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とりあえずなんとか通じるだろうから
英語を並べておけばいいや、と思って
英語の案内を作ったり、
自動翻訳に任せっきりにしたりしますか?
それとも、目につくものだからこそ、
そして外国の方にきちんと対応するために
案内用の英語もきちんと作成しますか?
外国の方は、どちらの案内文を
信頼するでしょうか?
写真は、東京・自由が丘にある
ある商業施設のトイレの張り紙です。
この英文、皆さんは
正しく伝わると思いますか?
↓↓答えと解説は下の方にあります↓↓
こんばんは。
TOEIC満点講師、花井知哉です。
普段から、公衆トイレの
トイレットペーパーの持ち去りは
度々問題になるのですが、
コロナ騒動でトイレットペーパーの
入手が難しくなっている今、
それに拍車がかかっているのかも
しれません。
ということで、日本語では
「トイレットペーパーを
持ち帰らないでください」
と書いてあります。
その下にはこんな英文が。
Please don’t take toilet paper.
結論から言うと、
この英文を読んだ外国人は
首をかしげるでしょう。
それは、動詞takeという語が
色々な意味を持っているからです。
辞書が手元にある方は
takeを開いてみてください。
ジーニアス英和辞典だと、
takeだけで4ページも割かれています。
それだけ多義にわたる語、ということです。
そして、確かにtakeには
「(モノなどを)持っていく」
という意味も載っています。
でも、その場合、通常はtake
単独では使いません。
「持ち去る」なら
take awayという熟語を使うのが
普通です。
takeだけだと、数センチだけでも
取ってはいけないのか?
使ってはいけないのか?
という疑問がわいてきてしまいます(>_<)
この写真の挿絵を同時に見れば、
「トイレットペーパー使用禁止」
とも受け取られかねません。
正しくは
Don’t take the toilet paper away.
となります。
なお、toilet paperにtheを
付ける必要があるのは、
その個室内にある、特定の
トイレットペーパーを指すからです。
外国人観光客が多い自由が丘。
そんな場所でこの英語(?)表記は
いただけません。
できることなら早めに
修正していただきたいですね(>_<)
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