いつでも、誰かに期待してしまうし

私はいつだって、誰かに期待してほしい

そんな私はきっと欲張りで、

本当の私はきっと、醜い。




湿った南風が真っ白なカーテンを揺らす

この風はいったいいくつの海や山を越えてきたのだろう

大好きなあの人の肩を通り過ぎただろうか

静かに目を閉じて、胸いっぱいにこの風を吸い込む


あなたに恋していた時間を思い出す

今はもう遠くの記憶になりつつある


この湿った南風があなたへの想いをさらっていってくれることを願おう



どんなに遠くのあなたを想ったところで、私にはどうすることもできない。

この想いを伝える術を私は知らない。

この想いを伝える言葉を私は知らない。


いつかもう一度どこかであなたに出会いたい。

素直な自分で、もう一度。

あなたに逢いたい。