ゆづくん、

テレビ朝日ビッグスポーツ賞 スポーツ放送特別賞受賞おめでとうございます。

勝手な解釈ですが、スポーツ放送と言うことは、もしや放送の中で最も人々の関心を集めたとか…

そんなことにも由来するのでしょうか。

 

「こんにちは、羽生結弦です。いつも応援ありがとうございます。

今シーズンはグランプリシリーズで2勝し、久しぶりにグランプリファイナルにも健康な状態で

出場することができました。グランプリファイナルでは悔しい思いもしましたが、

その悔しさをバネにさらに頑張っていきたいと思います」


 「今年は“限界の5歩先へ!”という誓いを立てました。

つらいことがあったり、苦しい部分も増えてきました。

それでも限界に挑んで、それを超えるだけじゃなくて、さらにもっともっと先にいきたいと思っています。

これからも頑張ります。応援よろしくお願いします」

 

うれしい力強いコメントですね。

 

GPF後のコメント。

そうして、きっと全日本後のコメントでもあるのでしょう。

 

5歩先へ!という言葉に、

もしや世選後も競技を続けてくれるようなニュアンスを感じて…。

素直に喜んでいいのですよね。

 

そうしてこの5とはなんぞやと勝手に深読みしてしまって。

1歩ではなくて5歩。

ああ、たくさんの難題を超えようとしている。

技術の限界への挑戦、表現のさらなる進化への挑戦、目に見えない何かへの問いかけと答え、

ジャッジへの挑戦、体力の限界の挑戦?(これで5?)

いいえ、そんなことではないのかも…もっともっと深いのでしょう。

 

“限界の5歩先へ!”という誓い。

目標なのではなく、誓いなのですね。

 

 

 

さて、ふと幸せなゆづくんのキスクラを見たいと思い立って。

今朝、カナダ杯のoriginをリピートしてみました。

 

ああ、あの舞は、蝶がゆづくんの背中で輪舞したのだった。

そうして連続ジャンプで凄い得点を叩き出したのだった。

 

キスクラでゆづくんは、プーさんの頭を撫でて、確かグッド・ボーイと言ったのだった。

時間を経ると、少しだけ辛くもなったりしたけれども。

GPFではそのプーさんのみがゆづくんの傍らにたった一人でいてくれたりしたのだけれども。

 

それもこれも大切な経験だった。

だから、今年の誓いがあるのですね。

 

考えてみると、今のジャッジの不確かな部分が

ゆづくんのみに充てられている気がします。

 

でも、それがある意味、ゆづくんを奮い立たせるツールなのかもしれません。

フィギュアのアイコンだからこそ、越えなくてはならない大きな壁。

 

ゆづくんにのみ与えられた大きな壁。

ここに扉をつけるのも、また、ゆづくんのみなのかもしれません。

 

理不尽だからこそ余計に。

ゆづくんがこじ開ける運命なのかもしれません。

 

 

夏のアスリート達よ。

さあ、OP本番ではどうでしょう?

いろんなものがのしかかってくる。

 

メダルを採ればいいのではない。

その後に、理不尽が襲い掛かるのだ。

さあ、その後、どうなさる?

そんな立場になったなら。

 

 

今朝、こちら北の地はとても寒くて-17度くらいだったと思います。

街にけむりが立ち込めるのです。

 

白い靄の様な、霜の様なものがゆらゆらと。

 

本当に厳しい冬。

 

この極寒では、クリアファイルクエストはあきらめました。

 

だから、私はアスリートのゆづくんを思います。