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先日読み終えた

 

「やわらかい砂のうえ」

寺地はるな 

 

から思ったことを

数回に分けて書きたいと思います

 

主人公は24歳の女性

 

独身で鳥取出身

 

職場や友人関係の中で

 

不器用に一生懸命生きている

 

世間的に正しいと思うことから

離れるのが許せない潔癖な人

 

でも正義感を振りかざすこともしない

 

逆にその自分の価値観で

友人や周囲の人から

一線を引かれてしまうようで

モヤモヤもやもや悩んでいる

 

恋人未満の相手の言動に

疑問を感じても

頭の中でああだ、こうだと

グルグルうずまき考えすぎて

 


結局言えなかったり

途中で焦って言葉にして

うまく伝わらずに

誤解されてしまう

 

そしてまた悩むショボーン

 

どちらかと言えば

自己表現が苦手な人間の多い

我が家を振り返り


そんな主人公が愛おしく思えます

 

この主人公が、

日々の生活で心もとなさを感じたとき

 

やわらかい砂のうえを

歩いているようだ

 

と表現されています

 

もちろんこれは

鳥取砂丘のイメージで

 

踏み出したら

足が沈んでしまうのではないか?

でも一歩ずつ進まなければいけない

そんな不安な状態のようです

 


新しい環境に飛び込むとき

期待もあるけれど


大きな不安がありますよね

 

私も実家から遠く離れた

今の住まいに来たとき

 

誰も自分を知らない気楽さ

と同時に

寂しさ、不安も抱えていました

 

以来いろいろなことが

あったけれど


今の土地に来たことに

後悔はしていません

 


娘も同窓生のいない高校を選び

期待と不安を持って

一歩踏み出し

入学しました

 


期待通りでなかったこと

(コロナ禍を含め)


思う通りにできなかったこと


いろいろあるだろうけれど

 

一歩踏み出した自分

を肯定できるように

なってほしいと思いますニコニコ



勇気を出して

新しい環境に飛び込んだ


それだけでも

大きなチャレンジだよ!