ハドソン&レックス~セントジョンズ警察シェパード犬刑事シーズン2 第16話 「ファミリーツリー」/ IN A FAMILY WAY シーズン 2, エピソード 16シーズン 2, エピソード 16 本国では エピソード19)

キャスト

セントジョンズ署
チャーリー・ハドソン 主人公。レックスのバディー。IT苦手。超常現象は信じない。
レックス とにかく賢いジャーマンシェパード。追跡、捕獲、癒しまで行うスーパードッグ。
サラ 鑑識と監察医もこなすできる人!このシリーズのヒロインポジ。
ジェシー パソコンを駆使、場所の特定、人物照会、ビデオカメラ解析など行う。(ITスペシャリスト)
ジョー ハドソンのチームの責任者。


ゲスト
ハンター・ドブソン 有名なスノーボーダー。女性ファンがいっぱいいる。
ロス・ドブソン ハンターの父親。弁護士。
チェルシー・ウォーター ハンターにつきまとって(?)いた。ファンではないというが、崖下に落とされ殺害された。被害者。
ケイリー・ピアース チェルシーが訪ねた女性。歯科衛生士。精子ドナーが同じでチェルシーとハーフ姉妹。
コープランド医師 ニュードーンクリニック産婦人科の医師。


本日の英語

(チャーリーが初めてハンターを聴取したとき)
ハンターは被害者の似顔絵をきちんと見ようとせずに一度もあったことがないと話した。
Charlie:  Why don't you take another look?
(もう一度ちゃんと見てくれないか)
Hunter:  I'm sorry, dude! I can't help you!
(悪いね!お役に立てないよ)似顔絵には一瞥もせずそそくさとスケートボードで逃げる。
Charlie: Rex, why do they always run? Didn't get all dressed up for nothing.  Did we, buddy?
(レックス。なんであいつらいつも逃げちゃうんだろうな。まあ無駄にフル装備はしてないさ。追いかけるぞ。そうだろうレックス。)


Rex:  Bow! (意訳:  よっしゃー)

Charlie: Go ahead. (行け!)

 

レックス君ハンターに追いつき、取り押さえる。
Charlie:  That's why you don't run from an officer of the law.
(警察から逃げるとこうなるんだ。)
Rex:  Bowwowwow!(意訳: そうだそうだ!)

 

レックス あた~っく

 

ハンターにおそいかかる。


まだ容疑者でもないのに・・・。レックス君のジャンピングアタック。(結構このパターン多いような)世界レベルのスケートボード選手にケガさせたらどうするんでしょう。

Hunter:  That's a killer takedown for such a cute dog, man.  I haven't had a face-plant like that since grade school!
(こんなかわいいワンコから強烈なタックルを食らうとはな。うつ伏せでぶっ倒されたのは高校生以来だよ。)

スター選手の割に意外と寛大!こんな目に遭わされたのにレックス君が可愛いと言ってる。

 

shibling:  同じ親から生まれた兄弟姉妹のこと。出生順男女にかかわらず使える便利な言葉。

 


以下ネタばれ
①チャーリー、レックスとジェシーはスキー場に来ている。人気のスケートボーダー選手のハンターをじっと見つめる女性にスタッフが気付き、注意をするが、女性は「わたしはファンガール以上で、わたしのほうが彼に近い」と言い残して去る。


チェルシー。今回の被害者。ストーカー?それとも?


②その女性が崖下で遺体で発見される。雪をかぶせた跡があったので他殺とみられる。身許がわからず似顔絵を持って手がかりをさがすチャーリーとレックス。ホームレスで車上生活をしていたようで、無銭飲食をしたこともあった。ハンターの女性スタッフはハンターに対するストーカーではないかと供述。

③ハンターに事情を聴くがはぐらかした上逃げる。レックス君が追いかけハンターに襲い掛かる。再度聴くと見たことはあるが遠くからだと言う。そこにハンターの父親の弁護士ロスが現れ、聴取を阻む。無銭飲食をされたオーナーが彼女のものと思われるジャケットを持ってくる。ジャケットの中からあるクリニックの名刺を発見する。


ハンター君。

ハンター君の父親、弁護士だけど押しがあまり強くなかったロス。


④名刺に書かれた産婦人科クリニックを訪れるチャーリーとレックス。ここでコープランド医師の診察を受けていた。女性はチェルシー・ウォーター。妊娠を偽装しようとしたのではないかと医師。

⑤身許がわかったことで、彼女のSNSの投稿が明らかになり、ハンターに対して「二人で会いたい。」「私たちは家族」などとたくさんの書き込みをしていた。ハンター本人も「自分に近づくな、さもないと残念なことになるよ」と投稿していた。

