ハドソン&レックス~セントジョンズ警察シェパード犬刑事シーズン2第5話「ヴァイキング・ゲーム」/ GAME OF BONESシーズン 2, エピソード 5(カナダではシーズン2 エピソード8)

 

セントジョンズ署関係
チャーリー・ハドソン 主人公。レックスのバディー
レックス 賢いジャーマンシェパード刑事
サラ 鑑識(監察医)の女性。本作のヒロイン。
ジェシー パソコンを駆使、場所の特定、人物照会、ビデオカメラ解析など行う。(ITスペシャリスト)オフィシャルハッカー?
ジョー ハドソンのチームの責任者。

 

ゲスト
マイルズ LARP(ライブ・アクション・ロール・プレイングゲーム)のラグナに扮していた。今回の被害者。実は考古学的発見をしていた。
ギャビー LARPのコーディネーターのような役割。
フレッド LARPの参加者。暴力事件を起こした逮捕歴あり。マイルズと口論していた。
ミード博士 マイルズの担当教授。マイルズが大学を追われるきっかけを作った。
ブロディ 不動産業者。LARPが行われている土地が住宅建設用の許可が下りたがLARPによる抵抗が続いている。
ヘレン ミード博士のグループ内の准教授。マイルズとともに発掘調査をしたが、ミード博士を信じてマイルズの調査から手を引いた。

 

今回のレックス君のスゴ技。不動産業者ブロディの背中を利用してフレッドを捕まえようとしている。これぞレックス君の仲裁(一発かました)

 

 

本日の英語

遺体の簡易鑑識作業中のサラとチャーリー。LARPのゲームを揶揄するチャーリー。
Sarah:  Hey.  Still no murder weapon.
(まだ凶器が見つかっていないわ。)
Charlie:  Well, we have a field full of suspects, all carrying weapons.
(LARPのフィールドに武器を持った容疑者がいっぱいだね。)
Yeah, but they're all plastic and foam.
(そうだけどプラスチックや発泡スチロールで作られた武器ね)
This stab wound is a through and through.  Required a lot of brute force.
(この刺し傷は貫通してるわ。ものすごい力が必要だわ。)

 

Charlie:  Don't tempt him.  He takes his job seriously. So do I.  That's a warrant.  What's so special about this?(レックスをなめるなよ。自分の仕事を真剣にやってるんだ。僕もそうさ。令状はあるぞ。何があるんだここに。)
Brody:  Nothing.  It's just for show.
(何もないさ。ただの展示物だ。)
Charlie:  Let's see what they can tell me.
(何が出てくるか見てみようじゃないか)
ハンマーで展示物を壊すチャーリー、かっこつけて高々と剣をかざす。
You hid a sword in a stone.
(石の中の剣・・・。隠してたんだな)
You might have more in common  with that LARPer you murdered than you think.
(お前たちが殺害したLARPの人間と同じようなことをやろうとしてたのかもな。)

Tada~!

チャーリーのりのり!まるでアーサー王伝説のエクスカリバー

 

 

 

以下ネタばれ

①ライブアクションロールプレイング(LARP)と呼ばれる、ヴァイキングを題材にしたゲームに興じる団体。ロールプレイングゲームを実際のフィールドで行っていた場所でマイルズの遺体が発見される。遺体にはルーン文字が刻まれていた。

②LARPに参加していた全員が犯人になりうるとみたチャーリーはゲームマスターのギャビーに話を聴く。本物の武器を使うことは禁止。マイルズは物語と現実の線引きがなくゲームを行っているフィールドをニューヴァルハラと名付け、王に扮していたという。

③数週間前にマイルズと口論していたフレッドを聴取。マイルズとは幼馴染でLARPに誘ってもらい感謝しているという。マイルズは三年前大学を辞め現実よりLARPを選んだと供述。

④大学時代の担当教授によるとマイルズは北欧のヴァイキングが博士論文のテーマだった。何かに取りつかれたようになる傾向があった。古代北欧人の遺跡を見つけたと偏執的に主張していたが、それが事実であれば考古学的にはすごい発見ではあったが裏付ける証拠もなかったと供述。

⑤現場に戻ると地権者である不動産業のブロディに出会う。LARPはこのフィールドの開発(住宅建設)に反対していた。レックスが住宅の展示場に向かって吠える。窓ガラスが散乱、荒らされていた。壁には遺体と同じルーン文字が書かれていた。

⑥展示場の防犯カメラをジェシーがチェック犯行時刻ごろに走り去る車があった。サラによると凶器は両刃の剣のようなものでシンボルのようなアザが遺体に残っていたので古代の剣かレプリカかもしれないと推察した。

