私は完璧を目指して生きてきました。

 

10代の頃からそうだったと思う。

 

全部努力でなんとかしてきたし、なんとかなると思っていた。

 

自分の気に入らないところは

 

なんとしてでも努力で解決しようと生きてきました。

 

本当は自己肯定感が低いからだと思います。

 

他人と自分を比べては、

 

自分が最強最高になりたくて、

 

がむしゃらに生きてきました。

 

その生き方のおかげで

 

私にはもったいないような夫とも結婚できたし、

 

かわいい子供たちにも恵まれたと思っています。

 

でも、やはり無理が出てきた。

 

ありのままの自分を許せない自分がいました。

 

休みの日にダラダラ過ごすことに罪悪感を感じる様になって

 

常に動いていないと自分を責めてしまう。

 

「私はこうあるべき」

 

という気持ちが強くなり過ぎて

 

本当の自分が置いてけぼりになっていたと思います。

 

そんな時に見つかった病気。

 

「その生き方、考え方、そろそろ変えないと、死んじゃうよ」

 

って病気が教えてくれたと思っています。

 

病気になっていやでも完璧でいられなくなった私は

 

初めてありのままの自分を許してあげられたと思います。

 

他人と自分を比べることもやめました。

 

病気というこれだけの衝撃がなかったら

 

私はこのまま突っ走って、本当に突然死でもしていたかもしれない。

 

 

これからの人生を濃く、自分らしく生きるために

 

必要なメッセージを病気から受け取りました。

 

病気になってから、

 

それまで大変としか思わなかったワンオペ育児を

 

本当に、心から幸せに感じる様になりました。

 

ただただ時間が過ぎるのをこなしていく毎日から

 

今しかいない、今のこどもたちと、

 

一緒に過ごせることに感謝できるようになりました。

 

自分がどれだけ幸せか、知ることができました。

 

 

不思議なことに超早期発見できて、私は生かされました。

 

生かされたこの命、大切に生きていきます。