ハドソン&レックス~セントジョンズ警察シェパード犬刑事シーズン2 第14話「第14話「深夜残業の悪夢」/ GRAVEYARD SHIFT (シーズン 2, エピソード 14本国では エピソード17)

キャスト

セントジョンズ署
チャーリー・ハドソン 主人公。レックスのバディー。IT苦手。超常現象は信じない。
レックス とにかく賢いジャーマンシェパード。追跡、捕獲、癒しまで行うスーパードッグ。
サラ 鑑識と監察医もこなすできる人!このシリーズのヒロインポジ。
ジェシー パソコンを駆使、場所の特定、人物照会、ビデオカメラ解析など行う。(ITスペシャリスト)
ジョー ハドソンのチームの責任者。


ゲスト
マンキウィッツ マフィアのボス。
カイ マンキウィッツの右腕。策を講じて、マンキウィッツを拘置所から解放する。

モーガン IT部門の臨時職員。ジェシーと仲良くしている。
 

 

以下ネタばれ
①かなりの額の精巧な偽札をレックスの活躍で押収したが、マフィアの大ボスのマンキウィッツは収監中のため、新たな組織か外国組織の関与が疑われた。マンキウィッツは刑務所で何者かに襲われ怪我を負っていた。マンキウィッツから情報を引き出すためにセントジョンズ署に彼を移送して、チャーリーとレックスが尋問することになった。サラは偽札のインクの分析、ジェシーは過去マンキウィッツが未遂に終わった偽札の情報を集めるということで深夜残業となった。

②偽札のデータは暗号化されていてしかもサーバーが落ちているがジェシーはUSBにデータをコピーして持ち歩く。ジョーにとがめられるがサーバーが復旧するまで居残りを命じられる。IT部門には臨時職員のモーガン、サーバーの復旧にはまだ時間がかかるという。


警察の大切なデータを扱う部署にこんな臨時雇いの職員を配していいの?


③マンキウィッツに面会したチャーリーとレックス。向かいの房に入っていたマンキウィッツの仲間カイと謀って、看守の銃と鍵を奪う。レックスがカイに襲いかかり、チャーリーが銃を奪い返そうとするが

なんとチャーリーはマンキウィッツに後ろから羽交い絞めされ、そのまま投げられるという相撲わざ?プロレス技?をかけられる。
どすこい!マンキウィッツ強ええええ。さすが元刑事(←ちがうだろ!別番組。)

 

Rescueの恰好をしたマンキウィッツ

マンキウィッツの片腕カイ


そのすきにまたもやカイが拳銃を奪いレックスとチャーリーを房に入れる。

結局新しい偽札の黒幕もマンキウィッツだった!摘発を知り、脱獄するための大掛かりな仕掛け、買収を行っていた。

④ガスを少し漏らし、緊急事態として署の人間は避難。ガス会社の緊急事態要員が現れ、署を封鎖する。実はガス漏れを偽装し、押収された偽札とデータを回収し、ガス会社の制服を着て外に脱出する計画。

⑤チャーリーの電話を使いチャーリーの声色に加工して、マンキウィッツは輸送車に戻し、安全な場所に移したとジョーに連絡したのはなんと!

臨時職員のモーガン!モーガン・・・お前もか・・・。

⑥レックスとチャーリーは押収された偽札を探すようにマンキウィッツに指示され、偽札を発見しすべて回収。ハードドライブのデータを消去しようとしていたモーガンだったが、ハードドライブのデータがジェシーによってコピーされていることに気付く。コピーされたドライブの行方はチャーリーもわからない。レックスに銃を向けるカイだったが、マンキウィッツが制し本音を述べる。

レックスは殺せない。(意訳: かわいいから自分のものにしたいもんねー!)

隙をつきチャーリーは脱出、エレベータに乗ったふりをしてレックスと合流、レックスに外にいるジョーに手紙を託す。
モーガンは、データはジェシーが持っていると確信し、回収に向かう。

レックスのスゴ技!見つからないようにゴミ箱に隠れたり、ロックされたドアを開けるために火災報知器を鳴らしたりしながら外に出る!

 


が!モーガンがメモ取っちゃった。ついでにジェシーにハグしてデータのUSBもかすめ取る!こら!ジェシー!

⑧モーガンと一緒にサラとレックスもビルに入る。レックスをチャーリーのところに行くように指示するとサラはマンキウィッツらに捕まる。サラを人質にするとチャーリーとレックスがマンキウィッツに投降。サラとチャーリーは手錠で繋がれ、マンキウィッツはレックスを連れ去ろうとする。

ここで、何度も躊躇するレックス君の可愛さ!行け!と指示するチャーリーの目に涙が・・・。

 

いかなきゃだめ?とレックス君

「行けレックス」と涙を浮かべるチャーリー



⑨署を脱出しようとするマンキウィッツ一味はモーガンからの連絡で脱出する出口を変える。すると!ジョーが機動隊を連れ、銃を構えて待機していた。一味は一網打尽。

⑩それでも逃げようとするマンキウィッツをレックス君が押し倒しチャーリーも登場。モーガンに憤るマンキウィッツだったが、ジェシーが声色を変えてモーガンのふりをしてマンキウィッツを騙したのだった。ジェシーはモーガンに対して、「君は影の英雄だ」と皮肉る。

 

Unsung Hero



⑪移送されるマンキウィッツの元へ行くチャーリーとレックス。別の世界だったらいい相棒になれたかもなと言うマンキウィッツに対して

おれのパートナーはレックスだ!

と言い切るチャーリー。ナイス。

最後にレックス君!名残惜しそうにしているマンキウィッツに容赦なく吠えまくり移送車のドアをば~んと力いっぱい閉める。

Bowwowwow (意訳: ふざけんな!黙ってろ!)そしてチャーリーの側に座り誇らしげにマンキウィッツを見送るレックス君。

大ボスにも好かれるレックスくんさすが。

感想
結局は新しいマフィアの台頭もなく、マンキウィッツがまたもや黒幕だった。大がかりに脱獄を企てたが、結局は罪状が増えただけというマンキウィッツ台風。レックス君とチャーリーの以心伝心ぶりがすごすぎ!改めて二人(あえて擬人化)の絆の深さを認識。ジョーの作戦も脱獄される危機には瀕したものの、黒幕がマンキウィッツと判明したことで結果オーライかな?下手すると降格の危機だったかも。ジェシーがコピーした重要機密も結果的にはオーライだったが、簡単にUSBにコピーできるなんて甘すぎる。しかもモーガンのような臨時雇いが簡単にアクセスできるということも杜撰。ほかでもない重要証拠のデータなのに…。どこぞの会社が情報管理を外注したことで個人情報駄々洩れになって、名簿屋に流れていたことがあったような。よけいなことをチャーリーの声でモーガンがしゃべりすぎたことがジェシーやジョーにばれちゃった原因かな。