ハドソン＆レックス～セントジョンズ警察シェパード犬刑事 第16話「コンテナに潜む闇」/ BLIND JUSTICE (カナダではシーズン２ エピソード３）
ベラとデートするレックス。
MBSAから凶悪な密輸組織の黒幕とされていたがレックスがなついているタイソン。
チャーリーいわく自己チューなMBSAのリアがっちりしてる。
セントジョンズ署関係
チャーリー・ハドソン 主人公。レックスのバディー
レックス 賢いジャーマンシェパード刑事
サラ 鑑識（監察医）の女性。本作のヒロインポジ。
ジェシー パソコンを駆使、場所の特定、人物照会、ビデオカメラ解析など行う。（ＩＴスペシャリスト）オフィシャルハッカー？
ジョー ハドソンのチームの責任者。
ゲスト
ドワイト 埠頭で働く若者。被害者。
リア チャーリーの警察学校の同期。MBSA(海上国境警備局）に所属。チャーリーと組んで本件を捜査することになる。
タイソン 密輸の容疑者。まもなく釈放される。リアはタイソンが黒幕とみている。犬が好き。
ダルトン 犬の保護活動をしている。ベラとレックスを見守る。
ベラ レックスの彼女。ラブラドールミックス？期間が来たら保護施設を出て里親が見つからないと処分されることになる。
ケリー サラの部下。サラの不在の間鑑識を担当する。
ギャリソン 配管工で以前密輸がらみで4か月前殺害された。
レッド 密輸網の黒幕を知っているとみられる。チャーリーを狙ったとして、リアに銃殺される。
ラクストン かつてのレッドの仕事仲間の貿易商。今は不動産業。
本日の英語
合同捜査でリアの名前があがる。
Charlie: Officer Leah Purkis?
（リア・パーキスだって？）
Why, do you know her?
（なんだ、彼女を知ってるのか？）
Unfortunately, yeah, from the Academy.
（残念なことにね、警察学校のころからね）
She is pretty full of herself.
（彼女はかなり自己中心的な人物だ）
苦手意識丸出し。
が、リアが一応チャーリーの命を救ったとされた時、急接近。
リアがチャーリーを家に誘ったときレックスが邪魔をする。
Seriously, buddy?
(まじかレックス。）
Come on, man!
(なんてこった、まったく。)
家に帰ってからもチャーリーの小言が続く。
It's not a big deal.
(どうってことないだろ。)
I'm not mad or anything like that.
(怒っちゃいないし、そんなことでもないけど。）
I'm just saying there's no reason to be jealous.
(やきもちやく理由なんてないだろう。)
I'm going to have lady friends in my life.
(僕だってガールフレンドがこれからできるだろうし)
You're going to have lady friends in your life like Bella.
(お前だってベラのようなガールフレンドがいるだろう。)
I don't think we should be, you know, each other's buzz kill.
(お互い場の雰囲気をこわさないようにしよう)
Kaizer Sozeという人物はアメリカ映画のThe Usual Suspectsに出てきた犯罪組織の謎の黒幕の名前。（実在しないのにギャングの生き残りの供述から拡大解釈されていった黒幕の名前。）映画のインパクトが強かったのか、いろいろな場面で使われる。ここでは最終的に黒幕だった〇〇に「お前がカイザーソゼだったんだな」とチャーリー。
以下ネタばれ
①ドワイト セントジョンズ港の作業員。ふ頭で何者かに殺害される。高級トリュフを密輸しようとしていた。
②リア登場。リア所属のMBSAが追っていたタイソンはあらゆるものを密輸していて被害者と親しかった。半年前にギャリソンという密輸仲間が殺害されていて、今回の殺人もタイソンの指示によりだれかが実行したものと主張。タイソンが一連の凶悪事件の黒幕と信じている。チャーリーに先入観を持たずに捜査すると言われる。レックスに嫌われている。
③タイソン 現在上訴中で拘留中。チャーリーとレックスだけで面会。今回のドワイトとギャリソンの殺人事件については何も知らない、密輸からは足を洗ったと主張。ギャリソンを殺害した銃にタイソンの指紋が付いていた件については自分が密輸したものだからだと認めた。二人を殺害した本当の黒幕についてはレッドノウルズという男が知っていると話した。レックスはタイソンになついている。
④レッド チャーリーとレックスとリアがレッドを追跡。港でレッドを尾行中、レックスは何者かにコンテナに閉じ込められる。埠頭のコンテナ群の中でレッドがリアに銃撃される。チャーリーを狙って発砲しようとしたので銃撃したと主張。レッドは死亡。この段階ではチャーリーは自分の命を救ってくれたと思い、鑑識のケリーも問題はないとした。レックスまでリアに寄り添っている。チャーリーはリアと合同捜査を始める。
