10月26日(水)N響第1967回定期公演(10月Bプロ定期初日)を聴きにサントリーホールへ。







指揮は、Aプロ定期Cプロ定期に続いてヘルベルト・ブロムシュテット

















N響Bプロ定期では、後方プルトひな壇状にするのが通例だけれど、今回ブロムシュテット歩行配慮してかフラットに。

前半は、オリ・ムストネンソリストに迎えてのグリーグ/ピアノ協奏曲
グリーグ協奏曲は、録音放送ではそれこそ小学生の頃から何度となく聴いてきたけれど、実演聴いたのは多分35年ぶり2回目の筈。
ムストネンソロ明晰かつ硬質で、その点ではグリーグ合っていそうにも思われたのですが(北欧出身でもあるし)、アーティキュレーションデュナーミク独特で、また第3楽章意外に粗っぽく、少なくともには諸手を挙げて受け入れられるものではありませんでした。
ブロムシュテット&N響は、とりわけ第1楽章展開部冒頭第2楽章主部第3楽章副主題辺りに於いて、流石と思わせる清冽な音楽奏でていただけに、尚更その想いは募ります。
ソリスト・アンコールヘンデル/調子の良い鍛冶屋は、豊かなニュアンスに富んだ美演ではありましたが。

後半は、ニールセン/交響曲第3番「広がり」(ソプラノ/盛田麻央、バリトン/青山貴)
第1楽章・第4楽章輝かしさ第2楽章澄明さ第3楽章情熱、それらがブロムシュテット指揮のもとに、一つひとつのフレーズに至る迄何と瑞々しく息づいていたことか










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「また来年も日本でお待ちしています」…ということは、N響来シーズンブロムシュテット招聘予定しているのだろうか。
勿論実現すれば嬉しいけれど…。






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