推定時刻が翌朝7時以降に変わった。全員のアリバイをここで最初から洗い流す必要があった。レックスがトラッキングするとレイチェルのパソコンが捨ててあるのを発見。そのゴミ箱付近の防犯カメラを調べるとレイチェルとディナがその場所で会っていたことがわかった。

 

ジェシーがデイナを追及する。デイナは薬が届かなかったという苦情のSNSのあとレイチェルと相談。レイチェルが調べるとブリアンの口座にお金が流れていることがわかった。レイチェルはそのお金を取り戻しかつこれ以上ブリアンの口座に渡らないようにお金を移動していた。パソコンを捨てたのは証拠をつかむための時間稼ぎで万一に備えパソコンが盗まれたように装ったと供述した。

 

ブリアンの指紋を調べると、ブリアンは本名ではなく、何件も詐欺を働いていたジャッキーパーソンズということがわかった。ブリアンはお金を回収するためデイナの秘密ラボを訪れる。そのときジェシーもラボを訪れていたので、アクセスキーを渡さないとジェシーを撃つと脅した。チャーリーとレックスが秘密ラボに到着。デイナはレイチェルからお金にアクセスするためのキーがコピーされたUSBドライブを預かっていたのでそれをブリアンに投げる。空中でレックスがキャッチ!ジェシーがブリアンのピストルを取り上げる。

 

レイチェルを殺害した犯人はブリアンだった。アリバイを作ったうえで、翌朝レイチェルを殴り、PCPを注射し殺害し、自らも致死量にならない程度のオピオイドを摂取していた。

 

すべてが終わったと悟ったブリアンはオピオイドを飲み自殺を図る。

チャーリーはレックスに指示をして車からオピオイド拮抗薬のナロキソン(レックス自身もこれで助かった)を取ってくるように指示した。

一度ジェシーがナロキソンのことを話しただけなのにちゃんと取ってくるレックス。

 

レイチェルは寄付金を守ったということで窃盗の罪には問われず、デイナも理由が考慮され起訴は免れ前科もつかないという。(二度と密造はできないが)いつも素気なかったデイナだったが、ジェシーを家に招き入れた。

 

レックスは新しい彼女とランデブー。二人を残し(擬人化)、サラとチャーリーはジョギングに出かけた。

こらっ!

 

感想

オピオイド系ヒドロコドンはがん患者に使うといっても鎮痛剤目的で治療薬ではない!元はケシから抽出される依存症を引き起こす可能性のある麻薬の成分なので密造はかなり問題ありなのでは!ジェシーはひどい目に遭わされても最終的にはデイナを信じていたね。

レックス君、新しい彼女を入院中にゲット!ベラちゃんとは会えなくなったのかな。