⑤サラ レッドの銃を調べる。ドワイトを撃った銃と鑑定されたが、レッドに銃を撃った痕跡（発射残渣）がないと報告。
⑥チャーリーとジェシー 発射残渣がレッドから出なかったことから真犯人が別にいると推察。レッドのかつての右腕で、現在は不動産業をしているラクストンを聴取。レッドが違法薬物に手をだしたことで決裂したと主張。リアが取り調べに加わり、タイソンが密輸を牛耳っていたということを引き出す。リアを送って行くチャーリー。リアが家に誘うがレックスが邪魔をする。サラからの電話で、タイソンにも銃に指紋はあったが発射残渣がないことがわかった。
⑦港のCCTVにラクストンが映っていたのでセントジョンズ署は彼がまだ密輸にかかわっているのではないかと疑ったが、リアが強硬に反論する。ラクストンはMBSAの調べでは２年間合法的な不動産ビジネスしかやっていないタイソンこそ黒幕でレッドもラクストンも彼を恐れていたと主張した。
⑧チャーリーとリア再びタイソンを聴取。（レックスはタイソンになついている）チャーリーはラクストンを疑っているが、タイソンは共犯の汚職警官がいるはずと主張。嘘とおもうなら午後１０時１５分に埠頭に行ってみろと言う。シフト交代の１５分間に汚職警官に賄賂をわたしているはずだと言った。タイソンはすぐに釈放となった。
⑨チャーリーとリア 夜食事をとる二人親密になりかけるところをレックスが邪魔する。リアはチャーリーに黙ってタイソンが言っていた１０時１５分の埠頭に向かう。チャーリーにメールが入りリアは埠頭に向かうとメッセージ。チャーリーは追うが埠頭でリアは銃撃されたいた。防弾チョッキを着ていたので、着弾痛と足のかすり傷で済んだ。
⑩病院でリアはタイソンに待ち伏せされて撃たれたと話す。リアを撃った銃はタイソンの自宅で見つかり、タイソンはまた刑務所に戻された。一方ラクストンは行方不明となっている。ジョーはチャーリーに２４時間の謹慎を命じた。
⑪チャーリーはダルトンの犬保護施設を訪れる。ベラは１か月の保護期間が終わるので、収容所に入れられ、里親が見つからなければ殺処分になるという。
⑫サラからの電話でリアがタイソンの発射残渣の検査を不要にするよう手を回したことがわかった。チャーリーは一連のリアの行動に納得がいかなくなった。チャーリーはジェシーに港のCCTVを調べさせ、リアが以前から埠頭を訪れていたことがわかり、調べなおす。
⑬ジェシーの協力でレッド銃撃を再現してみた。レックスにラクストンの臭いを追跡させラクストンが立っていた場所を特定した。タイソンが警察に密告したことから、レッドはラクストンを殺害しようとしていた。ラクストンの立っていたと思われる場所とリア、チャーリーの位置を再現するとリアはチャーリーではなくラクストンを守ったということがわかった。ジョーからメール。リアが撃たれた場所で会って話そうという内容。
⑭埠頭に向かうチャーリー。そこにはジョーではなくリアが待っていた。リアは自分が疑われないよう、自作自演で軽傷で済むように共犯者に撃たせていた。共犯、黒幕はラクストンだった。チャーリーはレックスに麻薬が入ったコンテナを探させると言って、撃たれないようにしたうえで機動隊員がスタンバイしていたコンテナを開けさせる。リアとラクストンは逮捕された。
⑮タイソンは再び釈放される。レックスはタイソンが心底悪い人間ではないことを見抜いていた。孤独なタイソンにチャーリーはベラを託す。事件解決後ベラとレックスは楽しく遊ぶ。
チャーリー・ハドソン 主人公。レックスのバディー
レックス 賢いジャーマンシェパード刑事
サラ 鑑識（監察医）の女性。本作のヒロインポジ。
ジェシー パソコンを駆使、場所の特定、人物照会、ビデオカメラ解析など行う。（ＩＴスペシャリスト）オフィシャルハッカー？
ジョー ハドソンのチームの責任者。
ゲスト
ドワイト 埠頭で働く若者。被害者。
リア チャーリーの警察学校の同期。MBSA(海上国境警備局）に所属。チャーリーと組んで本件を捜査することになる。
タイソン 密輸の容疑者。まもなく釈放される。リアはタイソンが黒幕とみている。犬が好き。
ダルトン 犬の保護活動をしている。ベラとレックスを見守る。
ベラ レックスの彼女。ラブラドールミックス？期間が来たら保護施設を出て里親が見つからないと処分されることになる。
ケリー サラの部下。サラの不在の間鑑識を担当する。
ギャリソン 配管工で以前密輸がらみで4か月前殺害された。
レッド 密輸網の黒幕を知っているとみられる。チャーリーを狙ったとして、リアに銃殺される。
ラクストン かつてのレッドの仕事仲間の貿易商。今は不動産業。
本日の英語
合同捜査でリアの名前があがる。
Charlie: Officer Leah Purkis?
