ハドソン&レックス~セントジョンズ警察シェパード犬刑事 シーズン2第2話「残された時間」/ DEAD MAN WALKING (カナダではシーズン2 エピソード5)

 

セントジョンズ署関係
チャーリー・ハドソン 主人公。レックスのバディー
レックス 賢いジャーマンシェパード刑事
サラ 鑑識(監察医)の女性。本作のヒロインポジ。
ジェシー パソコンを駆使、場所の特定、人物照会、ビデオカメラ解析など行う。(ITスペシャリスト)オフィシャルハッカー?
ジョー ハドソンのチームの責任者。

ゲスト
メイソン ブラックウィドウ事件で出ていた怪しい探偵再登場。今回はどこで盛られたのかわからない毒に苦しみ、毒の種類がわからないため解毒剤も用意できない。チャーリー達に助けを求める。
カーソン ビショップ ホラー小説家。
ブレンダ ビショップのファン。不気味なプレゼントをたびたびおいていく。
ヘイリー カーソンビショップの代理人。
ティム シャーロットの夫メイソンに妻の浮気調査を依頼。
シャーロット 市議会議員。車にはねられそうになる。
マイク シャーロットのアシスタント。

本日の英語

本日のタイトル"Dead Man Walking"はショーンペン主演の死刑囚を描いた映画のタイトルと同じ。
レックスがホラー小説家のデビュー本のポスターの犬の絵を見ていると
Carson:  Looks like your dog likes my first book, "Man's Best Friend"  It was about a dog with a taste for human flesh.
(君の犬は私のデビュー本の"Man's Best Friend"をお好みのようだね。人間の肉を好む犬の話だ)
Charlie:  This one prefers chicken.
(この子(レックス)はチキンが好みだ。)
Carson:  Chicken isn't scary.
(チキンじゃ何の恐怖もない)
チャーリーがむっとした顔していたね。



事件解決後ことわざについて議論
Jesse:  Well, you know what they say, "The pen is deadlier than the sword."
(ことわざにあるよね、ペンは剣より命取りだって)
Charlie:  That doesn't sound right.  The pen …The pen's more powerful than …
(なんか違うよ。ペンは…ペンは力強い・・・。)
Sarah:  It's mightier.
(より強しよ。)
Jesse: Is it mightier?
(より強しだって?)
Sarah:  It's mightier than the sword.
(ペンは剣よりも強しです。)
Charlie:  Mmm.
(うーん)
Jesse:  No.  How is a pen mightier than a sword?

(ちがうだろう。どうやってペンが剣より強くなるんだよ。)

Sarah:  It's definitely mightier than the sword, guys.


(まちがいないわ。ペンは剣よりも強しよ。)
サラちゃん賢い!

冒頭、チャーリーがくつろいでいると砂に隠れていたレックスが飛び出す。微笑むチャーリーそこに署から電話。

メイソン、ブラックウィドウ事件以来再登場。何者かに毒を盛られたと思われる。誰から、いつ、どこで盛られたのかもわからないまま症状が出てきて、セントジョンズ署に助けを求める。解毒剤は毒を特定しないと調達できない、このままだと48時間で死亡するのでチャーリーとレックスたちはメイソンが訪れた場所や依頼人たちに接触を始める。

再登場探偵のメイソン

メイソンへの依頼① ホラー小説家のカーソン・ビショップ。不気味なプレゼント(作り物の鳥の死骸、親指などなど)の送り主を調べてほしい。

メイソンへの依頼② 市議会議員シャーロットの夫のティム。妻の浮気調査をメイソンに依頼していた。

① ジェシー カーソンのファンなので彼のファン限定イベントに潜り込む。そこで出会ったブレンダと意気投合するが、ブレンダは不気味なプレゼントを送った本人だった。彼女のまわりに毒は見つからなかった。

② ティムは嫌がっていたが、市議シャーロット本人にチャーリーは接触。シャーロットを狙って車。危機一髪でレックスが救う。シャーロットは資金集めパーティを行う予定。警護するなら女性同伴でと言われサラを連れていく。

③ パーティ会場。シャーロットはマイクと何か言い争いをしている。そこへメイソンが乗り込んでくる。メイソンはシャーロットにティムの依頼についてバラす。その場でメイソンは倒れ病院に運ばれる。

④ ジェシーがシャーロットを跳ねようとした車を特定。残っていた薬はマイクのものだった。マイクは自分ではないと言った。市議と争っていたのは市長選に出る市議の陣営幹部にしてくれると約束していたのに反故にされたからだと言った。

⑤ メイソンが病院を出ていった。ジェシーによるとメイソンに「犯人はマイクだ」というメールがあったということ。マイクのところにチャーリーとレックスは向かう。メイソンはマイクを殺そうとしていた。マイクは知らないという。チャーリーは、「マイクは犯人ではない」と説得した。

⑥ チャーリーはメールの送信者を特定するためにメイソン名でパーティー出席者全員に「金を払わないと警察に言う」とメールを送り犯人を釣る。

⑦ 現れたのはティムだった。冒頭の砂の中からレックスが出てくる訓練を活かしティムを確保。シャーロットは浮気はしていなかったが、ティムに三行半を突き付けていた。ティムは妻を殺そうとしたが、毒は盛っていないと供述。

⑧ ラボ、レックスがペンに反応。(メイソンが病院とのカルテ情報共有に同意する署名をしたときにサインしていたペン)ペンに接触毒が付着していたのだった。ペンにはCBのイニシャルが付いていて、小説家のカーソンのものだとわかった。

⑨ カーソンの元へ行く。カーソンはメイソンが探偵のくせに彼がサインをしようとしたペンをくすねたことを覚えていた。またジェシーは代理人のヘイリーのPCから毒についての検索をしたり、購入した履歴があることを突き止めていた。ヘイリーが致死性の毒を付けカーソンを殺そうとしていたのだった。動機はカーソンがヘイリーを代理人から外そうとしていたことだった。

やたらと舌なめずりするのが気になってしまったヘイリー。ヘイリーが闇サイトで購入した毒はこんな形のカタツムリの毒

ショーロットは夫のティムが自分を殺そうとしていたことを知ったが、ダメージなく離婚できて、票にもつながるとチャーリーとレックスに感謝。メイソンは無事回復、サラを口説いたりする。またセントジョンズ署が解決したのにカーソンから報酬をちゃっかりともらっていた。チャーリーは「遺言」として聞いていた元妻や息子へのメッセージ自分で言えと、連絡先を渡す。
なぜかメイソンには優しいレックス。

感想

私立探偵のメイソン、くすねたペンがまさかの命とりになるとも知らず。(日頃の行いって大事!)結局市議会議員夫妻のトラブルはメイソンの毒には何の関係もなかった。ホラー小説家の代理人がクビになりそうだったためカーソンを狙ったものだったことが判明。とんだ遠回りだったけど最初の砂のなかから現れるレックス君はティム逮捕に役立った。ヘイリー役のあのハスキーボイスと舌なめずりが印象に残った。ことわざ論争、メイソンを苦しめた「ペン」が発端だったが、常識的なのはバリバリ理系女子のサラだけなんだと・・・(ジョーは除く)。それにしてもメイソンのペン、ラボの机に無造作に置いてあったけどよく二次被害がでなかったなとそれが奇跡的なのでは。