鉄道沿線の風景 芸備線の第16回です。
( 2012年・2020年の撮影です)
甲立駅(こうたち)駅
広島県安芸高田市甲田町
起点駅 備中神代駅からの距離 106.5km
ここから向原駅までは安芸高田市内の駅です。(2012年撮影)
吉田口駅(よしだぐち)駅
広島県安芸高田市甲田町
起点駅 備中神代駅からの距離 109.9km
吉田口駅 駅舎(2020年7月撮影)
こちらは2012年の料金表。廃線となった三江線の料金表示もまだあります。
吉田口駅 の吉田 は、毛利氏の居城跡 郡山城跡のある 安芸高田市吉田町です。ただしここから吉田町は距離があるうえ、バスの便数が少ない。
かつては急行列車の一部が停車していました。
広島方面
2020年7月の水害で現在この区間は、今月末ころまで不通区間となっています。
三次方面
吉田口駅~向原駅間。この写真の左中ほどの線路の傍に、この地点が日本海・瀬戸内海へ、川の水が分かれる「分水界」である事を示す標柱があります。(2012年撮影)
標高210メートル地点の 分水界 通称「泣き別れ」
ここから瀬戸内海に向かう 太田川水系 と日本海に向かう 江の川水系とに分かれます。地図を少しズームアウトすると、この付近に「戸島川」と「三篠川」の2本の川が流れています。戸島川は北に流れ、吉田口駅付近で江の川と合流、日本海へ流れます。三篠川は南下し太田川に合流して瀬戸内海へ。
芸備線はこれから先しばらくは、三篠川に沿って広島方面へとなります。
分水界の地点から 広島方面を。ここから 少し下りになっています。
泣き別れ付近を走行する、急行「みよし」。芸備線は現在 急行は廃止となっております。
今回は以上です。次の駅は向原駅 からです。
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