⑦大学のミード博士の元へ。講義中のため准教授のヘレンが対応。ミード博士は学部長への昇進が決まっている。ヘレンはロブズロークというヴァイキングの名前を冠した剣のようだと説明した。ヘレンは三年前マイルズと共に遺跡の発掘に関わり、遺跡も出たが、論文を査読に出したら自然に存在する岩だと判明して、手を引いていた。その発掘場所がLARPのフィールドニューヴァルハラだった。

⑧展示場の防犯カメラに映っていた車はギャビーのものだった。ギャビー宅を訪ねるとギャビーが凶器らしきものを植え込みに隠しているのをレックスが発見確保した。

⑨文字を刻んだのは植え込みに隠してあった剣であることが判明。凶器はまた別にある。ギャビーはLARPを辞めるつもりで短剣を埋めたがマイルズが倒れていて自分の短剣がそばに落ちていたのでパニックになって通報せずに短剣を持ち去ったと供述。陥れられたと主張した。フレッドはLARPで更生したと言っていたが、そうではないことをギャビーが証言した。

⑩フレッドはブロディと住宅購入の契約を結んでいた。それをキャンセルしようとしていたがブロディと取っ組み合いになりレックスが仲裁した。(一発かましたが正解)住宅契約をしたことでマイルズとケンカになった。マイルズは夜中に森の中で地面を掘り、遺跡が見つかるのは時間の問題だと取りつかれたようにしていたと供述。殺される前日に地図のようなものをフレッドに渡していた。

⑪再び大学の考古学部。マイルズの三年前に査読について再び尋ねるチャーリー。教授は言っていなかったが、マイルズが査読に出した遺物は偽造品でヘレンの名誉を守るために自然に存在する岩と発表していたと述べた。

⑫ヘレンをごまかせるほどのものを偽造できるとは思えないチャーリー。またサラの鑑識で遺体についていたサビは間違いなく1000年以上前のもので、剣は本物の遺跡であった。再び教授を聴取。事実を突きつけると闇市で買った可能性もあるだろうと。本物のロブズロークが見つかれば教授の権威は失墜するとチャーリーは追及した。

 

サラちゃん、ルーン文字の書いた人物が左利きと鑑定。


⑬展示室を荒らしたのはブロディの自作自演だった。ブロディは3年前この場所の不動産を購入したが、遺跡発掘のために投資家やお金を失った。再度購入して開発を続けていたが、本物のロブズロークが出たら元の木阿弥である。展示場を捜索すると展示物にレックスが反応。凶器のロブズロークが隠してあった。ブロディを逮捕。傷口は隠してあった剣と一致した。


ミード博士

学部長への昇進祝い行おうとしていたところにチャーリーとレックスが逮捕に来た。


⑭マイルズが殺された日ブロディに大学から電話があったことがわかった。チャーリーは学部長就任のスピーチをしているミード教授を訪れた。ミードはブロディから賄賂を受け取り、発掘調査を阻んでいた。ミードはブロディの共犯だった。ロブズロークを目の当たりにしてヘレンは、不動産業者との癒着のために考古学的大発見とマイルズを潰したミードを責めた。

⑮ミードを逮捕。マイルズに剣を売って大金持ちになればいいと提案したが、博物館に置いておくべきものだと、自分の名誉を回復する目的もあり断ったため、ブロディを共犯にして背後からマイルズを刺殺した。これが真相だった。

⑯このフィールドは遺跡として、残されることになり、ヘレン、LARPのメンバー、そして扮装したジェシーも喜んでいた。


感想
結局は教授が自分の賄賂のため、考古学的発見を揉み潰したことを暴かれそうになり凶行に及んだというのが真相だった。ミード博士役のTed Athertonさん、昔聴覚障害者のFBI女性職員を描いたFB Eye(AXNで放送されてましたね。)のメインキャストの一人でした。ロールプレイングゲームをなりきりで演じるLARP、現代のファンタジーに偏執しているように自分を装いながら、マイルズは古代ヴァイキングの遺跡の存在を信じて、発掘を続けていた。殺されてしまったけど名誉は回復され、LARPも活動を続けられることになってよかった。
 

 

 

 

本日の買い物横―ヤオコー イオンタウン 宝島 マツモトキヨシ やまやで買い物。

きょうのニュース 50年以上潜伏していた桐島容疑者らしき人物死亡。逃亡中の実態がだんだんと明らかになっている。後悔しているということだったが、爆発で亡くなった人たちには何の罪もなかったはず。