ハドソン&レックス~セントジョンズ警察シェパード犬刑事 シーズン1第14話 「謎の女」/ A MAN OF CONSEQUENCE (本国ではシーズン2第1話)

 

セントジョンズ署関係
チャーリー・ハドソン 
主人公。レックスのバディー
レックス 賢いジャーマンシェパード刑事
サラ 鑑識(監察医)の女性。本作のヒロインポジ。
ジェシー パソコンを駆使、場所の特定、人物照会、ビデオカメラ解析など行う。(ITスペシャリスト)オフィシャルハッカー?
ジョー ハドソンのチームの責任者。

ゲスト
ネルソン 
銃撃されたのに状況の供述を拒否。何か秘密がある。
マニー 海洋研究所の週末だけの守衛。実は故買屋。仮釈放中。
ネルソンの妻  名前不明。ネルソンの過去を知ったうえで結婚した。
スコット ネルソンの息子。
シェーン かつてダイヤモンドをネルソンと共に強奪した。ネルソンの親友。警備員に撃たれ海に落ち死亡。
オリビア シェーンの娘。ネルソンに父を殺されたと思い復讐の機会をうかがっていた。
クライブ オリビアと共犯。

 

本日の英語
原題のA Man of Consequenceとは重要人物(ここでは手配中に20年間偽IDで潜伏していたNelsonのこと)
レックスが単独でネルソンの拘置場所を訪れ、心配そうな顔をしている。そこにチャーリーがレックスを探しに来た。
Nelson: He just wandered in on his own.
(レックスは自分でここに来たんだ。)
Charlie:    Those bruises look worse than before.
(アザが前より悪化しているようだな)
Nelson:    Just a product of getting older, I guess.
(年のせいだと思うよ)
Charlie:  Of course.  That's why you're down here, pal.  You're not well, are you? Some of Rex's earliest training was to detect cancer cells.
(そうか、それでここに来たんだな相棒。具合が悪いんだろう?レックスはがん細胞を探知する訓練をうけたことがあるんだ。)
Nelson:    I tended to avoid doctors and hospitals in case one of my old medical records gave me away.  I don't need an expert to tell me that I'm sick.  And it's getting worse.  But your dog is right.  I don't know how much longer I have.
(自分の身許がわかるのが怖くて医者を避けてきた。病気だと知らされるまでもなく悪化していくのはわかってた。レックスは正しい。あとどのくらいもつかわからない。)
Charlie:    That's why you're selling the diamonds now, after all these years.  To take care of your family?
(だから今更ダイヤモンドを売ることにしたんだな。自分の家族のために。)

 

レックス君はがん細胞も探知できるとは!刑事、フツーのK9業務、癒しのセラピスト、潜入捜査、そしてがん探知ひとり(もう人間以上)何役こなしていくのでしょうか。

 

 

以下ネタばれ

チャーリーとレックスは、通報を受け、銃撃され腕を負傷した工業地帯の管理人をしているネルソンのもとを訪れる。銃撃され腕を負傷したが、当初は病院も拒否、銃撃されたということすら気づかなかった、犯人も見ていないとシラをきる。現場で目撃したであろう海洋研究所の週末警備員の仮釈放中のマニーもたとえ再収監されることになっても目撃を認めようとしない。

ジェシーがネルソンのことを調べると、本物のネルソンは20年前にすでに死亡していて、今ネルソンを名乗っている人物は別人である可能性が出てきた。ネルソン宅を訪ねるとネルソンのIDは以前お金で買ったこと、妻もその事実を知っていた。現場でネルソンは発砲していたのでその銃をネルソン宅で押収、取引しようとしたダイヤモンドも見つけた。ネルソンはメイン州から殺人容疑の逮捕状が出ていた。本名はハーパーだった。

ハーパー時代友人のシェーンと共にダイヤモンドを強奪、10時間後シェーンは遺体となって発見されていた。シェーンは警備員に撃たれ海に落ちたが助けることができなかった。今回の取引相手の特徴をネルソンは供述、自分の家族を守ってほしいとチャーリーに要請した。息子のスコットは自分のルーツが知りたくてネットでDNA検査をしたが、そのデータのせいで父親が何者かに狙われたと考え、心を痛めていた。

マニーの過去を洗ったジェシー。マニーが過去警察に情報を売って逮捕されている囚人と同じ刑務所に送ると脅すと口を割り始めた。マニーは故買人で盗品であるダイヤモンドを大金で買うとかけてきた女がネルソンのダイヤモンドを購入するとして手下とともに現れた。マニーは今朝受け取ったテキストメッセージをジョーに示す。テキストメッセージの送信元はシェイハイツのホテルだった。チャーリー達が踏み込んだ時には逃亡してしまっていた。女性が宿泊していたが匿名だった。

レックスはがん細胞を嗅ぎ分け、拘留中のネルソンに寄り添っていた。ネルソンは身分を偽っていたので病院に行けず病気を放置していたのだ。そのためダイヤモンドを妻と子供のために売ろうとしていたのだ。ホテルに落ちていた毛髪のDNAがシェーンと50パーセント一致。ネルソンに告げると自分を殺しかけた女がシェーンの娘だと察した。名前はオリヴィア、とても危険な女になっていた。

オリビアの相棒のクライブは警官に化け収監中のネルソンに発砲したがジョー達には織り込み済みで、ネルソンには防弾チョッキを着せていた。ネルソン宅に押し入ったオリヴィアをチャーリーとレックスは確保した。サラの鑑定でシェーンを撃った弾痕はネルソンの銃のものではなく、すでにネルソンの殺人容疑は晴れていた。

拘置所から移送される隙をついて、オリヴィアは警官の銃を奪い、ネルソンに銃を向ける。ネルソンはシェーンを撃ってはいないとチャーリーが告げるが、聞く耳をもたない。他の警官たちからオリヴィアが撃たれることを防ぐためネルソンは移送車のドアを閉め、気が済むなら自分を撃てと言ったがオリヴィアは銃を降ろして投降した。

ネルソンは捜査協力とダイヤモンド返還に免じて自宅軟禁での療養と国内滞在が認められた。


感想
ネルソン、最初からレックスが優しいまなざしを向けていたので、それほど悪人ではないのだろうなと推測できた(レックスわかりやすいやつ!)。窃盗に関しては時効が成立しているのか、激アマな刑だった。それにしてもネルソン嫁、窃盗犯(当時は殺人容疑もあったはず)ということがわかっているのになにもかも受け入れて結婚するとは…。

 

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