今日のPrologue:4周年コンサート
ついに大演壇を迎えたノイミー全国ツアー2022〝もしこれが恋ならば君しか無理なんだよ〟、ツアーファイナルとなる昨日の福岡公演にて恒例ともいうべき次の指針...サプライズ発表がありました。
≠ME_official@Notequal_ME【お知らせ🎤】 ≠ME 4周年コンサート 「≠ME 4th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」 の開催が決定しました💎!! 日時:2023年3月31日(金) 会場:東京国際フォーラム ホールA… https://t.co/jqUKnRVwx3
2022年11月27日 21:32
来る来年の3/31、〝ノイミー4周年コンサート〟が昨年と同じく東京国際フォーラムホールAにて開催される事が決定しました。
あれ?、ノイミーのアニバーサリーって2/24じゃないのって思われる方も多いと思います、そらいろも最初聞いた時は疑問符が付きました。
しかし、TwitterのTLでも多く囁かれていましたが、これはちーちゃん(永田詩央里)の復帰に合わせたのでは無いか(受験明け)可能性が高いと思います。
加えるならばなごちゃん(川中子奈月心)のドクターストップが開ける可能性も高いわけで、昨年ももきゅんの復帰を待たずして開催された轍を踏まない...そんな思いが込められているのかもしれません。
まぁ、年度末の平日という事で行けないじゃんかという悲鳴も聞こえてはいますが...。
そらいろです
こんにちわ♪
ダークサイド曲とは
“ピオニーズ”のMV公開に因んで本日ブログで取上げようと思たのがイコノイにおけるダークサイド曲の存在、一般的にはイコラブにしてもノイミーにしても王道アイドル路線というイメージからあまりなじみのある世界観ではありませんが、しかし両グループともしっかりとその歩みの中にその様な世界観を持つ楽曲が存在感を持ってあります。
ではそのダークサイド曲というものはどういうものか?という定義ですが、曲調が短調であるとか悲しい物語(失恋とか悲恋)はダークサイドに当たりません。
どちらかというと〝業〟とか〝残酷さ〟等を持った世界観の歌詞、若しくは曲調を持った楽曲でありほぼほぼ短調系メロディーを持つものが多いですが必ずしもそれに限るわけではありません。
例えばライブセトリでは所謂〝かっこいい系〟や曲調で纏められる曲、イコラブでは“いらつい”と“手遅れ”、ノイミーであれば“P.I.C”と“チョコメラ”は前者は〝かっこいい系〟であって〝ダークサイド〟ではありません。
また、イコラブではグループ分けされる時に括られる事が多い“記憶のどこかで”と“手遅れ”も、前者は同じ様に〝かっこいい系〟ではあるものの〝ダークサイド〟ではありません。
この様にまだニアジョイにはダークサイド曲(“超孤独ライオン”はやはりかっこいい系になると思いますので)が存在しないので、今回は〝イコノイジョイ〟では無く、〝イコノイ〟とさせて頂きました。
イコノイのダークサイド曲の系譜
イコノイのダークサイド曲と云えば、やはり誰もがその嚆矢となるのが“手遅れCaution”という事に異論はないでしょう。
やはり、“国歌”、そして“僕らの制服クリスマス”と王道曲が続いてきたところでのいきなりのダークサイド曲の投下には、やはり戸惑いを隠せなかったファンは多かったと思います。
一般的にデビュー曲はそのグループのイメージ通りの曲、2曲目はそのイメージの流れ、補強するもの、そして3曲目には違う一面というパターンは多用されるものですが、イコラブの場合はその振れ幅が大きかった様に思います。
例えば、イコラブがそのイメージ通りの王道パターンで行くとしたら、3曲目で曲調を変えたとしても“ズルズル”や“あのコン”的な〝悲恋〟や〝失恋〟の内容歌詞を持つ〝短調〟メロディーの楽曲、しかもミディアムかスローな楽曲を持ってくるのが常道ですが、そこに所謂〝異形の愛の形〟を提示し、しかもそれが故に傷つけあう事を描いた世界観を持つ楽曲が来た事はやはり衝撃的だったとも言えます。
その後その路線はなりを潜め“手遅れ”の次作“Want You!”ではK-POPより、且つフェミニンな目線の楽曲を投入、以降は王道曲とバリエーションを組みながら、そしてカップリングへの比率を増やしながら現在に至っています。
