ハドソン&レックス~セントジョンズ警察シェパード犬刑事 第11話「汚れた水」/ BAD WATER RISING
 

セントジョンズ署関係
チャーリー・ハドソン 主人公。レックスのバディー
レックス 賢いジャーマンシェパード刑事
サラ 鑑識(監察医)の女性。本作のヒロインポジ。
ジェシー パソコンを駆使、場所の特定、人物照会、ビデオカメラ解析など行う。(ITスペシャリスト)オフィシャルハッカー?
ジョー ハドソンのチームの責任者。

ゲスト
フランク 工場に押し入った二人組の一人。今回の被害者
コナー エヴァンズ社の社員。事件前工場への入館証を失くしていた。
ロザリン エヴァンズ社の社長。
オディーナ フランクの姉。警官。
アローラ フランクの恋人。事件の夜、フランクと一緒にエヴァンズ社に押し入った。
アラン エヴァンズ社の重役

 

本日の英語
アローラをチャーリーの家で匿った時のサラとチャーリーの会話。レックスは自分のベッドを死守(笑)。
Charlie:  Where's Allora?
(アローラはどこ?)
Sarah:  Oh, she's asleep.  I let her take your room.
(寝ているわ。あなたの部屋で寝てるけど。)
Charlie:  Even Rex's dog bed is looking good to me right about now.
(僕はレックスのベッドに寝るのがよさそうだな。)
Rex barking
(レックスが吠える)
Charlie:  Couch works fine, too.
(ソファーもいいかも。)
ロザリンのオフィスで、彼女の机の引き出しにレックスが反応。
Rosalynn:  I think he smells my Power Bars.
(彼は私のプロテインバーの匂いを嗅いでいるのかも)
Charlie:  You mind if I take a look?
(中を見てもいいかな?)
Be my guest.
(どうぞご自由に)
Definitely wasn't the Power Bars.
(プロテインバーではないようだな)

be my guestの意味や使われ方
1.許可を求められたとき  どうぞご自由に。お好きなように。(よくこのドラマで使われる)
2.招いたお客に対して。   食事→ご自由にお食べください。アメニティーなど→ご遠慮なくお使いください。
3.食事をおごるとき ここの勘定は私が。ここは私のおごりです。

 

 

 

以下ネタばれ
とある工場らしき場所に二人組が押し入る。男女のようだ。分電盤を開け警報が鳴らないようにワイヤーを切る。カメラにスプレーをかけ映らないようにする。二人はその工場内でスプレーで「うそつき」「汚染水」などと落書きを始める。女性はフランクが何かを始めたとき目的が違うと制止しようとする。

翌朝エヴァンズ社(昨日の工場の会社名)コナーたちはたくさんの落書きの中で、男性の遺体を発見する。

雪の中レックスとチャーリーが遊んでいる。電話で呼び出され現場に向かう。遺体はフランクで、居留地の抗議ビラを持っていた。エヴァンズ社は複数の湖から取水し被害者はそれに反対していた。まだ子どもなのにと同情するサラ。死因は頭部を鋭利なもので強打されたこと。遺体のそばにあったバールに付着した血と髪はおそらく被害者のものと思われるが詳細はラボでチェックする。指紋はなかった。フランクのタトゥーは何らかの部族に属していることを示していた。また防犯カメラを塗りつぶす前に付けていたバンダナがないようだ。レックスがガラスの破片を見つける。押収した。従業員同士が何か入館証のことでもめている。

コナーに話を聴く。入館証を失くしたことを朝まで気づかなかった。午前2時30分に閉店までバーで飲んでいた。証人はたくさんいる。チャーリーは名前を上げるように要請した。入館証はバーでポケットから落としたに違いないという。何の情報も書かれていない白いカードがどうして入館証とわかるのか理解できないとコナー。それを見つけた人間が入館証だとわかっていたと推測される。コナーに話しかけたりお酒をおごったりした人物はいないようだ。コナーは被害者とは面識がないと供述した。

エヴァンズ社長を聴取。昨夜は夜9時以降工場は無人だったと供述。これまで門前での抗議活動はあったが、こういう形は初めてだと述べる。地元のコミュニティを環境チャリティを支援したりしているのに環境団体がどうしてここまで抗議活動するのか理解できない。エヴァンズ社は支援活動や持続可能性運動を通して天然資源を守るために懸命に取り組んでいる。雇用を生み出し三代以上にわたって雇用を生み出し地元経済に貢献しているのに。我が社は敵ではないのに。と供述した。

