ブログを訪問して頂き
ありがとうございます
朝晩涼しい日もありますが
9月とは思えない暑さで
なかなか疲れがとれない方も
多いと思います
こんな酷暑の中
暑さに弱いウサギを迎えて
大丈夫かな…
と心配しましたが
毎日楽しく過ごしています
5ヶ月で迎えた先代と違って
2ヶ月の子は
いろんな意味で赤ちゃん
店長さんの助言の通り
怖いもの知らずの
やんちゃ坊主です
うさぎを迎えてから
わたしはまた
うさぎと一緒にリビングの主
となっていますが
(節電の目的もあり)
娘もリビングに降りてくる
回数が増えています
チラッと見るだけでなく
ケージまで近寄ったり
わざわざスマホを
持ってきて
写真を撮っていました
自宅おこもり生活も
長くなると
雑談ネタも少なくなって
業務連絡ばかりに
なりがちだったので
可愛い格好して寝ていた〜
とか
新しいおもちゃに夢中
とか
写真をバンバン撮っては
娘にLINEで送って
反応があって…
うさぎさま
ありがとう
「動物がくれる力」
盲導犬 介助犬
動物が人間をサポートする
ことは知っていましたが
今回読んだ本は
教育 福祉 様々な場面での
動物がもつ力について
書かれています
日本では以前は
学校で動物飼育を積極的に
行っていましたが
今は様々な事情で
継続が困難な状況にあります
その中で
「学校犬」を取り入れている
学校の話がありました
教頭先生の飼い犬として
一緒に登下校し
学校ではお世話係を
6年生から募集
教頭先生の授業には同伴するので
全校生徒が接する機会がある
きっかけは
不登校の生徒の面会に
行った時に
犬と一緒なら
学校に行けるのになあ
と言う生徒の言葉だったそうです
導入にあたっては
多くの準備を重ね
2003年から教頭先生が
退職するまで18年間継続
被災した犬を迎えた時期も
あったとか
その教育的効果について
教頭先生は
心の教育は
数値化できるものではない
見返りを求めて
やっているのではないから
検証する必要はない
とおっしゃったそうです
どんな意味があったのか
それがわかるのは
何年も先かもしれないし
わからないかもしれない
でも動物と共に成長していく
子どもたちの可能性を信じる
著者はこの取り組みを
心に種を蒔く取り組みだ
と表現しています
他にも様々な例があります
教室で教科書を読むのは
緊張して苦手な生徒に
図書室で
犬に読み聞かせをする
時間を取り入れている学校
特別な配慮が必要な青少年が
動物や自然と触れ合う
プログラム
親から受けた虐待について
大人に語る場面で
子どもに寄り添う動物
動物を育てることで
犯罪を犯した青少年が
人生を生き直す
きっかけとなる
不登校や引きこもりの
若者たちの自立支援と
保護犬の譲渡促進を
組み合わせたプログラムは
茨城県のキドックスという
NPO法人が
行っているそうです
不登校引きこもりに限らず
人が社会で生き生きと
暮らすためには
「居場所」と「出番」
が必要だと書かれています
そこにいてもいい
受け入れられている
という感覚に加え、
誰かのために何かできること。
私たちはみな、
そのような場を
必要としているのでは
ないでしょうか
キドックスはそんな場所を
めざしているそうです
本に書かれているプログラムは
どれも素敵なものですが
簡単に普及できることでは
ないと思います
実行していくには
緻密な準備も必要ですし
運営側は経済的、精神的
余裕も必要でしょう
わたしがうさぎをお迎えしたお店は
コロナのステイホーム期間
あえて繁殖をやめ
すでに通っている顧客以外には
お店を閉じていました
ステイホームで退屈だから
と迎えて
その後雑に扱われるのが
悲しいから、と
動物の力を頂くプログラムが
一過性やブームで
終わらないことを祈りますし
わたし自身は
ペットと共にいる生活に
感謝して過ごしたいと思います