昨日、昌磨君の現役引退を知った。

 

なんだろう…。

 

言葉にするにはとても難しい感情が襲った。

 

でも、やはりお疲れさまと思った。

 

昨今、いいえ、もともと昌磨君の情報はそんなに

追ってはいないけれども、

少し大人になったように感じていたのかもしれない。

 

 

周りの組織の何かがいけないのか、取り巻きがいけないのか、

それぞれのファンの思いが強いのか、

いいえ、私たちがみたこともある情景が未だ許せないのか。

 

うまくは言えません。

 

でも、あくまでそれは表に出ていたある出来事かもしれない。

 

ゆづくんはとても素晴らしいコメントを出された。

 

小学生、中学生の頃から宇野選手と共に戦ったり、

共に歩んできた身としては、どれほどの覚悟で頑張ってきたのかを

知っていますが、

少し環境が変わるだけで、これからも頑張っていくのだろうから、

僕からの「お疲れさま」は言わないでおこうと思います。  

どうかこれから先に、幸せをたくさん思い描けて、

たくさん叶いますように。

 『宇野昌磨』の理想のスケートを、ずっと楽しんでいきます。 

 普通の、年齢が3つ違いなだけの男性同士で、

たわいもない会話をしましょう。

そしてまたスケーターとして、リンクで、笑いながら本気出せる、

熱くなれる、2人にしかできない時間を過ごせる機会がくることも、

どちらも本当に楽しみに待ってます。  

「ゆづくん」として「昌磨」と世界で競技してこれたことが、

本当に幸運なことで、楽しかったです。

本当にありがとうございます。 

 これからも“また”楽しみがたくさんありますように。羽生結弦」

 

 

心が洗われます。

 

 

全日本選手権。

いろんなことがあった。

 

ゆづくん引退後は見なかった…。

 

どうせ昌磨君が優勝するのだろう…。

 

そう、思う心狭い私がいた。

 

でも、裏を返せば、

 

僕が圧倒的に勝ってやる!!

という他の若武者がいなかったのも事実かもしれない。

 

ふと思い出すのです。

 

ゆづくんが記者会見をして。

 

連盟にも挨拶に行って。

 

車窓から、見えなくなるほど、手を振り続けた姿を。

 

あの姿を。

 

 

ゆづくんはプロのスケーターになった。

前代未聞の快進撃を続けている。

 

けれども思うのです。

 

RE_PRAY公演の舞台裏で。

 

宮城公演。

 

ゆづくんが挨拶に行った。

 

スタッフはミーテイング中だった。

 

もしや各分野のチーフの方々かもしれない。

凄い人数だった。

 

これらの方のもっと何人ものスタッフがいるだろう。

 

ああ、単独公演。

 

いったい何人の人の対価を払うのか…。

 

 

だから、安易にゆづくんはもう単独公演だけでいいのですよなんて

外野は言えない。

 

FAOIでも、もしやなにかその他でも。

 

 

 

私事ですが、連休の始めに懐かしい友人からぜひ会いたいとの連絡を

もらって。

 

予定を変更して会うことにしました。

 

せっかく私の住む街にまで来る用事があって、

ぜひ会いたいとのことだったので。

 

彼女には学生時代にとてもお世話になった。

繊細な人だった。

生まれた来た意味をいつも考えている人だった。

 

母が病気になったときに、

もうどうしようもない時に、聖水を進められた。

 

私はそれにすがりたくなったのだけれども、

主人の言葉で現実に戻った。

 

 

今も彼女は何かを信じているだろうか?

 

半信半疑で会ったのだった。

 

そう思われるふしもあった。

 

偶然、何かの勉強会で一緒にいたという

他の人が突然現れた。

 

自己啓発?

 

あなたも勉強してみない?と言われた。

 

少し哀しかった。

 

銀色の指輪をしていた。

 

友も突然現れた彼女も。

それが何かはわからなかったけれども、

ここに居合わせた二人の女性が同じリングをしている。

 

平静を保とうとした。

 

私は言った。

 

うん、でも私はいいの。

今はきちんと現実を生きているからと。

 

主語のない教えはいらない…。

 

家に帰って主人に話すと、主人は言った。

 

何十年ぶりに会いたいと言ってくる友達は

金か宗教だ。

 

でも、ないがしろにしてはいけないよ。

会いたいと言ってきてくれているんだから。

 

 

ああ、なにか話がそれてしまいました。

 

 

見たこともない、主語のない話はわからない。

 

それは当人たちのみが知る。

 

そんなことを書きたかったのですが。

 

 

人はそれぞれです。

 

本当に。

 

現実を見るのか?

 

見たこともないものを妄想するのか?

 

 

私はゆづくんが愛おしく思う。

 

 

ただ、それだけです。