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ありがとうございます



世の中には

人をカテゴライズする

言葉が溢れていて


何か困難に直面した時にも

その原因と対策を

必死で探る時に


可能性のあるカテゴリーを

探そうとしてしまいます


娘の不登校初期にも

同じような対応をとっていました



☆遠距離通学の困難さ

☆学習の遅れ


☆起立性調節障害

☆発達凸凹なのかHSPなのか

☆適応障害


どれも当てはまる

ように見えるけれど


ここさえクリアできれば

OK👌という単純でもない



カテゴリーがわかれば

楽になるかも…

と思ったのは


親の私の方かもしれません


本人はそんな

カテゴリー診断を

求めているわけではなくて


今直面している具体的な

困難を解決したい

ただそれだけだったのかも


実際に聞いたのは


電車で人に囲まれると

イヤな気分がする


想像できたことは


誰も知らない学校で

いままでの殻を破って


キャラ変しようとしたけど

上手くいかない


実は今までの私の方が

楽だったかも

でも今さら戻れない…


周りの優秀な友だちに

着いていくために


必要な勉強時間も

遠距離通学では限界


睡眠を削るしかない

それも限界



発達凸凹だとか

病名がわかれば

緩和することもあるけれど


本人は


とにかくしんどい

助けて泣くうさぎ


なんでしょうね


でも

それを即座に解決できる

魔法の薬はなくて


少しでも緩和していく

マニュアルとかトリセツがあれば


気持ちも楽になるし

長い目で見たら

解決できるのかもしれません



大舞台や人前に立つ困難


「静かな人の戦略書」

という本が話題になりました


夫が購入し、先に読んで

薦められたので

少し前に読みました


どうみても静かで

内向的な夫ですが


仕事上、プレゼンなどで

人前に立つ機会があるので


夫が読みたくなった

気持ちはわかりますウインク


この本では


人前に立ったり

目立つことが苦手な人が

大舞台に出ていく時の気持ち


そのタスクをこなすための

具体的なアドバイス

書かれています


私は今後

大勢の前でプレゼンをしたり

何か組織を背負って活動する

ことはないと思うので

望んでもいないので


実践しよう!

とは思わないのですが



昔、教壇に立った時

子どもたちの視線に

圧倒されそうになったのを


事前準備でカバーしていたな

となつかしく思いました



先日

ブックレビューの

ポッドキャストでも

この本が扱われていたのですが


「この本は内向的で

静かな人が読むのは

もちろんいいけど


その周りの人が読むと

いいよね


なんでそんなに緊張するの?

と思わずに

こんな気持ちになる人も

いるんだね

って優しくなれると思う」


との言葉に

大きく頷いてしまいました


この本の対象は

就活を控える学生さんや

まだキャリアの浅い

社会人のようですが


部活の試合前に

極度に不安定になる


練習は平気なのに

発表会当日様子がおかしい

(お腹が痛いとか落ち着かないとか)


作文は得意なのに

みんなの前で発表するのが

イヤだから書きたくない


という子どもにも

寄り添えるような

気がしました


だいぶ飛躍しているかも

しれませんけどアセアセ


もちろん内向的ながら

頑張っている夫にもねウインク


私は活発で

得意だったのに

何であなたはそんなに

引っ込み思案なの?えー


と幼少期に

母から何度も言われ


積極的に

委員だの部長だのに

チャレンジした

時期もあったのですが


とても疲れましたネガティブ



はっぱをかける前に

私のしんどさを

認めてほしいな~

と思っていました



内向的な娘が

数ある高校の中で


外部にも出かけたり

発表の機会の多い学科に進み


部活も人前で発表する

ものを選びましたが


そこで消費したエネルギーは

計り知れないもの

だったのでしょう



研究、発表、

部活は楽しかったです


と言って退学したのだから


その活動は

娘の大きな経験になった


それは事実


でも

それ以外(毎日登校する

たくさんの教科をこなす)

を両立できる余裕はなかった


それだけのこと





繊細ながら頑張っている人


繊細だけど人前に出てみたい

野心も少しある人


繊細な人の周りの人


1度手に取ってみては

いかがですか?