【欅坂46】欅坂46・けやき坂46の楽曲と渋谷系の残照【けやき坂46】 | 坂道の先にあったのは沼〜そらいろの推し事独白論〜

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そらいろが推しグループについてヲモッタ事、カンジタ事を脈略なく呟く独白ブログです

今日は一般紙(うちは朝日ですが)の一面広告にがなちゃん達が載ってました。

来月の10/26~28に開催されるホットスタッフプロモーション40周年記念企画の武道館ライブ一般発売募集の広告です。

羅馬字は既に先行発売で購入済みですが、こうやって世間に認知されていくのはうれしいですね。

 

 

 

 

 

 

羅馬字欅です

こんにちわ!

 

 

 

 

 

ブログを書き始めて少し経った頃に欅坂46とレトロフューチャーというお題で書いたことがあるのですが、今回は90年代中盤に盛り上がった渋谷系ミュージックとの類似性について取り上げていきたいと思います。

 

 

渋谷系ミュージックとは何かという所から始めたいと思います。

90年代初頭、60年代からリアルタイムの時代までの洋楽のエッセンスを消化して作品にしていたアーティスト達の作品を当時渋谷に出始めた外資系CDショップの担当者たちがプッシュし始めた所お洒落な音楽として火が付いたムーブメントでした。

勿論洋楽だけでなく、以前からのレトロブームで取り上げられていた歌謡曲の洋楽っぽい所も和製レアグルーブとして取り入れたりしていました。

 

 

アーテイストの形態も様々で、ひとくくりには出来ない音楽性を持っていたので右から左まで色んなアーティストたちがいました。

代表的なところで言えばフリッパーズギターとその解散によって派生的に生み出された集団が中心で、筆頭として小沢健二氏が挙げられるでしょう。

おりしも映画"SUNNY・強い気持ち強い愛"で氏の“強い気持ち強い愛”が主題歌にも選ばれてますので聞いたことがあるのではないでしょうか?(まぁ、この映画に出てくる世界とは違う所なんですけどね、わずか渋谷の2、300m違う場所で全く違う若者文化が流行ってたのですよ)

 

 

そういえばこの前の漢字ちゃんが出ていた"Mステ・ウルトラフェス"に出ていた野宮真紀さんも渋谷系のコアグループのピチカート・ファイブのメンバーでした(羅馬字は滅茶苦茶好きだったんですよ)。

音楽的には今でいうと"セカオワ"あたりが一番近いですかね、あーいう様なPOPな感じです。

 

 

羅馬字が欅坂の楽曲の中に渋谷系の類似性を感じたのは、“ガラスを割れ”のカップリング“バスルームトラベル”でした。

ふわふわしたPOP感が凄く渋谷系の楽曲を感じた物です。

アレンジのバッキングの分厚さも渋谷系の特徴で(これは60年代のアメリカのモータウンレーベルの楽曲の影響)、それに少しぎこちないヴォーカルが載るという所が、フリッパーや小沢健二氏の楽曲に近い感じがしました。

 

 

このバストラユニット(仮称シグナル)の3人てそれ程歌唱力があるわけではないのですが、逆にそれがフリッパーズギター的な楽曲感を醸し出しています。

今作の“音楽室に片思い”もその路線を継承というより、より渋谷系感が深まってます。

特にサビがモロフリパーズギターっぽく、歌詞も前作の女の子からちょっと内向的なそれでも気持ちが強引な男の子になっていますのでその路線が強調されています。

 

 

ではここからその路線の曲が始まっているのかというと、一番最初に渋谷系の影響が感じられる曲がこいつなんですね。

がなちゃんの“誰よりも高く跳べ”なんですが、これもメロディラインやアレンジがネオアコースティックぽくてモロに渋谷系です。

しかもショートバージョンだと聞けないんですが、後半に出てくるエレピのオブリガードが当時多用されたフレーズですごくいいアレンジです(羅馬字はこの曲は絶対シングル曲レベルだと思ってるんですけどね、まぁ今さら難しいでしょうが)。

 

フルPVはこちらのサイトからどうぞ(自己責任で視聴してください)

https://tv.kakao.com/channel/2709071/cliplink/302274285

 

 

ここまで書いてきてすべての楽曲に携わっているメンバーがいるんですよ、もうお分かりですよね。

すべての楽曲でメインでいるのがながる(長濱)になるんですが、彼女のソロ曲はすべてこの路線に当てはまってくるんですよね。

 

また会ってください

 

100年待てば

https://www.bilibili.com/video/av12446682/

 

特に100年待てばもバックのアレンジがかなり渋谷系のものに近いです、特にエンディングのボンゴだけになって終わる部分はモロフリッパーズギターが多用したアレンジ。

まぁ全体を通して聞くと90年代の楽曲のすべてを掛け合わせた感じが強いですけどね、当時のスマップの楽曲とか。

思えばダンスもボーカルもお世辞にうまいとは言えないながるが映えるとしたら、ゆるいPOPの曲となってくると思いますのでアレンジャーさんがこの選択をしたのは間違えなかったでしょう。

 

 

そういえばながる自身もQJ135号のインタビューで"セカオワさん達の曲をよく聞いている"と言っていましたので、本人的にもしっくりはまってると感じてるのではないでしょうか?

 

羅馬字的にはすごい好きな音楽の世界観なので、バストラユニットはこの路線で行って欲しいんですけどね....仮にながるがセンターをやる事があるとすればどういう楽曲で行くのでしょうか?

この路線を聴きなれている身としてはあまり想像がつかないんですけどね(笑

 

 

 

 

 

 

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