しかし、5枚目“ダイリリ”のカップリング“虹の素”、そしてアルバム“全部、内緒。”の収録曲“拝啓、貴方様”と少ないながらも連綿とその流れはあり(ライブでは“手遅れ”がほぼ含まれている事もあって)、10枚目“ウィークエンドシトロン”カップリングの“祝祭”からはガラッとカラーを変えて物語性を持ったダークファンタジーともいうべき世界観の路線に移行しました。
このダークファンタジー路線はノイミーに引き継がれ、“チョコレートメランコリー”、そして今作“はにかみショート”のカップリング“ピオニーズ”に至っています。
イコノイのダークサイド曲達
手遅れCaution
先にも述べた通りダークサイド楽曲の嚆矢となるべき作品であり、まだ沼落ちする前にリアルタイムでイコラブと出会った曲でもあります(もしこの出会いが無かったら、後にイコラブ落ちする事は無かったと思います)。
結構このMV生々しいんですよね(笑)...百合曲と云われていますが舞香様(佐々木舞香)、ぴとみん(髙松瞳)、衣織さん(野口衣織)の三角関係の他に、1人の男性教師を巡るなぎさん(齊藤なぎさ)と㍉ちゃん(大谷映美里)、つんさん(諸橋沙夏)、元メンバーのドロドロした関係もあります(しかもなぎさんとその3人組は奪い合っているわけでは無くそれぞれの思いや思惑がある)。
かなりお腹いっぱいの物語が繰り広げられていますが、メンバーの演技力が秀逸で見所が沢山あります(しかも、まだ初期作品)。
虹の素
沼落ちした頃にライブの動画を見ていかりんぐ(佐々木・野口)の余りに鬼気迫るパフォーマンスに度肝を向かれた曲、これがアイドル曲なのか、こんなパフォーマンスがあるのかと一気に引き込まれた記憶があります。
正解感としては“手遅れ”の続編とも云われている曲ですが、そうならば“手遅れ”で結ばれた舞香様とぴとみんは結局分かれて、衣織さんとの因縁が続いているという事になってある意味業の深さを感じます。
まぁ、ラストでは大人になった2人が再会しているシーンで締め括られるので、結局衣織さんの思いはその時は通じなかったんでしょうね。
拝啓、貴方様
“手遅れ”、“虹の素”と来てもし衣織さんのセンター作品が来るとしたらやはりその世界線の楽曲と思っていましたが、彼女の初センター作となった“君と私の歌”では素の衣織さんを出した歌詞とPOPな楽曲となってまた別の一面を我々に提示しました。
まぁ、この辺りそれをやってしまうとイメージの固定化やファンの期待という重荷、そしてパフォーマンスに引き込まれる事での闇落ちなどもあるので、やはりそこから離れると云う事は必要だったのでしょう。
しかし、ソロ作となった今作ではやはり衣織さんのパフォーマンスで期待する部分が前面に出ており、指原Pとしては彼女にこの様な世界観を歌わせたいと云う欲求はあったんでしょうね。
臆面も無くその通りの〝椎名林檎〟的な楽曲であるところも、その事を感じさせます。
この曲の魅力は決してイコラブの世界観とは馴れ合わないこと、イコラブ楽曲の中での何時までも極北という存在であるのだと思います。
祝祭
所謂、ダークファンタジー路線を開拓した楽曲で、これまでの心情的なダークサイド曲と一線を画する作品。
それでいてファンがメンバーに対して期待する事が全て詰まっているとも言える所から、正に傑作でありこの様なお遊びも出来るくらいになったんだなぁという事も感じました。
この作品で秀逸なところがゴージャスな感じと思われがちな演出なのですが、ダンスシーンを見て頂くと判るとおり物凄くB級ホラー映画を思わせる雰囲気を漂わせているところ。
ホント、これを見終わったときには監督さん判ってらっしゃるなぁって思ったものです、
チョコレートメランコリー
ノイミーの初ダークサイド曲となったこの曲、やはり3曲目でそれまでの曲調と変えてくるという典型的パターンでした。
まぁ、やはりノイミーヲタの方だとこの様な作品苦手って言う人も多かったのではないかと思います。
そらいろ的には今作が売上が大々的なプロモーションにも関わらず微増だったのはインターバルもありますが、そちらもあったのでは無いかとも思っています。
