チャップリンからの贈り物 | サンタモニカナチョ

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『チャップリンからの贈り物(2014)』



原題:La rancon de la gloire


監督 グザビエ・ボーボワ
脚本 グザビエ・ボーボワ/エチエンヌ・コマール
撮影 カロリーヌ・シャンプティエ
美術 ヤン・メガール


■キャスト
エディ・リカルト…ブノワ・ポールブールド
オスマン・ブリチャ…ロシュディ・ゼム
ローザ…キアラ・マストロヤンニ
ジョン・クルーカー…ピーター・コヨーテ
サミラ… セリ・グマッシュ


■あらすじ
1978年、喜劇王チャップリンの遺体がスイスのレマン湖畔にある墓地に埋葬された。それを知ったお調子者の男性エディは、入院中の妻と幼い娘を抱えてどん底の生活を送る親友オスマンを誘い、チャップリンの棺を盗んで身代金をせしめようと思いつく。しかし計画は穴だらけで、ツキにも見放された2人は窮地に追い込まれてしまう。


■感想

試写会にて鑑賞。


喜劇王チャップリンの遺体を誘拐する実際の事件に基づいて作られた作品映画です。
劇中ではチャップリンへのオマージュがいっぱいでした。


貧困であるために、妻の医療費も払えない、娘を進学させてあげることもできないオスマン。
刑務所から出所したばかりの陽気なエディ。
この二人を主軸に物語は進みます。


エディの思いつきでチャップリンの遺体を誘拐するんですが、まぁ詰めが甘い。笑
現代の日本だったらすぐ逮捕されてるぞ~っていうくらいの無計画さです。


なのにいつの間にか彼らにどっぷり感情移入をしてしまったようで、

ラストはダラダラと涙を流してました。
泣くなんて予想外!笑



犯罪は悪いことだし、遺体を盗まれた遺族の気持ちを考えると悼たまれないけれど、彼らの境遇に同情してしまう。


「チャップリンは常に弱い者の味方だった」


このコンセプト?のようなものがこの映画には全体を通してあって、邦題に結びつくんだな~と解釈。(違ったらすみません><!!)


シュールな場面とかフフっと笑える部分もありますが、全体的に切ない気持ちになる映画でした。
でも要所々々でチャップリンのパロディや映像が流れるので感傷的になりすぎずに観ることが出来ました。さすがチャップリン。



余談ですがチャップリンの生まれ年の100年後がわたしの生まれ年で変なシンパシーを感じてしまいました。笑
黄金狂時代や独裁者以外の作品も観てみようと思います。


(札幌ではでは9/5シアターキノにて公開です。)