『ピアノの森(一色まこと)』
ついに完結しました、ピアノの森。
初めて読んだのが小学生の時で、ちょうどカイと一緒に年齢重ねました。
わたしもピアノを13年間ほど習っていたので当時はダイレクトなタイトルに思わず手にとった記憶があります。
初めて読んだ時は衝撃だったなぁ。
紆余曲折を経てのショパンコンクール、カイの弾くピアノは聴いたことないけど知っている曲だからこそ脳内で再生され本当に感動しました。
ゴールは「優勝」ではなくあくまでも阿字野先生のため。
ラストシーンはただただ感動で本当に最後まで読んで良かったなと思いました。
これだけ長い時を重ねた物語はやっぱりハッピーエンドに限ります。
わたしは手が小さくオクターブ届くのでさえギリギリで、「ド~ミ」の和音のときはペダルで音をつなげていました。(もしくは潔く高音しか弾かない)
四分の三拍子が苦手でした。
譜読みが苦手でほぼ聴いて覚えていました。
自宅が電子ピアノだったのでグランドピアノの鍵盤が重たく感じていました。
今26歳なので人生の半分はピアノを習っていました。
実はピアノを二回辞めたことがある。
最後の練習曲はショパンの「別れの曲」でした。
今までの人生の中で一番悲しくて寂しいと思った別れはピアノの先生と離れるときでした。
いろんなピアノをやってきたときの思い出がぶわっと蘇って、カイのような劇的なことはなかったけど楽しかったなぁと。
そんな過去の思い出もピアノの森を読まなければ雑多な日常に消えていくだけだったかもしれない。
一度でもピアノをかじったことある人ならばきっと心に響く漫画だと思います。
