ブログを訪問して頂き

ありがとうございます

 

多くの人は

間違えることを怖がって

 

できるだけ間違えないように

準備をして

 

初めから正解をつかみたいと

思います

 

わたしもそうですし

子ども達にも

 

失敗させないように

 

そんなことを気を配って

育ててきました

 

いわゆる

過干渉ですね

 

 

でも

わたしの教室に

小学校低学年から通っているA君は

ちょっと違いました

 

みんなで単語カードを

カルタのようにして遊び

 

正しく発音できたら

自分のものにするゲーム

 

他の子ども達は

「正しく言える」カードを選び

確実に枚数を伸ばしていきます

 

Aくんは「自分で取りたいカード」

が数枚あります

 

正しく発音できなくても

毎回、そのカードを選びにいくのです

 

間違ったら他の子が笑う

でも、次もそのカードを選びます

 

この子、かっこいいなあラブラブ

と思いました

 

自分と違うからかもしれませんアセアセ

 

次第に

みんなもA君のお気に入りの

カードは残しておくようになり

 

今日はA君、正しく言えるかな?

と待つようになりました

 

その数枚のカードは

A君にとってお気に入りだけでなく

 

A君が間違えながら

毎回くりかえしたので

 

みんなにとっても得意なカードに

なりましたおねがい

 

 

中学生になったA君

自分のことを書く英作文でも

 

書けることではなく書きたいこと

を書こうとします

 

「英語に直すのが難しい部分は

日本語で書いてみてね」

 

と前置きをしても

自信を持って正解できる文

を書く子が多いのに・・・

 

たぶん

いつもそうではなく

 

テストとか慎重にならなければ

いけない場面では

 

正解をねらいにいっていると

思います

 

堂々とチャレンジしていける

Aくん、かっこいいですよね

 

親としては

安全に進む子の方が

楽なんですけど・・・

 

自分や我が子たちにも

同じまなざしを持っていれば

よかったな・・・

 

という後悔もすこしこめて

書いてみました