6月19日(日)、久々に109CINEMAS川崎へ。
映画館での映画鑑賞は、2018年4月に「ちはやふる~結び」を観に行って以来、
実に4年ぶり。
今回観たのは、コロナ禍等による延期を経て漸く6月17日(金)に公開を迎えた、幕末の越後長岡藩家老河井継之助を主人公にした司馬遼太郎の小説「峠」に基づく「峠 最後のサムライ」11時20分~13時25分の回。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220618/00/nabrah/cd/14/j/o0762108015134452971.jpg?caw=800)
私の脳裏に河井継之助の名が刻まれたのは、
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220617/02/nabrah/bd/b4/j/o0266019015134016675.jpg?caw=800)
1977(昭和52)年のNHK大河ドラマ「花神」に於ける、
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220617/01/nabrah/eb/1b/j/o0640042615134010872.jpg?caw=800)
その後、近所の図書館で「峠」を借りて読み(後年になって購入)、
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また今は亡き十八世中村勘三郎丈の主演による2005(平成17)年12月の日本テレビ系列特別時代劇「河井継之助 駆け抜けた蒼龍」(2013(平成25)年12月再放送)も視ました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220617/01/nabrah/a1/11/j/o0280021015134010873.jpg?caw=800)
継之助終焉の地の福島県会津塩沢に建つ「河井継之助記念館」や、
所謂「小千谷談判」の舞台となった新潟県小千谷市の慈眼寺、
そして若き日の継之助が師と仰いだ備中松山藩山田方谷所縁の岡山県高梁市を訪ねたことも。
さて今回の「峠 最後のサムライ」(私は司馬の原作どおり「峠」のままの方が良かったのではと思うのだけれど)、事前に思い描いていた激しさというよりは、或る種の静謐さが全篇を包んでいたように思いました(勿論北越戦争の戦闘シーンは後半に出てくるのだけれど)。少々戸惑いを覚えたものの、それが小泉堯史監督の視点で描かれた侍の美ということなのでしょうか、そう思えば腑に落ちるものがありました。重厚ながらも決して過剰ではなかった加古隆の音楽もそれに与っていたかと思います。
主演の役所広司は勿論、松たか子(おすが)、永山絢斗(松蔵)、榎木孝明(川島億次郎)、佐々木蔵之介(小山良運)、そして出番は少ないながらヴェテラン勢の田中泯(河井代右衛門)、香川京子(お貞)、井川比佐志(月泉和尚)、山本學(老人)、仲代達矢(牧野雪堂)といった俳優陣が、やはり作品を引き締まったものにしていました。観終わった後、商業施設内の沖縄料理店で久しぶりに沖縄そばとオリオンビールで昼食。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220619/19/nabrah/18/3c/j/o1080060715135299764.jpg?caw=800)
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