9/26(水)N響第1893回定期公演(9月Bプロ定期初日)を聴きにサントリーホールへ。






指揮Aプロ定期Cプロ定期同様パーヴォ・ヤルヴィ











前半最初は、シューベルト/交響曲第3番
荘重序奏快闊ながらも時にふとした陰翳を垣間見せる第1楽章愉悦を湛えた第2楽章第3楽章、ひた押しな情熱第4楽章と、ヤルヴィN響精細ニュアンスを以て描き出していました。

続いて、ラデク・バボラークをソリストに迎えてのR.シュトラウス/ホルン協奏曲第2番
期待どおりのバボラークのソロ…。アンコールブラームス共々、たおやかな弱音から豊麗な強奏迄、何と表現力豊か美しかったことか。しかも技巧に溺れることなく全てが音楽的でした。

後半はまず、ベートーヴェン/「プロメテウスの創造物」序曲
清新切れ味鋭いといった感じの小気味良い演奏でした。

最後ハイドン/交響曲第102番
第1楽章序奏清澄な響きと主部とりわけ時に葛藤を見せる展開部をはじめ、ハイドン後期充実ぶりを良く体現した演奏だったと思います。

プログラム全体を通して、ヤルヴィN響精妙なアプローチが光っていたように感じました。





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