セントジョンズ署。フランクの姉のオディーナがフランクの遺体を確認した。オディーナを送るチャーリー。オディーナは弟とは仲が良くかった。彼が環境活動にのめり込んで、何かしらのトラブルが起きないかいつも心配していた。エヴァンズ社はオディーナのコミュニティに浄水場を建てると何年も前から約束してきたが遅延していて、フランクはとうとうキレてしまった。父母を8年前に2年間に立て続けに亡くしてしまったのは証拠はないが飲み水のせいではないかと思っていた。チャーリーは押し入った女性の写真を見せて誰かわかるかと尋ねた。写真を見てオディーナはフランクの恋人のアローラだと述べた。アローラは幼馴染で、短気ではないが、情熱的な人物。弟も彼女もハエ一匹殺せない、ような人物だと言った。

テレビニュースで流れていたエヴァンスボトリング工場への抗議集会を見るチャーリーとジェシー。フランク等は、帯水層からきれいな水をくみ上げ地域の住民には汚染された飲料水を残しているという主張で、エヴァンズ社の欺瞞に断固として戦うというものだった。
サラが現場で見つけた割れたガラスの破片を分析し、フランクの部分指紋と一致。そのガラス瓶に入っていたのは大腸菌だった。タンクに混入し、市中に出回れが、多くの人が被害を受け、死者が出る可能性もある。ハエも傷つけないどころではないとチャーリー。

エヴァンズ社を訪れるチャーリーとレックス。タンクの水は無事だった。アランはこれは抗議ではなくもはやテロと憤る。ここで何が起こったかわかるまではフランクたちの所業とは断定できないとチャーリーが伝えるとアランはさらにたたみかけようとするが、ロザリンが制し、警察の報告に感謝したうえ、警備システムの欠陥に即刻対処すると告げた。チャーリーは内通者がいる可能性はないかと問うと、従業員には好待遇で仕事に従事してもらっている、内通者はいないと信じていると答えた。いつでも警察には最大限の協力をするとチャーリーに告げた。レックスはエヴァンズ社の製品のにおいをかいでいる。

レックスが車を降りるとあるパトロールカーにに近づく。レックスが乗り込むとオディーナが出てくる。チャーリーはフランクとアローラ宅の捜索に来ていてフランクの地元警察の協力を仰ぎに来ていた。オディーナが協力を申し出る。

フランク宅。アローラはだれにも見られないように夜中に急ぎ帰宅して何かを持って出たと推察。近隣の人は24時間彼女の姿を見ていないという。同棲期間は約6か月。レックスが薄茶色の水の容器を見る。オディーナによるとそれがこの地域の飲料水で、ペットボトルの水を購入するほど余裕のある住人はあまりいないという。チャーリーはアローラのTシャツの匂いをレックスに覚えさせ追跡する。森の中に入ると建物を発見オディーナがパトカーで先回りしていた。建物の中からオディーナとアローラが出てくる。チャーリーがオディーナに詰め寄ると森のなかから銃撃。二人を建物の中に避難させると今度はチャーリーとレックスを狙っていた。チャーリーが狙撃手にいち早く気づき、銃撃戦になる。狙撃手に当たったが逃げられた。建物に戻るとアローラが出てくる。オディーナが続き、チャーリーに銃を向ける。アローラが狙われているので彼女を守るためだった。アローラはフランクが大腸菌を混入させようとしたことを止め、フランクもすぐに大腸菌の瓶をたたき割った。証拠をもっと探してくると言ったまま戻らなかったので探しているとフランクの死体があり、そのまま逃げたということだった。ジョーはすぐに連行するように言うが、チャーリーは逃げられたと偽って、アローラを自宅にかくまう。サラに事情を話し、アローラを見守るように依頼してレックスと出かける。

チャーリーとレックスは再度工場へ。アランに夜間に工場にアクセスできる人物のことなどを尋ね、アランのアリバイも質問。
一方、サラはアローラと話を交わす。アローラはフランクと同じタトゥを入れていた。永遠という意味で、二人の愛と地元愛へ捧げるものだった。アローラは誤解を受けやすいがフランクはとても優しく、思いやりのある人物だと言い、サラの腕で泣き崩れる。署でジェシーに確認。銃撃された人物が病院に現れた形跡はなく、アランの映画を見たというアリバイもチケット購入をしている映像は確認できた。

