娘の不登校をきっかけに
私の価値感を大きく見直す作業ができました

まずは自分を大切に
未来は自分で決められる

自分をケアしながら
毎日穏やかに

過ごしていきたい

家族のこと自分のことで
いっぱいいっぱいの方に

ちょっとした息抜きとして
読んで頂けたら嬉しいです
 

 

ブログを訪問して頂き

ありがとうございます


GW終わりました

我が家では


毎日出かけたい人

間隔を空けたい人


それぞれのペースを

尊重して過ごしました





ぼくらの七日間戦争


作者 宗田理さん

の訃報を聞いて

「ぼくらの七日間戦争」

を借りてみました


初版は1985年ですが


今回借りたのが

2007年版で良かった


と作者の後書きを読んで

思いました


初版当時作者は


1960年代に

権力に立ち向かった

若者世代が


親になったら

情熱をなくし


競争に勝つことばかり考えて

子どもも受験戦争に

追い込んでいる


それで

子どもたちは

幸せになれると

本気で信じているのか?


親世代に向けて

この物語を書いたそうです


でもその世代には

全く響かなかった


子どもたちには

ものすごく反響があったのに


わたしはその当時

ぼくらとほぼ同世代


映画化もされたけれど

我が家でも


学校や社会に

反発するなんてえー


と煙たがられる作品

だった気がします


2007年


さらに20年経った

当時ぼくらと同世代だった

私たちも親になり始めている


宗田さん曰く


子どもたちの生活は

幸せになるどころか

いっそう不安な世の中に

なってしまった


あの当時作品に共感した

私たちも

親になったら


オムツがいつ外れる

とか

お受験

とか

相変わらず

競争している社会で

生きている


現在


若い頃の情熱を

なくしてしまった大人を


過ぎてしまった

インフルエンザ


と表している


今の子どもたちは

集団で籠城して

反発しないけれど


それぞれが

不登校や引きこもりで

各自の部屋で

何かを訴えているのかも

しれない


不謹慎な表現かもしれないけれど

インフルエンザより

後遺症の長いコロナのように


このままでいいの?

子どもたちは

幸せになれるの?


という思いは

残していかなければ

いけない気がする


私たちにできることは…


この作品は

親に向けられた作品

と思って読み直して


これが

子どもの本来の姿なのだ

と夢を躍らせてほしい


という作者のメッセージを

受け取りたい

と思いました





いろいろな版がありますが

2007年版で

作者の後書きがあるのが

この版です