天然ヘナには当然ですが、黒い髪を明るくする力はありません。

黒い髪が明るくなるのは髪のタンパクが流れ出すくらいアルカリにして

さらに過酸化水素で脱色しなきゃいけませんから。

つまり脱色する以外には明るくならないし、当然髪は傷みます。

カラー剤にも脱色作用はあります。

昨日のお客様ですが、ヘナで明るく出ています。

ヘナ

かなり均一な色で茶色ですね。

でもこちらのお客様はかなり白髪が多い方です。

どれくらいって言うと

ヘナ

90%以上。全体に白髪があります。

ヘナの明るさは白髪の量に左右されます。

多いほど明るい色になります。

しかも、一人一人染まり易さやインディゴのブルーの落ち易さ違います。

カラーのようにこの色を塗布したらこれだけの色になるかする前に予想が立てられません。

とてもきれいな色を出すのは難しいのも事実です。

勿論、プロとして白髪が少ない人にはハイライトなどの技術や

ヘナやインディゴの比率や産地の違い製造の仕方からくる色の濃さの違いを駆使して

きれいな色に染まるように工夫しています。