欧米人は名言やことわざを
引用するのを好みます!
コミュニケーションを図るうえで
その知識は欠かせません。
では、この名言はご存知でしょうか??
↓↓解説は下の方にあります↓↓
こんにちは!
英語講師の花井知哉です。
17世紀のイギリスの政治家,外交官である、
フィリップ・ドーマー・スタナップ
チェスターフィールド(4代伯爵)の名言に
このようなものがあります。
まずは英語で見てみましょう。
Whatever is worth doing at all
is worth doing well.
短いですが、文法や語法が
色々と含まれています。
少しずつ見ていきましょう。
まず、文全体を見渡すと、
Whateverからallまでのカタマリが
主語となっていることが分かります。
つまり、名詞のカタマリ(名詞節)ですね。
Whateverの用法には2つあって、
名詞のカタマリを作る(=名詞節を導く)
場合は「~は何でも」と訳し、
副詞のカタマリを作る(=副詞節を導く)
場合は「たとえ何が~でも」(譲歩)と訳します。
今回は前者の「~は何でも」ですね。
そのカタマリの中ですが、
is worth doingとあります。
「be動詞+worth+~ing」は熟語で
「~する価値がある」という意味です。
そしてat allです。
よく使われるのは否定文で、例えば
I don’t like it al all.
(全然好きじゃない)
というふうに、
否定文の強調に使われます。
でも今回は違います!
肯定文の中では「仮にも、そもそも」
という意味で使われます。
ですから、この文の主語である
Whatever is worth doing at all
は「仮にもする価値のあるものは何でも」
という意味です。
そのあとの部分は大丈夫でしょうね。
is worth doing well.
「~は立派にする価値がある」です。
まとめると
Whatever is worth doing at all
is worth doing well.
の意味は
「仮にもする価値のあるものは何でも、
立派にする価値がある」です!
色々なことに積極的に
チャレンジしていきたいものですが…
もちろん、時間やエネルギーには
限りがありますから、
「やる価値がある」と思えることすべてに
手を伸ばすことはできないでしょうし、
たとえそうしても、一つ一つに
十分に取り組めません。
「やる価値のあるもの」に
優先順位を付けた上で、
優先順位の高いものから一つ一つ、
しっかり、丁寧に取り組みたいものです(^^♪
さて、今回の短い名言でも
たくさんの文法や語法が出てきました。
「文法をしっかり身に着けて
それを読み書きなどに活かす」
とは、このレベルを指します。
単にTOEICの文法問題が解ける、
といったレベルではありません。
実際に英語を「使いこなす」ことを
めざすならば、
文法を体に落とし込むことが必要です。
僕の個人塾では、
まず文法を体に落とし込むところから始めて、
それを書いたり話したり(アウトプット)
する訓練をしています。
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