私事ですが、今日は35回目の結婚記念日でした。

義母の四十九日も終えていないので、

ひっそりと手巻き寿司で記念日を祝いました。

 

普通に家事をして、普通に過ごして。

そんな中で、音楽が心の中で鳴ります。

 

これはなんだったろうか?

ああ、そうだ…佐藤駿くんのラベンダーだ。

とても切ないメロディー。

今朝の彼の演技のようだ。

紫のもの悲しさ、細い腕の繊細な妙…。

 

そうしてお風呂に入っていると、また別の音楽が鳴ります。

これはエディット・ピアフ?

モナムール!

愛の賛歌だ。

坂本選手の力強い滑りが脳内に浮かび上がる。

 

ああ、やはり音楽が大切だ。

 

はたしてマリニンの滑りから音楽が浮かび上がるだろうか…。

 

 

けれども競技なのだからいたしかたない。

 

オリンピック。

四年に一度なのだけれども、四年に一度あるかないかのような

出来事が起こる。

 

究極の場面で試練を与える。

 

それを乗り越えないと

金メダルは勝ち取れない。

過酷な世界だ。

 

ゆづくんは二連覇だった。

今更ながらに感嘆する。

 

 

ふと思い出した。

北京OP。

 

ゆづくんのキスクラには誰もおらなかった。

それはゆづくん自身が決めたことなのだけれども。

 

あの孤高を覚えていますか?

 

あの寒々しい空気感の中で。

 

ゆづくんが舞ったことを。

 

 

仲間はもちろん大切。

切磋琢磨して。

励ましあって。

 

けれども舞台に上がるときは孤高なのです。

ひとりきりなのです。

 

だから誰よりも自分自身を信じてほしい。

練習を信じてほしい。

日々の反復を信じてほしい。

 

奇跡は起きない。

全ては普通の日常の積み重ねから起こる。

 

そうも思うのです。