※ 注:下記内容は2008年当時知人に宛てたメールを基に再編集したものです。

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3/8(土)、14年ぶりに奈良東大寺二月堂の修二会(お水取り)を観に行きました。

往路は「のぞみ」でまず京都へ。途中富士山も伊吹山も綺麗に見えました。









そして近鉄特急に乗り継ぎ奈良へ。





















奈良公園で暫し鹿と戯れたりした後、




































前回の経験を踏まえ、1本目の松明の点火(19時)の1時間以上前に東大寺境内に入ったのですが、
























「二月堂付近は既に満員ですので第二観覧場の駐車場から御覧下さい」との奈良県警の案内放送に唖然。
しかし半ば強引に二月堂に近付いたら、


何とかそれなりの観覧場所にありつくことができました

14年前は3/12の籠松明が上がる日でしたが、それに比べると今回は
















些かあっさり終わってしまった感が無きにしもあらず…。









帰路は近鉄奈良線で生駒山を抜け大阪平野の夜景を眺めつつ鶴橋へ出て、環状線に乗り換え大阪へ。




そして余命一週間となった寝台急行「銀河」で東京へ戻りましたが…。
大阪駅10番ホームの先端は鉄道ファンや野次馬で溢れかえっていて、「フラッシュ焚くなッて何遍も言うとるやろッ!!」(機関士の眼が眩むのでフラッシュ厳禁との暗黙のルールを知らない一般人が少なからず居た)等と怒声が飛び交う、或る種殺気立った凄まじい状況でした。























車内から見たところ横浜や新子安でもホームに大変なカメラの放列が出来ていて、




終着の東京も凄い人の波でした。











それにしても…「銀河」は私にとって奈良の想い出に密接に結び付いているだけに、廃止は先年の関西本線急行「かすが」以上に本当に寂しく辛いです。奈良探訪で何度下り「銀河」に乗ったことか…。
尤も上り「銀河」は数える程しか乗っていなかったので、今回最初で最後の上り全区間乗車をしたのですが。