【欅坂46】映画"響"を見てきました | 坂道の先にあったのは沼〜そらいろの推し事独白論〜

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昨日も言ったんですが、個握までヲタカツしばらく間があると言っていながら映画見て渋ツタ寄って帰って来たら日付変わる寸前という立派な終業後ヲタカツな一日でした。

 

 

 

羅馬字欅です

こんにちわ!

 

 

 

 

 

 

昨日会社の全体会議をある場所でやっておりまして、終わるの夕方だったので近くの映画館で"響"やっていたら見て帰ろうかぐらいの気持ちで検索してみました。

そうしたらなんと同じ施設内にシネコンがあってそこで"響"を上映しているとの事、当然見に行くしかないと思い足を運びました。

 

 

 

 

少し時間があったのでチケットを購入した後、フードコートで軽く食事を済ませ(たこ焼きが時間がかかって、上映15分前に出来上がるもんだから急ぎで書き込んだというアクシデントはありましたが(笑))上映時間5分前に映画館に入りました(最も、上映時間から10分くらいは宣伝流してるんですけどね)。

本当に最近の映画館は椅子が広くなりましたよね、スナック類を買って食べられるように置き場もあるし....狭い椅子で腰やお尻が痛くなったのは昔の話ですねぇ。

 

 

 

さてお客さんの入りというと、平日の夕方で雨も降りだして後なのでかなりまばらでした。

まぁ、"響"自体世間一般での捉え方としてはそこまで一般的では無いでしょうし、"平手友梨奈"自体が欅坂の真ん中の子ですからこんなもんでしょう(映画自体2000円近い金額を払うので、それに見合う作品て前もって思ってないと中々足を運べませんし)。

 

 

 

さてこの映画の関門となるのが、"平手友梨奈が演じている鮎喰響"を見るのか"鮎喰響を演じている平手友梨奈"を見るのかという事でしょう。

当然、てっちゃん(平手)としては前者なんでしょうけど、一般的なファンとしては後者になってしまうでしょう。

どちらが正解かは無いと思うのであまり気にするところではないのかもしれませんが、見方がかなり違ってくると思います。

羅馬字はそこらへんはあやふやであまり深くは考えていませんが、内面的には後者になるんでしょうね。

でなければ映画館迄わざわざ足を運ばないと思います。

 

漫画の印象や予告編から鮎喰響はかなりエキセントリックな存在として扱われていますが、普通にスエット姿で部屋でごろごろしてたり

、母親にお使い頼まれれば買い物に行ったりする普通の女の子です。

好きな作家さんがいれば敬称こそ言いませんが、握手してくださいとミーハーな面も持っています。

ただ自分や自分の大切な存在に対して悪意が向けられた時に、感情が爆発します(あくまでもクールですが)。

まぁ、小説好きという所はエキセントリックかもしれませんが(あまりにものめりこみすぎて)、その落差が意外でした。

 

 

このシーンについてtweetもしたんですが、一番好きなシーンなんですよね。

海辺で仲間たちに砂に埋められて本を読んでいるシーン、読んでいるのはフランス人作家カミュの不条理小説の傑作"異邦人"。

最初見た時に小説好きなの(月に30冊以上読む設定)に、まだ"異邦人"読んでなかったのかというつまらないツッコミを想っていました。

ただ、ここで異邦人を読むという設定が"鮎喰響"という存在を暗喩しているのかなと見終わってから思いました。

異邦人は主人公ムルソーが人からどう思われるよりも自分の感情に忠実に生きた為、人殺しの罪で裁判にかけられたときに冷酷な人物として死刑になり、最後には人々の罵声を浴びることを最後の希望にするという内容の小説です。

つまり、ムルソーを鮎喰響と平手友梨奈に投影するために、ここで異邦人を読むというシーンにしたんじゃないかなと思いました。

 

 

また、意図されている部分ではないのですが、響と文芸部の先輩凛夏の関係性がどことなくてっちゃんとずみこ(今泉)の関係っぽいなぁとちょっと思いました。

凛夏は既にネット小説で一定の評価を受けていますので、全くの親の七光りではありませんし逆にシステムをわかってるが故に受け入れることでつまらない存在になってしまう...そして、まったくの無名の存在ながら超越した文才をもつ響に嫉妬しライバル心を持っている。

しかしお互いの才能は認め合っていて、親友でもある。

すごく今までの二人の関係みたいな感じがしました。

 

 

脇を固める男優さんたちも、怪優さんぞろいですからなかなか面白いですよね。

特に北村有起哉さんがいい味出してますよね....さすが名優北村和夫さんの息子さんだけあります。

この北村有起哉さんと柳楽優弥さんは響の存在によって、本来の自分に戻る?存在でもあります。

 

 

そういえば小栗旬さんと柳楽さんって銀魂コンビですよね...丁度、銀魂2もやっているので関係あるのかな?絶妙なキャスティングです(笑

 

ラストで小説の報酬を聞くシーンがあるのですが、そこの理由がまた面白い...是非、劇場で確かめて欲しい所です。

 

さて、ラストといえば話題になっているてっちゃんの久しぶりのソロ曲“角を曲がる”、詞は秋元氏なんですが作曲があのナスカさんです。

最初ラップ調と聞いていたんですが、どちらかというとトーキングブルースかボブディランスタイルの曲という感じに思えてさすが秋元氏だなと思いました。

ナスカさんといえば、”エキセン”や“避雷針”のイメージがあったのでこういう曲調の物もかけるんだと意外に思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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