ハドソン&レックス~セントジョンズ警察シェパード犬刑事シーズン2 第13話「爆弾魔の恐怖」/ FLARE OF THE DOG Hudson and Rex (シーズン 2, エピソード 13本国では エピソード16)

 

キャスト

 

セントジョンズ署

 

St. John’s Police Major Crimes

Sarah, Jesse, Joe、Charlie, and Rex


チャーリー・ハドソン 主人公。レックスのバディー。IT苦手。超常現象は信じない。(John Reardon as Detective Charlie Hudson, Rex’s partner)
レックス とにかく賢いジャーマンシェパード。追跡、捕獲、癒しまで行うスーパードッグ。(Diesel vom Burgimwald as Rex)
サラ 鑑識と監察医もこなすできる人!このシリーズのヒロインポジ。(Mayko Nguyen as Chief of Forensics Sarah Truong)
ジェシー パソコンを駆使、場所の特定、人物照会、ビデオカメラ解析など行う。(Justin Kelly as IT Specialist Jesse Mills)
ジョー ハドソンのチームの責任者。(Kevin Hanchard as Superintendent Joseph "Joe" Donovan)



ゲスト
シャロン 殉職した消防士、バッドの奥さん。

バッド 殉職した消防士。アッシャーの相棒だった。
アッシャー 消防士。ラリサの方針に反し、サラやチャーリーに情報を共有する。
ラリサ・サンダーズ 副消防本部長。サラをはじめとしてSJPDを放火現場から締め出す。
マルコム・ワイルド 風貌、車が連続放火魔の目撃情報と一致。
クライブ マルコムの兄。両親離婚後二人は離別。
フランク・デアンジェリス マフィアのボス。保険金が50万ドルにつりあげられたレストランのオーナー。


本日の英語


ジェシーがチャーリーの代わりにレックスを連れて捜査にいくとき。
Jesse:  I'm the Charlie. Okay. This is going to be good. No no no! Rex, please please no!
(ぼくはチャーリーだ。よし。きっとうまくいく。・・・〈突然走り出すレックス〉だめだよレックス待って。)
Sarah:  Hey!  Good to see you too!  Rex, what are you doing?
(あら、レックスまた会ったわね。 何してるの)
Jesse:  Oh, thank God you're here.  I thought I was going to lose him.
(神様~君がいてよかった。レックスを見失うところだったよ。)
Sarah:  What has gotten into Rex?  He's acting like he's been instructed to track something.
(何事なの?まるで何かトラッキングの指示をうけているように吠えてるわ・)
Jesse:  I don't know.  It's weird.  I just gave Rex the scent of the mask we seized when we raided Malcolm's place.  He's tracking the bomber. But I don't know why he went straight for your jacket.
(なんか知らないけど。奇妙だな。レックスにマルコムのアジトから押収したマスクの臭いをかがせて、爆弾魔を探すように指示しただけだよ。なんで君のジャケットに向かっていったんだ?))
Sarah:  It's not my jacket. It's the one Asher gave me when I was cold.
(私のジャケットではないわ。アッシャーのよ。)

テンパったジェシーの行動が結局チャーリーの命を救うことになる。

憎々しいアッシャーの言葉。
Asher:  I'll toast at your funeral.  Charlie.  Don't worry.   I'll take care of Rex for you.
(チャーリー、君の葬儀に乾杯!〈グリーンボトルを持ち上げて割る。〉安心しろ。レックスは僕が面倒をみるよ。))
レックスの姿を見かけて。
Charlie:  You mean he'll take care of you.
(レックスがお前を捕まえるってことか)


以下ネタばれ
①連続放火爆弾魔の放火場面に居合わせたチャーリーとレックス。

チャーリー爆発に巻き込まれる。

チャーリーは巻き込まれ足を骨折して入院する。入院中も捜査を進める。

病院でチャーリーのそばにいるレックス。

レックスにブラウニーを着服させる。

1年前から町を脅かしているグリーンボトル爆弾魔(現場に緑のボトルのかけらが必ず見つかる。)の仕業と思われた。目撃者妻のシャロンに病室で話を聴く。その現場は一瞬にして住宅が炎に包まれ消防士の夫バッドが犠牲になった。バッドが何らかの調査の対象で保険金も降りていないという。

夫を失い泣くシャロンにティッシュを持ってくるレックス。

セラピードッグ!
②消防士のアッシャーとサラが意気投合、しかし上司のラリサはSJPDメンバーを現場から締め出す。
③病室のチャーリーをアッシャーとサラが見舞う。レックスはアッシャーに拒否反応を示す。チャーリーの目撃証言で炎が青かったことからブタンが使われたと思われる。

