概ね8月いっぱいのGoogle新型コロナ感染予測8/1~8/28が8/3に公開されました。
新規陽性者予測数の多い上位10都道府県についてグラフ化してみました。
加えて東京都についてのみ入院、宿泊療養、自宅療養、入院・療養調整中の患者(死亡・回復を除く)予測も重ねてグラフ化しています。
※予測データのモデル詳細は、本記事の最後を参照してください。
※グラフ化の方法は「Google一般公開データからの新型コロナ感染予測(新規陽性者数/東京・大阪・北海道・神奈川)」を参照してください。Googleデータポータルでは、下記制限があるため今回のグラフ表示では折れ線グラフと複合グラフの重ね合わせを行っています。多少表示が見にくいですがご了承ください。
・複合グラフについては内訳ディメンジョンが表示できない
・Excelのようにピボットテーブルをグラフ化することはできない
8月1日から8月28日までの予測のレポートを下記に載せます。
[考察]:
前回の激増したAI感染予測(Google新型コロナ新規感染者予測7/11~8/7東京、大阪、神奈川、千葉、埼玉他)は、概ね妥当な予測結果となってしまいました。
今回の8/3公開の8/1~8/28までの予測では、東京都の8/28の1日の新規感染者予測は2万8千人とさらに増加しています。
同様に、入院、宿泊療養、自宅療養、入院・療養調整中の患者(死亡・回復を除く)予測については、8/28には17万人を超えています。
また首都圏に加え大阪、福岡が東京の影響を受けています。
政府に期待できることはワクチン接種の加速と自宅療養の設備充実くらいでしょうから、じっとして通り過ぎるのを待ちましょう。
オリンピック期間が終了しても入院が出来ないために亡くなる方が一人も出ないことを祈ります。
[参照資料URL]:
※Google COVID-19 感染予測 (日本版) の公開について
※目的・予測モデルの概要: COVID-19 感染予測 (日本版):ユーザーガイド
※予測モデル、モデルの開発に使用された方法論に関するホワイトペーパー: Interpretable Sequence Learning for COVID-19 Forecasting