ハドソン&レックス~セントジョンズ警察シェパード犬刑事シーズン3  第3話「荒野にて」/ INTO THE WILDシーズン 3, エピソード 3
 
キャスト

セントジョンズ署
チャーリー・ハドソン 主人公。レックスのバディー。IT苦手。超常現象は信じない。
レックス とにかく賢いジャーマンシェパード。追跡、捕獲、癒しまで行うスーパードッグ。
サラ 鑑識と監察医もこなすできる人!このシリーズのヒロインポジ。
ジェシー パソコンを駆使、場所の特定、人物照会、ビデオカメラ解析など行う。(ITスペシャリスト)
ジョー ハドソンのチームの責任者。

ゲスト
ケンドラ レンジャー。チャーリーの元カノ。再登場
エドガー・ヴァンス 記者。都会を離れて山中の集落で暮らす人々を偶然見かけ取材していた。
ヒース 人里離れた集落で生まれた初めての子。今回の被害者。
スカイ ヒースの母親。
シェール 集落の人間。
バロン 殺人を犯し服役したあと集落に移り住む。
ケーシー 医学部を1年で退学してこの集落に来た。少し医術も心得あり。

本日の英語
Sarah: Someone's excited.
(わくわくしている子がいるわね。→レックスのこと)
Charlie: Rex has a pretty big crush on Kendra.
(レックスはケンドラが好きで好きでたまらないんだ。)
Kendra:  Hi!  Nice to see you!
(こんにちは。また会えてうれしいわ。)
Charlie:  Thanks for seeing us!
(時間割いてくれてありがとう)
Kendra:  No problem!   You know I love a mystery.
(いいのよ。謎解きは大好きだから。)
Charlie:  Well you are pretty good at them.  Never would have found that missing photo journalist, without you.
(ほんと君の謎解きはすばらしいよ。行方不明のジャーナリストの捜索の時も君がいないと解決できなかったよな。)
Kendra:  Right, well if you keep this up,  you're going to have to add me to the payroll, Charlie.
(そうだったわね、じゃあこんなことが続くなら、給料をもらえるようにしてくれるかしら、チャーリー)
Rex:  Ruff (ケンドラの言うとおりだね)
Kendra:  Hey Sarah.
(こんにちは。サラ)
Sarah:  Hi.  
(こんにちは。)
チャーリーもこころなしかケンドラと会えてうれしそう。それ以上にレックスはケンドラが大好き。
微妙な微笑みを浮かべるのはサラ。(やきもちかな)

 

ケンドラ大好きレックス君。
 
アレクサンドルデュマのモンテクリスト伯の本の一部を解析し始めたジェシー
Joe:  That's the book that Heath had in the video.
(それはヒースがビデオの中で持っていた本だな。)

モンテクリスト伯の本の切れ端から何がわかるかな。


Jesse:  Exactly, exactly.  So I know which edition to look out for.  It must have a passage or a paragraph,  or something that Heath thought would get his message across.
(まさしくその通りです。どの版のものか判明しました。ヒースがメッセージを込めた一節や何かがあるはずです。
Joe:  Well, I mean,  you know, I know that book really well.
誇らしげに(私はその本についてよく知っているよ。)
Jesse:  Hah!
(そうなんですか)
Joe:  All for one.  One for all.
(みんなは1人のために。一人はみんなのために!)
Jesse:  I'm pretty sure that's The Three Musketeers, sir.
(それって間違いなく三銃士の中の一節ですよ。)

 

知ったかぶりして恥かいちゃった。


ジョー気まずそうに無言で立ち去る。
同じ作者だけどね。


殺人犯を取り押さえた後のチャーリーとサラ
Charlie:  I hope we didn't worry you too much.
(心配をかけ過ぎちゃったかな)

ちょっと野性味のチャーリー。


Sarah:  Not at all.  I knew it wasn't anything Rex couldn't handle.

