いろいろな情報がありますが、

ダニー・ボーイの感想を書きたいと思います。

 

 

祈りと希望をあなたへ

 

ダニーボーイでは、君は巫女ではなかった。

 

ひとりの青年だったように思う。

 

 

この衣装はゆづくんが動くたびに白い肘がみえて、

そこからの指先がとても美しかった。

 

下半身はしっかりと大地に根をはって。

けれども、このプログラムをとても可憐に見せているのは

指先だと思った。

 

人差し指、中指、指の一本、一本で見事に表現している。

 

どんな時もその指先が見事だ。

 

イナバウアー、とりわけ後ろ手のスピンの時でさえ、

指は物語を語っていた。

 

だから何度も再生して、指先だけを見たりしたのだ。

 

指先の動きに魅せられたのだ。

 

 

誰かと比べてはいけない。

 

けれども今のフィギュアスケーターでプロ、アマを問わず

これほど指先で語る人がいるだろうか。

 

そうも感じました。

 

 

演技後、物凄い汗が光っていた。

 

ああ、君は人として、舞い切った。

 

人々に祈りと希望をもたらしたのだ。

 

その後の足の運びがとても美しくて、

 

ひとふみ、ひとふみ、噛みしめているようだった。

 

 

ディビッドさん、素晴らしい振り付けをありがとう。

 

そうして、振り付けを超えて、見事に表現しきったゆづくん、

ありがとうございました。

 

なぜか、白いユリを思いました。

 

純潔で、無垢で、高貴で。

 

聖母マリアの象徴であることが花言葉の由来らしいです。

 

 

 

さて、人とはこんなに素晴らしい公演のあとも、

次を次をと求めてしまうものなのですね。

 

RE_PRAY宮城公演。

札幌でのライブビューがとれました。

 

埼玉、佐賀、横浜とゆづくんの旅をライブビューで、

追い続けました。

 

最後の宮城公演も、現地ではないけれども、

 

私も一時間半、列車に乗って、旅をして、

ゆづくんのRE_PRAY宮城・凱旋公演を見届けたいと思います。