6月19日(日)久々109CINEMAS川崎へ。








映画館での映画鑑賞は、2018年4月「ちはやふる~結び」観に行って以来

実に4年ぶり


今回観たのは、コロナ禍等による延期を経て漸く6月17日(金)に公開を迎えた、幕末越後長岡藩家老河井継之助主人公にした司馬遼太郎小説「峠」に基づく「峠 最後のサムライ」11時20分~13時25分の回。







脳裏河井継之助刻まれたのは、

1977(昭和52)年NHK大河ドラマ「花神」に於ける、

高橋英樹迫真の熱演によって。
その後近所図書館「峠」借りて読み後年になって購入)、
また今は亡き十八世中村勘三郎丈主演による2005(平成17)年12月日本テレビ系列特別時代劇「河井継之助 駆け抜けた蒼龍」(2013(平成25)年12月再放送)視ました



継之助終焉の地福島県会津塩沢に建つ「河井継之助記念館」や、

新潟県長岡市記念館

所謂「小千谷談判」舞台となった新潟県小千谷市慈眼寺

そして若き日継之助と仰いだ備中松山藩山田方谷所縁岡山県高梁市訪ねたことも。


さて今回「峠 最後のサムライ」(私は司馬の原作どおり「峠」のままの方が良かったのではと思うのだけれど)、事前に思い描いていた激しさというよりは、或る種の静謐さ全篇包んでいたように思いました(勿論北越戦争の戦闘シーンは後半に出てくるのだけれど)。少々戸惑いを覚えたものの、それが小泉堯史監督視点で描かれた侍の美ということなのでしょうか、そう思えば腑に落ちるものがありました。重厚ながらも決して過剰ではなかった加古隆音楽もそれに与っていたかと思います。

主演役所広司勿論松たか子(おすが)、永山絢斗(松蔵)、榎木孝明(川島億次郎)、佐々木蔵之介(小山良運)、そして出番少ないながらヴェテラン勢田中泯(河井代右衛門)、香川京子(お貞)、井川比佐志(月泉和尚)、山本學(老人)、仲代達矢(牧野雪堂)といった俳優陣が、やはり作品引き締まったものにしていました。


観終わった後商業施設内沖縄料理店久しぶり沖縄そばオリオンビール昼食




全般ランキング



その他・全般ランキング