(ぜーんぜん。だってレックスがなんだって解決してくれるってわかってたわ。)

レックスがいるから心配しなかったと強がるサラ。
 

Rex:  誇らしげに。Bowwow. (意訳: サラわかってんじゃん。ねっチャー坊。)

もっとほめて~。

 


以下ネタばれ
①レンジャーのケンドラが案内する荒野で、ハイキング客がミイラ化した遺体を発見する。時代物の服を着ていたため昔の人間のミイラかと思われたが、殺害されたのはごく最近で、天候などいろいろな要因が重なってミイラ化したものだった。20歳前半位とみられる。

②遺体が持っていたお守りのようなものを持ってチャーリー、サラ、レックスはケンドラに話を聴きに行く。世捨て人が何年も住んでいることがあるとケンドラ。

                         


③世捨て人の集落を取材したことがあるエドガーを訪ねる。遺体から発見されたお守りと同じようなものをエドガーはその集落でもらったという。遺体はおそらくその集落のヒースだろうという情報を得る。ヒースや村の映像を収めたSDカードを提供した。

 

私のルポで事件の真相に近づいたよ。

 

被害者は村落で生まれたヒースと思われる。

④チャーリーとレックスは荒野に向かう。事件現場あたりでレックスが紙切れの入った巾着袋(遺体の服装と共布)を発見。ジェシーに映像を送り、分析するように指示。

⑤一旦署に戻ろうとするが車のスパークプラグが何者かに盗まれていて帰れない。そのうえスマホの充電も切れてしまった。チャーリーはレックスと臭いを追跡することにした。メモを車に残す。野営したあと水場でチャーリーは足を滑らせ後頭部を強打。気を失う。

⑥連絡が取れなくなったチャーリーを探しにサラはケンドラと荒野に向かう。

⑦チャーリーは世捨て人?の集落で目を覚ます。レックスが人を呼んだという。多少医学の心得があるケーシーが治療をしてくれていた。集落のシェールによると遺体が持っていたお守りは3か月前に村を去った若者のものだという。チャーリーは母親のスカイに告知した。スカイはヒースは黙って出ていく子ではないと言った。スカイは夫の虐待から逃れてこの集落に行きついた。息子のヒースはそこで生まれたということだった。

 

                 

シェール集落の長?               スカイ(ヒースの母)

⑧刑期を終えた元殺人犯のバロンもこの集落の住人で、チャーリーの銃を隠した。できるだけよそ者を排除したいと思っていた。左利き用のライフル銃とモンテクリスト伯の本が埋まっているのをレックスが発見、チャーリーはそれをまた埋めなおし、ここに犯人がいることを確信した。スカイの協力を得て、集落を夜陰にまぎれ後にした。しかしその様子をシェールが見ていた。

怪しさMaxのバロンだったが・・・

⑨モンテクリスト伯の紙切れの謎解きに行き詰ったジェシーは電話でサラに助言を求める。テキトーにいろいろ言ってみたサラだったが、"Read betweem the line."にジェシーはピンと来て遂に謎解きに成功した。行間の筆圧を分析すると犯人の名前が浮かび上がった。犯人はケント・クーリッジ、父親の薬局に強盗に入り、父親は死亡、現在も逃亡中。処方薬依存で医学部を退学になっていた。容疑者はケーシーことケントだった。

 

実はとんでもないやつだった!元医者の卵ケーシーことケント。

⑩チャーリーをライフルで狙うケーシーに気付いたレックスはチャーリーに注意を促す。発砲されたが、地面に伏せたままでいたチャーリーはレックスに高い所へ行くように指示した。一方銃声に気付いたサラとケンドラはその方角へ向かう。

⑪チャーリーは左利き用のライフルからバロンではなくケイシーが犯人だと思っていた。銃を向けながらチャーリーに動機を話す。酔った勢いで過去の犯罪をついヒースに話してしまった。ヒースはケイシーのIDを見つけ本名を知り、通報するために集落を出て街に向かっているのを知り後ろから銃撃したということが真相。まさに絶体絶命のチャーリーだったが

そこでレックスあた~っく!

サラ達も合流ケイシーことケントを取り押さえた。ヒースを撃った銃もケントのものだと判明、父親殺しも罪に問われる。

⑫ヒースの遺体をスカイに戻すためにもう一度集落を訪れるチャーリーとレックス。バロンは銃を返す。スカイと集落の皆はヒースの葬式をあげた。レックスとチャーリは集落からお守りをもらう。


感想
レックスの新しい能力。地図を読める!現在地を指し示した。なんというスーパードッグ!