おはようございます。
“英語のスペシャリスト” プロデューサー
花井知哉です。
 
 
僕が関わっているある英語サークルで、
僕は「文法の専門家」という立場で教えています。
 
毎週メンバーからの質問を受けますが、
先日こんな質問を受けました。
 
回答とともに紹介しますね♪
 
 
【質問】
 
I prefer quality to quantity.
量よりも質を選ぶ。
 
(…の)ほうを好むのpreferですが、"?よりも"の部分は
なぜthanではなくtoで表すのでしょうか( *´?`)?
 
それから、
I prefer to work on my own.
自営業の方がいい。
 
↑この文は比較対象がないので、このtoは"?すること"
ととらえるのでよろしいでしょうか??
 
Preferとはどのぐらい好んでいる状態なのか、
イメージがつきにくいです。
Likeとはどう違うのでしょうか?
 
教えてくださいm(_ _)m??
 
 
【花井からの回答です♪】
 
prefer はラテン語から来ていて、
意味は like better で、動詞そのものが
副詞の比較級を含んだ意味を持っています。
 
 
形容詞・副詞の比較級では比較の対象を通常
than で表しますが、動詞preferではこれが出来ないので、
比較の対象を、「向き合っている」イメージのある to で示します。
 
He took out the key to the door of the house.
(彼は、玄関の戸に向き合っている鍵を取り出した
→玄関の戸に合う鍵を取り出した
→玄関の鍵を取り出した)。
 
They danced to music.(彼らは音楽に向き合って踊った
→彼らは音楽に合わせて踊った)。
 
They are standing face to face (back to back)
(彼らは〔顔と顔が〕向き合って〔背中合わせで〕立っている)。
 
preferの場合にtoを使う理由はこのようになります。
 
 
続けて…
 
I prefer to work on my own.
自営業の方がいい。
 
の文では、preferの目的語としてto work~
(不定詞の名詞的用法・目的語)を使っています。
この場合、比較の対象は文末に隠されています。
I prefer to work on my own
(rather than to work for a company).といった具合です。
 
 
preferの意味はあくまで二者を比較したうえで
「そのうち一方をより好む」という意味です。
likeにはこのような比較の意味はなく、
単純に「好き」という意味です。
 
 
【回答終わり】
 
 
いかがでしたか?
結構レベルの高い質問が毎週出てくるので、
こちらもやりがいがありますし、勉強になります。
 
みなさんも、扱ってほしい質問がありましたら、
個別のメッセージでお寄せくださいね(^^)