アッシャーとファイヤーローズを持って現れたサラに少しジェラシーの表情を浮かべたチャーリー。

レックスはアッシャーを嫌っている模様。

きっとアッシャーは悪い奴だと野生の勘がはたらいたんだね。

 

④容疑者らしき人物がブタンを大量に購入していた画像を発見。車のナンバーからマルコム・ワイルドを特定。警察がアジト(自宅?)に踏み込んだときには逃亡した後だった。残った物証から放火犯はマルコムとして手配した。
⑤マルコムのアジトから謎の冊子が見つかった。100年以上前の大火災の記述や暗号めいた絵、文字、番号が書いてあった。マルコムの父親はグリーンボトル製造工場で亡くなっていた。マルコムの兄クライブによると両親離婚後母についていったクライブとは疎遠になっていた。
⑥父親の死後10年の節目でマルコムが犯行を重ねているのではと推測したが、消防局は非協力的だった。アッシャーは資料を無断で持ち出し、チャーリーに見せる。バッドはアッシャーの相棒だった。
⑦セント・ジョンズ署で連続で放火された建物について調べると、マルコムの母の生花店があった場所、住宅地は以前は賭博場があった。マルコムの母親が賭博にはまっていたことがあったので関連があり。レストランは保険金が50万ドルにつりあげられていた。レストランのオーナーはマフィアのデアンジェリス家の所有だった。歴史的建造物への放火もマフィアの関連で、歴史保存協会の反対でとん挫した事業を推し進める目的があったと思われる。

⑧賭場跡の焼け跡をサラとアッシャーとレックスが捜査。アッシャーは寒さで震えるサラに自分の上着を貸す。レックスは黒こげの遺体が埋まっているのを発見した。
⑨賭場の資料には死者が出た記述はなかった。消防副所長のラリサが手を回し捜査を連邦当局に移させ捜査資料はすべて回収された。しかし重犯課の4人は(レックス含む)秘密裡に捜査を続けることにした。
⑩マルコムの携帯の電波と不審な燃料促進剤が発見され次の標的ではとチャーリー。ジェシーがチャーリーの指示を仰ぎながらレックスを連れて捜査に向かおうとする。
⑪ジェシーはテンパって署内でレックスにマルコムのマスクでトラッキングをさせようとする。(結果的にはこれがよかった。)チャーリーは不自然にマルコムの携帯の電波が検出されたことを訝り、おとりではないかとジョーに話す。ジョーはデアンジェリスの再聴取を試みることにする。デアンジェリスは何者かにチャーリー殺害を指示する。
⑫サラはDNAの検査の結果、黒焦げ遺体がマルコムだったとチャーリーに告げる。一方爆弾魔の映像を見直すチャーリーはタトゥがアッシャーのものと見破った。

 

どうしよう…。    

大丈夫?って表情のレックス。

チャーリーの代わりに次の現場になるであろう場所にレックスと行くことになったジェシー。チャーリーからスマホで指示をもらいながらレックスと対峙。このときのジェシーのテンパりのおかげでレックスが署内で放火犯のものを発見することになる。

 

レックスは署内でサラの持ち物(アッシャーに借りた上着)に反応し、アッシャーが真犯人ということがわかった。急いで病院に向かう三人。(レックス含む)


⑬アッシャーがチャーリーに鎮静剤を打ち燃料促進剤とグリーンボトルを床にまく。バッドはデアンジェリスの不法行為に加担することを断ったのに保険金が下りなかった。アッシャーはその行為に加担した。デアンジェリスの支配から逃れるにはチャーリーを殺害するしかなかったとチャーリーに告げる。

 

⑭まさに火のついたライターを投げた瞬間、レックスが火のついたライターを空中でキャッチ、ジェシーがアッシャーを殴りつけ、事なきを得る。

 

キャッチ


⑮消防署でレックスが表彰される。ラリサはアッシャーを疑っていて、SJPDも加担している可能性を考慮し、捜査に口をはさんでいた。その非礼をチャーリーにわびた。

名誉消防隊員になったレックス君。勝ち誇ったようにヘルメットに足を置く。



感想
最初からあの少し小太りな体格でアッシャーが怪しいと思っていた。化学オタク同士で、サラがアッシャーと意気投合し、しかもチャーリーがちょっぴりやきもちを焼いているような表情を浮かべたのが面白かった。我が家にいたジャーマンシェパードのなっちゃんは常にはらはらと毛を落としてひっきりなしに掃除をしなければならなかったが、レックス君が病室に入るのを病院がよく許したなと思った。デアンジェリスの顛末は不明だが、放火指示をしていたのでかなり長い刑期をくらうよね。