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「やわらかい砂のうえ」
寺地はるな著
主人公は
資格取得に専念するため
仕事を減らし
すれ違ったままの
恋人未満の相手も
あきらめようとします
それに対して
仕事先の初老の女性
(ドレスデザイナー)
がこう言います
「何かを手に入れるのに、
べつのなにかを諦める必要なんて
ないのよ、ほんとうは」
その女性は仕事を選んで
結婚をしなかったのです
それを指摘すると
「……それは結果として
そうなっただけ。
最初から諦めようとしてる
あなたと一緒にせんといて」
「気弱なこと言わんと、
ぜ~んぶ手に入れてやるわ
ぐらいの気概で
あなたはちょうどええのよ」
と返しの言葉
そして主人公は…
という結末を迎えます
私たちは
母親たちは
今は子育て中だから
という縛りの中で
いろいろあきらめがちです
それは本当に
自分の気持ちなのかな…
親からそう言われたから
世間がそう言うから
ということもありますよね
私はありました
子育て中は身なりかまわず
髪を振り乱して専念するものだ
おしゃれなんて必要ない
趣味の活動のために
(仕事のために)
子どもと離れるなんて
かわいそう
(子どもがかわいそうって
殺し文句ですよね)
今はそういう時代なのね~
いいわね~
(全然、ほめてない)
私は子育て中は
○○なんて我慢したわよ
(子どものために我慢した
私はエライっていう自慢なのか
牽制なのか)
頭の中でグルグル回る
そんな声に
勇気が出なくて
あきらめることもある
一方で
周りなんて、気にしなーい
とのびのびしている人をみると
うらやましい
ずるい
よくばり
なんて
マイナスの感情が沸いてきて
また
落ち込んだり
私の夫は
子どもが小さくても
コロナでも
何も気にしないタイプ
身近にそんなタイプの人がいたら
ずるい
と思っていました
実家に愚痴を言うと
上のような言葉が返ってくるか
お前が居心地の悪い家庭を
作るから、
趣味に逃げるんだ
とまで
ずるいと言う思いも否定され
さらに責任も負わされ
かなりツライ時期でした
以前も書いたかもしれませんが
娘に対しても
高校生になって
学校で色々チャレンジしたり
コロナ禍でも
工夫しながら遊んでいて
うらやましい
という気持ちもありました
やはり自分が満たされないと
あちこち不具合が
出てきますね
きっと
いろいろやりたいけど
どうしよう😖💧
と迷うタイプのお母さんは
たとえ
子育て以外の活動をしても
子どもを忘れたりなんて
絶対できない
と思います
だから、大丈夫。
よくばりバンザイ🙌
くらいの気持ちで
一緒にいろいろ
チャレンジしましょう