「息子に宿題をさせる」
「息子に遊びに行かせる」
このように「~させる」は
日本語でよく使いますが、
英語では何という動詞を使えば
いいのでしょう?
実は「~させる」と訳せる動詞は4つあります!
↓↓解説は下の方にあります↓↓
こんにちは。
TOEIC満点講師
花井知哉です。
実を言うと、その4つの動詞とは、
make, get, have, letです。
すべて「使役動詞」と呼ばれるものです。
まずはmakeですがこのように使います。
I made my son do his homework.
(息子に宿題をさせた)
まず文法的な話をすると、
この文はSVOCの文です。
使役動詞を使ったSVOCの文では、
例文のように「toなし不定詞」、
つまり動詞原形を使います。
さて、この場合の「させる」の意味合いは
どのようなものでしょうか?
それはズバリ「強制」です。
この場合、嫌がる息子に強制的に
宿題をさせています。
夏休みの家庭の場面が想像できますね。
次にgetはこの例文で考えてみましょう。
I got her to come to our party.
(彼女にうちのパーティーに来させた)
と、一応「させた」と訳しましたが…
この場合の意味合いはどうでしょうか?
getの場合は「説得」です!
この場合、気乗りしない彼女を、
頑張って説得して来てもらった、
という意味になります。
ちなみに、動詞getの場合は
toが動詞原形の前につきます。
さて、haveの例文も見てみましょう。
I had Bob print out the document.
(ボブに書類を印刷させた)
この場合は、makeやgetの場合と違って、
相手が嫌がっていたり、
気乗りがしない、ということはありません。
職人などに、あるいは目下の人に
「指示」してやらせる、という意味です。
ですから、この場合のBobは
私の部下の立場の人と推測できます。
さて、最後はletです。
I let my son go out and play.
(息子に外へ遊びに行かせた)
この場合の意味は「許可」です。
遊びに行きたい、
という息子の願いをくんで、
それを許可する、という意味です。
まとめると、こうなります。
makeは強制、
getは説得
haveは指示
letは許可
日本語では同じ「させる」でも、
英語ではこのように4つの動詞を
使い分けています。
それぞれニュアンスが異なりますので、
使い分けに注意してください!
特にビジネスでメールを書くときなどは
一つ一つの単語に気を付けてくださいね。
***************
【お知らせ】
現在、花井塾の空き枠は
火曜、金曜の昼間(15時までの時間帯)
および土曜日の17時~
(対面レッスン、オンラインのいずれも)
となっています。
***************
僕の開いている塾(花井塾@世田谷区用賀)
の内容について、
詳しくはコチラからどうぞ!
花井のプロフィールはコチラから
お問い合わせ、相談申し込みはコチラから
お気軽にどうぞ!
花井が語る英語ネタの動画はこちら