⑥ハンターはチェルシーからゴミ箱をあさられたり、SNSではブロックしても何度もDMを送り付けてきて、迷惑行為を受けていたと供述。ロスが遮り、ハンターの弁護をすると言った。ジェシーがネット上でチェルシーの車を発見。チャーリーとレックスが向かう。

⑦チェルシーの車の中から人物毎のコレクション?のようなものを発見。ハンターのものもあった。スマホも発見され、ジェシーが解読するとチェルシーが最後に受信したメッセージはハンターからのもので、殺害現場に呼び出していた。またチェルシーは殺害現場に向かうとき大きなバッグを持っていた。

⑧ハンターの許へ向かうとハンターの上着にレックスが反応。血痕が付いているのがわかった。ハンターは自分が殺したと自白して逮捕される。署に父親のロスが出頭、ロスは息子を釈放してほしい、犯人は自分だと告白した。


⑨ロスの告白ーチェルシーは何週間もハンターを付け回し自分は家族だと言っていた。チェルシーは自分の昔の浮気相手の子だろうと供述。ハンターに成りすましてチェルシーにメッセージを送り、会ったときに彼女が足を滑らせて落ちたと供述した。ジョーがチェルシーのバッグについて問いただすと、捨てたと供述したが、ジョーはバッグについては違う色をロスに話していたので虚偽の供述と見破る。

⑩ハンターはまだ自分ひとりでやったことだと言う。父と息子を向かい合わせの房に入れるがお互い何も話さない。

⑪サラがチェルシーのコレクションの分析をするとすべてのコレクションがDNA検査のためのものだった。その中で一人身許がわかった。ケイリー・ピアース歯科衛生士だった。

⑫ケイリーを訪ねるチャーリーとレックス。チェルシーと会って、二人の母親は同じ精子のドナーを受け、二人は姉妹だと供述。そのときハンターも兄弟だとチェルシーは話していた。


ケイリー、チェルシーが訪ね姉妹の名乗りをあげた。


⑬サラのDNA検査の結果、チェルシー、ケイリー、ハンターは確かにきょうだいだったが、父親はロスではないという結果だった。


レックス君も驚愕の事実!

⑭ロスにこの事実を突きつけると、妻とクリニックで不妊治療をして、妻は自分の子供を授かったはずだと言った。そのニュードーンクリニックで息子は自分の実子だと証明をもらったと供述した。三人に共通しているのはニュードーンクリニックのコープランド医師だった。


⑮コープランド医師のクリニックに潜入捜査するため、サラは妊婦のふりをしてチャーリーとクリニックに向かう。医師の隙をついて、レックスは見事にチェルシーのバッグを発見する。コープランドを逮捕した。

 

潜入捜査のため渋々妊婦のふりをしたサラ。チャーリーは嬉しそう。

 

その様子を見て首をかしげるレックス君

⑯コープランドはドナ―サンプルが破損していたので自分の精子を提供していたと言った。チェルシーはオンラインDNA検査で兄弟を10人も見つけていた。これ以上情報が洩れるのを恐れた医師はチェルシーを尾行して、お金の提供も彼女は断った。彼女のバッグを奪うと落ちていったと供述。

 


いくらIQ160でも同意は必要だろう。でもみんななぜかイケメンだし、美女!


⑰ハンターもロスもお互いが犯人だと思い、かばい合っていた。ロスがハンターに成りすました送ったメールを見たハンターが現場に行くとチェルシーの遺体があり、ハンターのせいでチェルシーが自殺したのだと思い、彼女を雪に埋めたということだった。チェルシーの血痕がハンターの服に付いていたのはその時だった。

えええ!これって何らかの罪にならないの?通報もしてないし・・・。まっいいか!

⑱ハンターは現場に花を置く。そこにケイリーも現れきょうだいの名乗りを上げる。

感想
チェルシー、あまりお金がないようなのにすごい調査力!という突っ込みを入れたくなります。オランダの不妊治療医が200人以上に同じことをして告発されていたのを思い出しますが、DNA検査の精度があがらなければ発覚することはなかったのでしょうね。ハンターとロスは血縁関係は(結果的に)ありませんでしたがお互いを思いやるすばらしい親子でした。

コープランドのクリニックに潜入捜査するためにサラが妊婦のコスチュームをつけた。チャーリーのパートナーとしてクリニックを訪れたが、チャーリーは最初からノリノリ、サラもだんだんと楽しんでいるような雰囲気になっていたような気がする。いいコンビですね。