とはいえ、やはりそらいろにしてみれば大好物な作品で、なんかちー(冨田菜々風)の持っているロック系のボーカルポテンシャルを遺憾なく発揮してる作品ですし、また萌ちゃん(蟹沢萌子)の表現力&演技力の高さはこの曲で更に磨きがかかったと思っています(スーパー蟹沢タイムの萌ちゃんの怖さの演技は正に背筋にゾッとするものがありました)。
ピオニーズ
そして、最新作...まぁ、この曲に関しては昨日も書いているので割愛しますが、“チョコメラ”で示されたものが再び作品で(そしてそれ程時を置かず)取り上げられたという点で特筆すべきことなのでは無いかと思います。
先にも書いたとおりイメージの固定化に繋がるメンバーの負荷を考えると、ちょこもなか(蟹沢・冨田)のコンビによるこの様な作品はここで終わるか暫く無いんだろうなとは思いますがやはりまた見てみたいそんな気持ちにさせられます。
イコノイに於けるダークサイド落曲の特徴
歌詞では無く楽曲の面からみてもこれらの楽曲には特徴があって、基本的には様式美のメロディーとアレンジを持つ曲が多くなっています。
所謂、ビジュアル系バンドのそれであり、また第3世代以降の様式美を追求したグループの楽曲のパターンを持っています。
まぁ、そこら辺を少しかじってるヲジサンとしては嬉しいところではありますが、以前ブロガー仲間のぬくぬくさんに聞いた事があって、指原Pにその様なバンドが好きだったという話は聞いた事が無いとの事(まぁ、はやっている曲として聴いた事はあるとは思いますが)。
とすると以前“チョコメラ”の時に話していた〝ボカロ曲〟経由でという事が想像できます。
確かにボカロ曲でもその様なアレンジの曲があったりしましたし、歌詞の方に話に戻ればかなり不条理な世界観を歌ったもの多かったのでその影響の方が大きかったかもしれません。
ただ、“拝啓。貴方様”の様にあからさまに〝椎名林檎〟的なアレンジを持つ楽曲もあり、公言していないだけで先のビジュアル系のアレンジが好きと言う事も可能性としては無きにしも非ずかもしれません。
あれ?指原Pは歌詞で作曲やアレンジには関係ないんじゃという向きもいらっしゃると思いますが、作詞の一方でプロデューサーでもありますから依頼したりコンペの場合必ずこういう感じでというオーダーを出します。
そして最終的なOKを出すわけですから、少なからず楽曲の作曲やアレンジには関わっているはずなのでその楽曲の世界観は彼女が考えていると云っても良いでしょう。
ダークサイド曲の表現を可能にするもの
この様にダークサイドの世界観を持つ楽曲は全体からみるとそれ程多いわけではありませんが、その存在感はイコノイの中でも重きをなしておりグループの持つ音楽性の一つでもあります。
しかし、この様な楽曲の場合表現するメンバー達にしっかりとした表現力が無いと世界観が台無しになり、悪くすれば取ってつけた様なものになってしまいます。
つまり、こういう曲もやるんだよという事ばかりが先行してしまい、とてもかっこ悪いものになってしまいます。
欅坂46の誕生以降、その路線が高く評価された事もあってこの様な少し王道曲と異なった部分を取り入れなければという事がトレンドとしてありましたが、やはり無理してやっている感を感じるものも少なく無かった様に思います。
やはりこの様な楽曲をやる上で表現力は大切であり、イコラブに於いては全ての楽曲に於いて関わっている衣織さんやソロ作以外参加の舞香様、そしてノイミーに於いてもちょこもなかの表現力があればこそという事だと思います。
また、他のメンバーも表現力...というかなりきりになれるという強みを持っており、決して突出したメンバーだけが世界観を作っているというわけではありません。
各メンバーが持っている表現力のポテンシャルの高さ...そして、その与えられたパートや役になりきるという特性に支えられてこそのダークサイド楽曲が光る元になっていると思います。
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2020年02月04日 13:29
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2020年02月21日 17:11