昨晩、夢を見ました。


夢の内容は、


大きな更衣室みたいなところで、

(行ったことも見たこともない場所)


ロッカーに抗がん剤の時の荷物を入れていました。

「やっべ!保冷剤一式忘れた!」

って気づいて看護師さんに貸してもらったりしてました。


そこから謎に電車に乗り込んで、

見たことないのになんだか懐かしい街で降りて

歩いていたら、


気持ちのいい小雨とともに、

夕空にキレイな花火が打ち上がっていました。


私はそれを見て、


「地獄のような苦しみを耐え抜いたら、こんなに幸せになれるんだー!!」


と叫んで、大泣きしていました。


嗚咽するくらいの嬉し泣きをしていました。


その瞬間に目が覚めました。(午前5時ごろ)


意味不明ですよねw



私は、乳がん発症に思い当たる原因がいくつかあって、


そのことで自分を責めに責めて、


母親として妻として娘として自分のことを最低最悪の人間だ、失格だと思い、


生きたくてしょうがないのに、死にたい、というところまで落ちました。


自分を責める思考がどうしても止められなくて


苦しくて苦しくて、


夜は2時間起きに動悸で起きたり、


とにかく精神的に限界でした。


何をしてても、病気の原因のことを考えてしまうのが辛くてたまらない毎日でした。


そんな中で今日見た夢。


なんであんなに嬉し泣きしてたんだ?不安


そしてなぜだか全くわからないんですが、


今日から気持ちが開放されたんです。

なんて説明したらいいんだろう。


「絶対治る、生きるという確信を得た」

というよりは

「どんな結果でも、それが自分の人生だ」

という感覚に近いかな…


今まで起きたことは変えることはできない。

つまりすべて運命で、

これから起きることも実は決まっているのかもしれない。


自分は長生きできるかもしれないし、

実はすぐ死んじゃうかもしれない。


でもそれに対する恐怖が消えた。

という感じです。


なんて言えばいいんだろう…


恐怖も悲しみも全て超えたというか


支配下に置いたというか(?)


悪く言えば、苦しみ過ぎて感情が麻痺したのかも泣き笑い


どちらにしても、


今日から気持ちがすごく楽になりました。


また逆戻りして苦しむ日々が来るのかもしれないけど、


こんなに楽な気持ちで一日を過ごせたのは告知以来初めてです。



カレンダーを見てみると、


告知から今日でピッタリ半年でした。


偶然なのか、なんなのかわかりませんが。


私には精神的に乗り越えるのに半年かかりました。


そしてそれは必要な時間だったのかもしれません。


長々と意味不明な話にお付き合いいただきありがとうございました。