（リア・パーキスだって？）
Why, do you know her?
（なんだ、彼女を知ってるのか？）
Unfortunately, yeah, from the Academy.
（残念なことにね、警察学校のころからね）
She is pretty full of herself.
（彼女はかなり自己中心的な人物だ）
苦手意識丸出し。
が、リアが一応チャーリーの命を救ったとされた時、急接近。
リアがチャーリーを家に誘ったときレックスが邪魔をする。
Seriously, buddy?
(まじかレックス。）
Come on, man!
(なんてこった、まったく。)
家に帰ってからもチャーリーの小言が続く。
It's not a big deal.
(どうってことないだろ。)
I'm not mad or anything like that.
(怒っちゃいないし、そんなことでもないけど。）
I'm just saying there's no reason to be jealous.
(やきもちやく理由なんてないだろう。)
I'm going to have lady friends in my life.
(僕だってガールフレンドがこれからできるだろうし)
You're going to have lady friends in your life like Bella.
(お前だってベラのようなガールフレンドがいるだろう。)
I don't think we should be, you know, each other's buzz kill.
(お互い場の雰囲気をこわさないようにしよう)
Kaizer Sozeという人物はアメリカ映画のThe Usual Suspectsに出てきた犯罪組織の謎の黒幕の名前。（実在しないのにギャングの生き残りの供述から拡大解釈されていった黒幕の名前。）映画のインパクトが強かったのか、いろいろな場面で使われる。ここでは最終的に黒幕だった〇〇に「お前がカイザーソゼだったんだな」とチャーリー。
以下ネタばれ
①ドワイト セントジョンズ港の作業員。ふ頭で何者かに殺害される。高級トリュフを密輸しようとしていた。
②リア登場。リア所属のMBSAが追っていたタイソンはあらゆるものを密輸していて被害者と親しかった。半年前にギャリソンという密輸仲間が殺害されていて、今回の殺人もタイソンの指示によりだれかが実行したものと主張。タイソンが一連の凶悪事件の黒幕と信じている。チャーリーに先入観を持たずに捜査すると言われる。レックスに嫌われている。
③タイソン 現在上訴中で拘留中。チャーリーとレックスだけで面会。今回のドワイトとギャリソンの殺人事件については何も知らない、密輸からは足を洗ったと主張。ギャリソンを殺害した銃にタイソンの指紋が付いていた件については自分が密輸したものだからだと認めた。二人を殺害した本当の黒幕についてはレッドノウルズという男が知っていると話した。レックスはタイソンになついている。
④レッド チャーリーとレックスとリアがレッドを追跡。港でレッドを尾行中、レックスは何者かにコンテナに閉じ込められる。埠頭のコンテナ群の中でレッドがリアに銃撃される。チャーリーを狙って発砲しようとしたので銃撃したと主張。レッドは死亡。この段階ではチャーリーは自分の命を救ってくれたと思い、鑑識のケリーも問題はないとした。レックスまでリアに寄り添っている。チャーリーはリアと合同捜査を始める。
⑤サラ レッドの銃を調べる。ドワイトを撃った銃と鑑定されたが、レッドに銃を撃った痕跡（発射残渣）がないと報告。
⑥チャーリーとジェシー 発射残渣がレッドから出なかったことから真犯人が別にいると推察。レッドのかつての右腕で、現在は不動産業をしているラクストンを聴取。レッドが違法薬物に手をだしたことで決裂したと主張。リアが取り調べに加わり、タイソンが密輸を牛耳っていたということを引き出す。リアを送って行くチャーリー。リアが家に誘うがレックスが邪魔をする。サラからの電話で、タイソンにも銃に指紋はあったが発射残渣がないことがわかった。
