「100%いつも」を意味するalways。
ただ、文中での位置を間違えると
意味が変わって誤解されかねないのです!
↓↓詳しい解説は下の方にあります↓↓
こんにちは。
TOEIC満点講師、
花井知哉です。
まず、今日のお話をする前の
前提となる知識を復習してみましょう。
always, sometimes, neverなど、
「頻度」を表す副詞の位置は、
「一般動詞の前、be動詞や助動詞のあと」
というのが基本ルールです。
それは押さえた上で
今日の話に入ります。いいですか?
では、以下の文のどこかに
alwaysを入れて、正しい英文に
してください。
My boss and I don’t have
the same opinion.
もちろん、どこでもいい
というわけではないですね(笑)
きっと、このような文が
出来たのではないでしょうか?
My boss and I don’t always
have the same opinion.
はい、正しい英文ですね。
alwaysが助動詞doの後、
一般動詞haveの前に入っています。
では、意味も言えるでしょうか?
ここが1つ目の大事な点です。
not alwaysで
「いつも~というわけではない」
という、部分否定の表現です!
「上司と私は、いつも意見が
同じというわけではない」
つまり、意見が食い違うときも
あるということですね。
このnot alwaysですが、
「いつも~というわけではない」という
大事な表現ですので
覚えておきましょう!
さて、実は
My boss and I don’t have
the same opinion.
という文、他にも答えがあります!
分かりますか?
もう一つの答えはこれです。
My boss and I always don’t have
the same opinion.
規則通りの、先程の
「一般動詞の前、be動詞や助動詞のあと」
には当てはまりませんが、
これも正しい表現です!
では意味は?
この場合のalwaysは、直後の
don’t have the same opinion
にかかります。
「いつも、意見が同じでない」
→「いつも意見が食い違う」
という、完全否定の文になります。
ちなみに、読み上げる場合には
alwaysを強めて読んでみてください。
ニュアンスが分かりやすくなります。
このように、notとalwaysの
組み合わせですが、
位置によって意味が異なります!
not alwaysで
「いつも~というわけではない」
という、部分否定の表現。
always ~ notで
「いつも~ない」
という、完全否定の表現。
「細かい語順なんて
気にしなくても大丈夫」
そう教わってきた人には
ある意味驚きかもしれません。
でも、英語の語順は
日本語の語順ほど自由ではありません。
むしろ、キッチリ決まっている、と
言ったほうがいいでしょう。
そこで大事なのが、
文の組み立て方を体系的に
身につけることです。
つまり、文法の出番です。
不定詞などの文法単元ごとに、
いろいろな表現を身に着けながら
論理的な文の組み立て方を習得する。
英語とは根本的に異なる言語である
日本語を母語とするわたしたちにとって、
この方法が最も着実で効率的です。
僕の個人塾「花井塾」では
社会人の方を対象に、
このような方針で教えています。
そうやって、「読む・聞く」はもちろん、
「書く・話す」能力を伸ばすための
基礎づくりから始めていきます。
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