に文法をキチンと使っている人には

ショッキングな状況です。

 

The Wall Street Journalの日本語電子版に

このような記事がありました。

http://jp.wsj.com/articles/SB10450239983503033595904583210892037465474

 

 

こんばんは。

TOEIC満点講師、花井知哉です。

 

 

whomは、以前の日本の英語教育では

きちんと取り扱われていたので

覚えている人も多いでしょう。

 

ヘミングウェイの小説

「誰がために鐘は鳴る」は

For Whom the Bell Rings

ですし、

 

証明書や推薦状に使う

「関係当事者殿」は

To whom it may concern

と表現します。

 

文法的に説明すれば、

疑問詞や関係代名詞whoの

目的格ですね。

 

ただ、これが英語圏でも

どんどん使われなくなっているとのことです。

whoで代用されることが多いのです。

 

 

確かに堅苦しさはあります。

ですから話し言葉ではwhoを

以前から使っています。

 

ただ、外国語として英語を学ぶ人が

whomを覚えずwhoで覚えてしまうと、

もともとwhoである「主格」との区別が

できなくなります。

 

そうすると、少なくとも「who」に関しては

正確な使い方ができなくなります。

 

 

もちろん言語は生き物なので、

長い目で見ればそれが正しい使い方と

なるのかもしれませんが

 

(実際、英語は他のヨーロッパ系言語に比べて

動詞の活用などが簡略化されています)

 

今はまだ、特に書き言葉では

そういった使い方には異議を唱える人も

多いようです。

 

みなさんはどう思いますか??(^^)