⑦港のCCTVにラクストンが映っていたのでセントジョンズ署は彼がまだ密輸にかかわっているのではないかと疑ったが、リアが強硬に反論する。ラクストンはMBSAの調べでは２年間合法的な不動産ビジネスしかやっていないタイソンこそ黒幕でレッドもラクストンも彼を恐れていたと主張した。
⑧チャーリーとリア再びタイソンを聴取。（レックスはタイソンになついている）チャーリーはラクストンを疑っているが、タイソンは共犯の汚職警官がいるはずと主張。嘘とおもうなら午後１０時１５分に埠頭に行ってみろと言う。シフト交代の１５分間に汚職警官に賄賂をわたしているはずだと言った。タイソンはすぐに釈放となった。
⑨チャーリーとリア 夜食事をとる二人親密になりかけるところをレックスが邪魔する。リアはチャーリーに黙ってタイソンが言っていた１０時１５分の埠頭に向かう。チャーリーにメールが入りリアは埠頭に向かうとメッセージ。チャーリーは追うが埠頭でリアは銃撃されたいた。防弾チョッキを着ていたので、着弾痛と足のかすり傷で済んだ。
⑩病院でリアはタイソンに待ち伏せされて撃たれたと話す。リアを撃った銃はタイソンの自宅で見つかり、タイソンはまた刑務所に戻された。一方ラクストンは行方不明となっている。ジョーはチャーリーに２４時間の謹慎を命じた。
⑪チャーリーはダルトンの犬保護施設を訪れる。ベラは１か月の保護期間が終わるので、収容所に入れられ、里親が見つからなければ殺処分になるという。
⑫サラからの電話でリアがタイソンの発射残渣の検査を不要にするよう手を回したことがわかった。チャーリーは一連のリアの行動に納得がいかなくなった。チャーリーはジェシーに港のCCTVを調べさせ、リアが以前から埠頭を訪れていたことがわかり、調べなおす。
⑬ジェシーの協力でレッド銃撃を再現してみた。レックスにラクストンの臭いを追跡させラクストンが立っていた場所を特定した。タイソンが警察に密告したことから、レッドはラクストンを殺害しようとしていた。ラクストンの立っていたと思われる場所とリア、チャーリーの位置を再現するとリアはチャーリーではなくラクストンを守ったということがわかった。ジョーからメール。リアが撃たれた場所で会って話そうという内容。
⑭埠頭に向かうチャーリー。そこにはジョーではなくリアが待っていた。リアは自分が疑われないよう、自作自演で軽傷で済むように共犯者に撃たせていた。共犯、黒幕はラクストンだった。チャーリーはレックスに麻薬が入ったコンテナを探させると言って、撃たれないようにしたうえで機動隊員がスタンバイしていたコンテナを開けさせる。リアとラクストンは逮捕された。
⑮タイソンは再び釈放される。レックスはタイソンが心底悪い人間ではないことを見抜いていた。孤独なタイソンにチャーリーはベラを託す。事件解決後ベラとレックスは楽しく遊ぶ。
感想
レックスに彼女ができる。ベラちゃんというかわいい娘。でも保護犬で１か月の期間が過ぎたら収容施設に入れられ、運よく里親が見つからなければ…。このあたりは日本でも同じだ。我が家にいたジャーマンシェパードのなっちゃんもそんな場所から保護された娘だった。本当に可愛くて家族皆に愛される存在だったが、血管肉腫という最悪の病で亡くしてしまった。今でもなつと遊んだ場所を通るとこみあげるものがある。このブログで写真で紹介しているのは我が家にいたなっちゃんのポートレート。
話はそれたが、このエピソードの感想。レックスの直感は正しかった。タイソンは心の底から悪いやつではなかった。ブルース・ラクストンは、黒幕にしては小物感。リアは疑われないためとはいえ、自作自演で銃弾を受けたり（防弾チョッキだけど）足をかすめさせたり、痛い思いをしたわりには詰めが甘い。サラが「嫉妬ではないけど」なんて前置きしたり、リアを連れてきたチャーリーにてんぱったりしたところが面白かった。