んにちは。

TOEIC満点講師

花井知哉です。

 

 

先日のブログ記事

【「4技能テスト」という英語の

大学入試「改革」は誰のため??】

では、

 

大学入試の英語が「4技能化」され、

民間試験が判断材料として

導入されることについて、

僕なりの考えを述べました。

 

その記事をまだ読んでいない方は

↓↓こちらからお読みください↓↓

https://ameblo.jp/nacci7/entry-12417121800.html

 

 

さて、その記事の最後では

こう書きました。

 

でもこう言うと、必ずといっていいほど

「日本人が英語を話せないのは、

学校の英語教育、そして大学入試のせいだ」

という声が聞こえます。

 

 

今日はその点についてお話ししますね。

 

まず、多くの日本人が夢見る(?)

「英語を話せる」ってどんなレベルでしょう?

 

よく「日常会話程度の英語力がほしい」

という声が聞こえますが、

実は会話の中でも「日常会話」が

一番難しいです!!

 

 

というのも、仕事上での英会話であれば、

ある専門分野の話がメインです。

そうすると、専門用語の知識は必要です。

 

でも、逆に言うと専門分野の話以外は

ほとんど出ないと考えてよいので、

覚えるべき単語などは

限られた範囲になります。

 

 

でも、これが「日常会話」となると

どうでしょう?

 

どんな話題を振られるかわからないんです。

ですから、どの分野の話に対応して

おけばいいのかすらわからない。

 

実は「日常会話」とは、

最もハードルの高い分野なのです^^;

 

 

さて、どの分野で話すかは

とりあえずおいておきましょう。

 

そもそも学校で習う英語って、

よく言われるほど「役立たず」ですか?

そんなに長時間勉強しましたか?

 

 

まず、時間についてです。

よく「中高で6年間も勉強した」

といいますが、

その中身、実質はどうでしょう?

 

元東京学芸大教授の金谷憲氏による

興味深い数字があります。

 

公立の中高6年間では

合計1000「時間」英語の授業があるそうです。

 

でも、これは一コマ50分で「1時間」です。

そして、1年分の数字を出すために6で割ります。

すると約139時間です。

 

1年の中で139時間、ということは…

つまり、5.78日です!

 

つまり、1年365日のうちで

6日弱しか英語の勉強に使っていない

ことになります。

 

数字を見るとわかりやすいですが、

実はそれほど英語の勉強をしていません。

 

しかも、日本という国は

それ以外の時間は

日本語ですべて済ませられます。

 

要するに、思っているほど

英語の勉強には時間を当てていません。

それ以外の時間も、

英語にはほぼ接していません。

 

 

これで学生全員が

実用的な英語を身につけられたら、

ある意味不思議です。

 

これほど少ない時間なのですから、

いわゆるアウトプット(話す・書く)に

回す時間はほとんどないはずです。

 

英語は、まずは土台を固めるのに

結構な時間と努力が必要です。

 

ですから、中高「1000時間」の中では

基礎的な事柄だけしかできず、

発展的な内容までは手が回りません。

 

 

かといって、英語の授業時間だけを

安易に増やすということもできませんから、

これはどうしようもない。

 

さらに英語力を伸ばしたいと思うなら、

個人的にプラスアルファで勉強

する必要があるのです。

 

ですから、「英語ができない」のを

学校のせいにするのは、

そもそも間違った話です。

 

 

学校ではまずは土台として、

きちんと文法を教えて、

基礎固めをする必要があります。

 

学校での英語はあくまで将来、

自分で英語力を伸ばすための

土台作りをする場です。

 

「話す・書く」のアウトプットの練習も、

「英語力」を木に例えるならば、

幹ではなく「枝葉」の部分です。

自力で伸ばしていけばよいです。

 

 

そうなると、

「英語が話せるようになるために、

学校ではコミュニケーション重視!

文法は極力排除!」

 

という議論はなんとも乱暴です。

僕はこれに大いに反対します。

 

加えて、いわゆる「4技能の能力を

図るための民間テストの導入」

にも反対です。

 

そんなものを導入しても、

実質的な英語力の向上にはつながるか

はなはだ疑問です。

 

結局は実質的なスピーキングの練習はせず、

「スピーキングテストの対策」

に終始したりするでしょうから。

 

 

物事には順番があります。

建設工事ではまず、土台作りに

長い時間をかけます。

 

それと同じように

英語に限らず語学の習得では、

文法を使って論理的に理解を組み立て、

土台作りをする必要があります。

 

文法や論理的思考力が

英語力という木の「幹」になるんです。

 

もちろん、それと同時に一つ一つの単語の

「音声」も重要になってきますが。

 

みなさんは、きちんとした英語の「土台」を

積み上げる努力をしていますか?

それが将来、花を咲かせるためには不可欠です!!

 

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