チャーリーが家に帰るとアローラは寝室で休んでいた。サラがアローラに見せてもらった写真を一緒に見るチャーリー。そこにはフランクたちと仲良さそうにしているコナーの姿があった。

チャーリーはコナーを追及。昔居留地の子たちと仲良くしていたので、落書きをするだけだとチャーリーから言われて入館証を貸した。アローラを狙ったらしき男に彼女の行方を聞かれて殴られた跡があった。チャーリーは男の似顔絵を作成する。似顔絵をもってロザリンの所へ行く。見覚えがないという。浄水場を作る約束の件はアランに任せてあると供述した。

オディーナから電話。フランクの家に侵入者があったという。チャーリーとレックスはすぐに向かう。何かを探しまわった跡があり、チャーリーはアローラが何らかの証拠を持っているのだと推測する。サラに電話、スピーカーフォンでアローラにも聞こえるようにして浄水場建設が嘘だという証拠をフランクが探していたこと、聞く前にフランクが死んでしまったこと、すぐにリュックをもって逃げたことを話す。アローラのリュックには特に証拠のようなものは見つからなかった。そこに窓ガラスが割れた音。チャーリーはサラとアローラに隠れるように指示、すぐに自宅に向かった。サラの機転とレックスにより、狙撃者を取り押さえた。

署に狙撃者を連行。エヴァンズ社も担当している一流弁護士がその男の弁護を担当することになった。ジョー、チャーリー、レックスはロザリンの所に向かう。レックスがロザリンの机の引き出しに反応。引き出しのなかからバンダナのようなものが見つかる。ロザリンはそのようなものは見たことがないと話す。署で弁護士を待ち、黙秘をするロザリン。ジョーは証拠をわざわざオフィスに残すとも思えない、またチャーリーも事件後に訪れたときにはレックスは無反応だったということからロザリンは犯人ではなく机の引き出しにわざわざ仕込んだ人間が殺人犯だと確信した。

もう一度フランクとアローラが侵入した日の防犯カメラ映像を洗いなおす。怒りの抗議の落書きが多いなかで、二人のタトゥの柄がフランクの遺体の近くに書かれていた。それが何かの隠し場所を示しているのではチャーリーは考えた。

チャーリー、レックス、サラ、ジェシーは現場を訪れ、レックスはエアコンの室外機に反応。チューインガムに何かをくっつけた跡があった。近くからUSBメモリーを発見した。そしてその持ち主であったであろうアランを連行した。

アランがアリバイを主張していたインディジョーンズの映画は実際には数人の若者が見ていただけだった。(ただ切符を買っただけ)浄水場建設の責任者だあったアランは、建築を妨害するようなアクションをとっていて、建築費を着服していたのだった。オフショア口座を調べるとアランに行きついたのだった。事件の日、建設する気がないことの証拠をつかんだフランクを殺害し、証拠のUSBを奪い取ろうとしたが、すでにフランクはどこかに隠したあとだった。リュックがあったことを思い出し遺体のそばに行ったがすでになくなっていた。そこにUSBが入っていると考えたアランは狙撃手を雇いアローラをつけ狙っていたのだった。

ジョーはロザリンにエヴァンズ社が法定割り当て以上の取水を行っていたことを暴き、ロザリンに浄水場の建設を速めること、建設が終わるまで、無償で浄水のボトルを地域に提供することを認めさせた。

チャーリーとサラはアローラとオディーナに浄水場建築の許可が下りたことすぐに着工になるということを伝えた。アローラはこれからもフランクの代わりに声を上げていくと誓った。

 

感想
先住民の居留地に住む少年と少女がウォーターボトリング会社の嘘をあばくために抗議活動をしていた。現在でも彼らに対する差別のようなものが存在するようである。居留地に建てられた工場のせいで薄茶色に色が付いた水をのまなければならないとかボトルウォーターを飲料水として購入する余裕もないという貧困の問題もあるようだ。アランが犯人とわかった時にロザリンが正義の味方を発動して先住民の人たちに謝罪して、浄水場の建設を速攻で進めるのかと思ったが、結局ジョーに不正を指摘され苦虫を嚙み潰したような表情でしぶしぶ浄水場建設と完成まで居留地の住民にボトルウォーターを無料で提供することを認めた。人格者ではなかったということがよくわかった。雪で遊ぶレックス。とてもかわいかった。

 

 

 

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