1月13日(土)、午前中病院へ寄ってから、神奈川フィルみなとみらいシリーズ定期演奏会第391回を聴きに横浜みなとみらいホールへ。

























13時35分から当初予定されていたステージ上でのプレコンサートは、中村諒(トランペット)宮西純(テューバ)による二重奏E.アンダーソン/Baroque’n BrassP.スパーク/イナのための歌)でしたが、榊原徹音楽主幹小林雄太副指揮者による、本公演の演目及び副指揮者の役割にまつわるプレトーク変更

特別客演指揮者小泉和裕指揮による14時00分からの本公演、まず前半は、金川真弓ソリストに迎えてのブラームス/ヴァイオリン協奏曲
金川ソロは、2022年2月N響第1953回定期公演に於ける尾高忠明とのバーバー/ヴァイオリン協奏曲鮮烈さとはまた趣を異にしつつも

第1楽章アインガンク確固たる弾きぶり第2主題美しさ(ポルタメントを抑え気味にしていたのも好ましく思われた)、第2楽章内的観照第3楽章躍動感と、いずれも素晴らしいものでした。
小泉&神奈川フィル悠揚迫らざる音楽づくり応えていました

後半は、チャイコフスキー/交響曲第1番「冬の日の幻想」
如何にもチャイコフスキーらしい甘美さ憂愁そして第4楽章華やかさが、よく表出されていたと思います。

因みに前半ブラームス第1楽章金川が弾いたカデンツァ、演奏されることの多いヨアヒムのものともクライスラーのものとも異なっていたので(後半で第2主題が中心となる)、終演後事務局の方に尋ねたら、名ヴァイオリニストのレオポルド・アウアーの手によるものとのことでした。








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