箱入り息子の恋 | サンタモニカナチョ

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『箱入り息子の恋(2013)』




監督 市井昌秀
脚本 市井昌秀/田村孝裕
音楽 高田漣

■キャスト
天雫健太郎…星野源
今井奈穂子…夏帆
天雫寿男…平泉成
天雫フミ…森山良子
今井晃…大杉漣
今井玲子…黒木瞳


■あらすじ
市役所に務める35歳の健太郎(星野源)はこれまで女性と付き合った経験もなく、いまだに実家で両親と暮らしている。父(平泉成)も母(森山良子)も息子を気遣い、親同士が子どもに代わって相手と対面する「代理見合い」への出席を決める。そこで今井夫妻(大杉漣、黒木瞳)と知り合った健太郎の両親は、目が不自由な彼らの娘奈穂子(夏帆)のことを知り……。


■感想

『もらとりあむタマ子』のミュージックビデオで知った星野源。ミュージシャンだと思っていたから映画主演と知った時は「何者?」って思った記憶があります。


35歳、趣味貯金、恋愛経験なし、実家暮らし。
主人公 天雫健太郎。
市役所勤務13年、昇進経験なし。



設定がしっかりしているので物語に入りやすいです。


対して相手役は目の障害をもっている社長令嬢奈穂子さんを夏帆が演じます。可愛い~。




後半は体当たりな場面が多々出てきて、
恐らく一番の見せ場?なのに笑えます。笑




好き嫌いわかれそうなラストだなーと思うけど、わたしは好きです。

目が見えないからこそ性的な意味ではなく体を触れ合いたいだなと。

最初にホテルに行ったシーンでは「おいおい展開早くねえか?」と思っていたけど奈穂子が健太郎の頬に触れた時そんな思いも払拭されました。


最初の見合いのシーンで「見た目で決めつけるのは目の見える人だけ」と健太郎が言った言葉の解を感じました。


わたしは学生の頃、個人的に聾学校へ取材に行ったことがあります。その時は作品のための取材だったんですが、あのとき感じたことは今でも鮮明に覚えています。


目が見えるわたしたちは情報を90%視覚でとらえるそうです。だからこそ視覚に頼りすぎた生活を送り、目に見えることがすべてだと無意識に思っている。

そういう概念を取材したときに打ち砕かれました。


いまは道で白杖をも持った人を見かけると困ったときいつでも助けになれるよう、気にかけるようになりました。点字ブロックに自転車が置いてあるときはずらすようになりました。まあすべて自己満ですが、少しでも力になりたいとあの時思ったので。それも6年前の出来事ですが。


映画と脱線してしまいましたが、目が見えない分、肌の触れ合いを大事にしている描写がとても心に響きました。


映像も爽やかで鑑賞後はほっこりなれる映画です。
音楽もすごくヨカッタ!☆