RE_PRAY佐賀公演第一日目、やっと全編を見ることが出来ました。
何と言ったらいいのでしょう。
自分の浅い思いを反省しました。
あれは1月12日のことだった。
11月後半から、12月から心を傷つけられるいろんなことがあって。
そうして能登の震災が起きて。
とてもとても言葉では表しきれない日々だった。
1月12日から佐賀公演がある。
これは決められたことだ。
街は歓迎ムードでほとめいていました。
そんななかでの、今年初めてのゆづくんの公の場だった。
ライブビューは14日でしたので、皆さんのXの情報だけがたよりでした。
ジャンプの調子が悪かったらしい。
鶏蛇では、階段を這い上がった。
髪がくしゃくしゃに乱れて、でも可愛らしかった。
扉が開かずに、ゆづくんが即興でGoliathを舞ったらしい等。
第一部というのでしょうか。
とりわけアップの表情が多かったかもしれない。
けれども、心を隠し、鎧を纏っているかのようだった。
自然と一体になる風が吹くホープ&レガシーでさえ。
無表情…。
上手い言葉がみつかりませんが、
人は本当に哀しい時ほど、無表情になると聞いたことがあります。
感情を表に出すことが出来ないほどの深い哀しみ。
クジャ様。
ゆづくんはもうひとりきりで、何処か別の世界に行こうとしていた。
右手の衣装に何か不具合があったのか?
それとも、腕を痛めたのか?
けれども、あのまくられた生身の腕が君と私たちを繋ぐ唯一の糸
だったのかもしれない。
君は少しずつ、生身の心と、体を見せ始めていたのかもしれない。
第二部
けれども、いつか終わる夢RE、とりわけ天と地のレクイエムでも、
まだ君は凍ていた。
哀しすぎて、傷つきすぎて、顔に表情が出ない。
ただ、ただ、雪のように美しく白かった…。
それが反って哀しさを倍増させる。
物語が進んでも、あの夏へになっても、水はゆづくんを温めきれていなかった。
春よ来いでさえ、花はピンク色に染まらなかった。
ゆづくんを、ゆづくんの感情を揺さぶって、
我に返らせたのは、第三部のゆづくんのMCが始まってからの、
観客の熱い声援、心からの応援のバナーではなかったか。
あの日の観客の応援がゆづくんを蘇らせたのだと思いました。
レットミーの楽しさ、
SEIMEIのコレオの歓声、
ロンカプ後の私は最強。
ドアが開かなかった…。
これは偶然か必然か。
開けて、ねえ、開けて。
そうよ、ゆづくん、君の心を開けてほしかったんだ。
それが叶った瞬間だった。
君の開けた心は、殻を破った心は、その後のRE_PRAY横浜公演、
そうしてノッテステラータ公演へと繋がっていった。
だからあの佐賀公演第一日目はとても大切で、
未来へ繋がる架け橋だったのだと思う。
ゆづくんのファンは凄い、強い、温かい。
ゆづくんが愛おしく、かけがえのない人達なのだ。
ゆづくんに勇気をいただき、ゆづくんに、勇気を与える存在なのだ。
だから、もう誰、彼ではない。
ファンはゆづくんを応援するケツイ。
ゆづくんに応援の旗を振る!!
それだけでいいのです。