『さよなら歌舞伎町(2015)』
監督 廣木隆一
脚本 荒井晴彦/中野太
製作総指揮 久保忠佳
音楽 つじあやの
■キャスト
高橋徹…染谷将太
飯島沙耶…前田敦子
イ・ヘナ…イ・ウンウ
アン・チョンス…ロイ
■あらすじ
一流ホテル勤めと周囲に偽りラブホテルの店長をしている徹(染谷将太)は、ミュージシャンを夢見る同居中の恋人・沙耶(前田敦子)との関係が倦怠(けんたい)期になりかけていた。歌舞伎町にあるラブホテルに出勤し多忙な1日が始まるが、ホテルでは家出少女(我妻三輪子)と来店した風俗スカウトマン(忍成修吾)、時効を間近に控え男(松重豊)と潜伏生活を送るホテルの清掃人(南果歩)など、年齢も職業もさまざまな男女の人生が交錯し……。
■感想
これも絶対劇場で観ようと去年から思っていた映画。
こんなに濡れ場の多い映画を劇場でみたの初めて。レディースデーだったからか、9割は女性でした。それもまた驚き。
1組カップル(仕事帰り30歳過ぎたカップル)がいたんですが、夜の回だったのでビールやらつまみやらもってきてガサガサ、オープニング中ずっとやっていて、あっちゃんの歌半分聴こえませんでした。
この雑音は物語中盤まで続きました…笑
世間知らずな若者ならまだしも、社会に出たくせに最低限のマナーも守れないなんてそれもまた驚きでした。
話はラブホテルを軸にして繰り広げられる群青劇です。
ラブホテルの裏側ってこんな風になってるのか~ってびっくり!掃除とか大変だろうな~とか思いつつ、自分の住んでる世界と全く違うから新鮮な映像でした。
・倦怠期気味なカップル
・時効間際の逃亡中のカップル
・出稼ぎで韓国からきたカップル
・チンピラと家出少女のカップル
・W不倫中の刑事カップル
この5組のカップルがだいたいの主要メン。
刑事カップル以外みんないい奴!
みんな現状に満足していなくて、それでもそこから抜け出したくてもがいている姿がジーンときました。
「俺はこんなところで今はくすぶってるけど、絶対に一流ホテルのホテルマンになってやるからな!」
的な啖呵をきるところは若干自分にも重ねてしまいチクチクする。笑
やりたいことできてる人は世界中何人いて、やりたいことやって満足している人って何人いるんだろう?
個人的にいつも悪役ばかりの忍成くんがいいヤツだったっていうのが一番ほっこりした。笑
リリィシュシュのすべてから悪い人役ばっかりなんだもの。笑
あと時効間際のカップルは観ていて一番応援したくなった。「一人一匹の魚が食べたいよ~」とか個人的にツボ。笑
一番尺が長かったのが韓国人カップル。
やたら長回しが多い。笑
体洗われるシーンとか長い。てかもっとちゃんと背中もこすれよって思ってしまった。笑
「メビウス」で話題の女優だったから長かったのかな?
まあ本音は韓国人カップルをもう少し省いて沙耶&徹カップルがもっとみたかった。
日本語がたどたどしくてところどころ何言ってるのかわかりません。てか、歌舞伎町ってあんなに韓国人がたくさん働いてるの?
他の外国の方観うけられませんでしたが。そこも驚き。
あと出てくる人みんな細いのにおっぱいがある!
温泉でも見ちゃうけど、おっぱいの形ってほんと人それぞれだよなー。
おっぱい好きな人はいろんなおっぱいが見られるのでオススメ。笑
ラストにかけてのあっちゃんの弾き語りはすごくよかった号泣した。声がいい。女優としても頑張ってほしいけど、声がすごく惹かれるものがあるから歌も歌ってほしい!
わたしは女の目線だからどうしても沙耶よりになってしまって、徹にたいしてもどかしさとか感じちゃうんだけど、あの二人結局どうなったのかな~と。
冒頭で「ねぇ、しよ。」って誘いに断った時点でありゃだめだ。笑
女の気持ちをわかってなさすぎる。笑
こういう群青劇を観た後にいつも思うんだけど、それぞれ生活や性格、趣向が違う人間が映画館という同じ空間で同じ映画を共有したという事実がなんだかすごいことのよう思えてくる。
だからマナーのないカップルも許してやるか。と思えるくらい、鑑賞後は晴れやかな気持ちになりました。
すごくすごく、いい映画でした。





